フィルターに放射能
以前「花粉フィルターに放射性物質が溜まる可能性大」と紹介した。チェルノブイリの際の放射能汚染について書かれた「ベルリンからの手紙」によれば、クルマのエアフィルター(この場合、エンジンの吸気系に装着されているもの)に驚くほど放射性物質が付着していたという。日本は全く心配ないのだろうか?
海外の研究機関が福島のクルマのエアフィルターの放射線計測をしたところ、高濃度のセシウム、ストロンチウム、プルトニウムを検出したそうな(東京のクルマからもプルトニウムを除く放射性物質が検出されている)。「ベルリンからの手紙」の時に存在しなかった花粉フィルターを検査したら、当然凄いと思う。
注意して欲しいのはプルトニウム。フィルター=放射性物質吸収装置。ホットスポットを走ったクルマの中には取り扱い厳重注意レベルの放射性物質をフィルターにため込んでいるケースもあるだろう。ここからはクルマ関係者に。整備などでエアエレメントやポーレンフィルターを交換する際、十分注意して頂きた
く。
エアエレメントの汚れを床で「ぽんぽん」した時のホコリの中に大量の放射性物質が入っている可能性あるからだ。交換する際はフィルター付きのマスクと使い捨ての手袋を付け、風上から作業しホコリがたたないよう扱い密閉したビニール袋に入れること。微量でもプルトニウムを吸い込んでしまったら肺ガンです。
自動車メーカーもディーラーのサービス部門に対する情報を流すといい。福島県のディーラーでエアエレメントとポーレンフィルターの放射線チェックをすれば
十分なデータが取れる。危険性のないレベルなら「心配なし」と発表し、危険なレベルなら通達を。放射性物質が付着したのはメーカーの責任じゃありません。
・ECOカーアジアは「けん引充電2」
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やっぱりそうでしたか…。
N95のマスクなら、放射能を吸い込み防止に役立つと聞いてから、ウィルスぐらいも取る車のエアコンフィルターは大丈夫なのかなって、最近思ってた所です。
牛のわら餌じゃないですが、広範囲に放射能が飛散している現状を物語ってますね。
(>_<)
貴重な情報をありがとうございます、フィルター,思いもかけませんでした。
知り合いの自動車屋さんへ言おうと思います。
大変ありがたい情報をありがとうございます。気おつけます。しかしなんだかなぁ政府は最初からデマ嘘つきまくりで、今現在だんだん酷くなってますよね。都内近郊でもいろんな放射性物質は検出されるし… 過度なヒステリックぎみにパニックにならないようするのも大切ですが、あまりに大手の記者クラブ、マスコミも一緒になって国民を騙すのは…殺人に等しいですね。この国総理おろしをしたいらしいけど次にやりたそうな政治家はいないし、経団連も自動車関連メーカーも大変ですよね。本当に頑張ってほしいです。 民主主義なんで結局選んだ有権者ひとりひとりにも責任ありますね。反省します。
沢山走って沢山貯めて適切に処理出来れば、
浄化できるということですよね。
ストイキとすると、ガソリン1リットル当たり、
およそ9000リットル(手計算、間違ってたらスイマセン)の空気を
吸い込むはずなので、地面近くの空気が
結構フィルター通ってるということですね。
原発から吐き出された量から比べると
たいした量ではないのかも知れませんが。。
さねさんじゃないけど、地震直後のアメリカやフランスの対応が正しく、早い時期にIAEAの認識も正しいなんて、悲しいかな同胞、自分が住んでいる国の政府が信用出来ないなんてあまりにも悲しすぎます。
役所でガイガーカウンターを貸し出しているので、どんな数値や結果は判断できませんが、クルマのエアフィルターを確認してみます。
大きな値が出たら、国沢さんに直に連絡してもよろしいでしょうか?
諦めもありますが、やはり見えない恐怖は恐ろしいです。
これはエアフィルターがちゃんと機能しててくれて良かったという話しですね。朗報です。ありがとうございます。
タイトルは「フィルターに放射性物質」のほうが適切だと思います。意味が違ってきますね。
福島の整備士さんは、件のフィルターとタイヤを触るのに細心の注意を払ってるそうです。なるほど、県内ではタイヤも取り扱いが難しいんですね。
ご指摘されるまで見逃してました。拡散するには良い情報だと思います。エアフィルター外して測定したら凄い事になりそうですね。ホコリは1キログラムあたり何ベクレルぐらいになるんでしょうか?恐らく、原発事故前は許可をとった人しか扱えないレベルの数値になると思います。
九州電力定期検査時の被ばく実績
http://www.kyuden.co.jp/nuclear_radiation_eikyo1.html
原発の定期検査の被曝は、三ヶ月程の期間で、平均で一人当たり1ミリシーベルトぐらいです。実際は最も被曝する人と被曝しない人との差は相当あるらしいですが、それでもリスクを承知の上での仕事としての被曝です。
政官業&学(御用学者)&報(記者クラブ)のペンタゴンは、どうも信用できないので、
小出裕章さんや武田邦彦さんのサイト等から放射能のことを知り得ましたが、
こういう御指摘は初めてで、皆さんと同様眼から鱗で、為になる情報に感謝しております。
内陸で地震被害はなかったですが、故郷山形の知人に知らせてみようと思います。
7月中旬、東京から南相馬市(21キロ付近)に家族が仕事で1日だけ出掛けたのですが、その次の日、洗車もせずにその車に同乗し、また忘れ物を渡すのに車の後ろを追いかけたのですが、車内やタイヤ、排気ガスなどにプルトニウムのような危険性の高い放射性物質が付着しそれを吸い込んだか心配です。子供も一緒にいたので尚さら心配です。
少しこれは考え過ぎでしょうか?不安です…