バカの壁
「バカの壁」の著者である養老孟司という人は、もう少し現実的かと思っていたら「禁煙運動するより自動車禁止運動をしろ」
だって。文化人と称される人の中に、こういったお伽の国の中に住んでいる人が多い。御自分で全くクルマに乗らない、というなら「御説承ります」。でも自動
車文明の中で暮らしているハズだ。
八百屋の商品やサカナや郵便も飛行機や鉄道やフネで運び、そこから飛脚や荷車によって届けられたもの以外は受け付けない、と仰るなら解る。そもそも生活の必需品である自動車と「人に迷惑を掛ける」という個人エゴである暴走行為と同じタバコを同列に扱うというアタマの構造が理解できぬ。
暴走も喫煙も、もっぱら個人のエゴである。もっと言えば人前で高らかに放屁するのだって同列。「そのくらいガマンしろ!」
と押しつけることは今や無理でしょ。そもそも「絶対禁止だ!」と言ってるんじゃない。サーキットを走れば速いほど尊敬される。タバコだって迷惑を掛けなければ素晴らしい文化だと思う。
ちなみに暴走行為はとっくに規制されているし、厳しい罰則もある。暴走して事故を起こしたらウムを言わさず牢屋行きだ。それを考えれば、喫煙行為に対する処遇は恵まれてます。子供が多い地域で歩きながら喫煙したって2千円のペナルティ(減点無し)。吸い殻を棄てたってキップ切られませんから。
お伽の国かお花畑か解らないけれど、そんなトコロに住んでいる人達がクルマ関係の法案や税制に携わるのはカンベンしていただきたい。ここにきて軽自動車の税制が税収増の対象になっていると聞く。景気悪いし、トヨタまで軽自動車を販売するようになる。ホンダは軽自動車の売り上げ大幅増を狙う。
並行して減税の対象であるハイブリッドカーなどの販売比率が上昇。貴重な税収源であ
るガソリン諸税も減収一方。税金をほぼ負担しない電気自動車も増えていく。このあたりで軽自動車の税金をなんとかしなければならない、と考えるのはお花畑の中に住む人なら誰でも考える。 どじょう首相、どう動くか?
・ECOカーアジアは「電池容量8倍! 自動車革命か?」
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自動車会社は、新しい排ガス規制に対して、
技術的には非常にハードルが高い、コストとの両立が厳しい
と口にする事があっても、
タバコだって健康に悪いじゃないか?
とか言いませんからね。逆にこれ言うと信頼を失って、
会社傾くんじゃないでしょうか。
最近のディーゼル車はクリーンになりましたが、
一方で依然として黒煙をモクモク上げている古い大型車も見かけます。
こういうのは国をあげて、買い換え、クリーンデバイス装着に補助金、
車検時にペナルティをして欲しいと思う。
いつも拝見いたしております。
さて、養老猛司さんは、私も好きで各種著作を
読んでおりますが、世界が乱れて、日本に都合の
悪い時は鎖国をして日本を守れと仰るぐらいです。
また、昆虫(採集)が大変好きな方でして、
自然を破壊する、大規模開発や林道などを
毛嫌いされてます。
つまり、多少日本人が不自由して、昭和30年代ぐらいの
生活水準となろうとも、日本の文化・自然が残れば
よい。のんびりと生きていこうという考え方です。
この考え方はある意味達見とも思えますが、
日本人全員がそういう考え方になることはありません。
やはり、水は低きに流れるもの。
原発しかり、エアコンしかり、移動手段しかり、
便利なものは無くせません。
人類が生き延びる一番の方法は明治・大正程度の
智慧で止まっているべきかもしれません。
しかし私も理工系の大学出の端くれ、
それを解決するのも人類の知恵だと
思いたいものです。
あの鰌総理は財務省の役人に完全洗脳されているので、ダチョウ倶楽部の上島よりたちが悪い。
「私たちの子供、孫につけを残さないためにも今増税が必要と説く。」聞こえはいいがおまえは官僚か?
デフレの時に、増税するとただでさえ市場にお金が回っていないのに、更にお金が回収されて廻らなくなってデフレスパイラルに陥ります。過去の経験を全く生かすことができないぼんくらです。
増税で親の収入が減り、その子供は栄養失調となりろくに勉強もできず、進学も諦めざるをえなくなります。更に、若い世代の雇用が逼迫し子供を産むどころか結婚すらできなくなります。
このまま増税路線を進んでしまうと、将来を担う子供が育たなくなります。そんなことも解からないなんて。
トップがバカなら、取り巻きも皆バカ。どうしようもない。
軽自動車についても環境自動車税の導入で、増税路線まっしぐら。
ああ、いやだ。早く政権変わってほしいです。
かつて養老さんが『唯脳論』を出版した時には読んで「なるほどねぇ〜」と関心したものですが、今や唯脳論的立場や唯物論的立場やデカルト主義やプラトン主義は哲学界では「過去のモノ」ですからねぇ〜(現代哲学界では「社会的アフォーダンス理論」が隆盛ですね)。『バカの壁』は読んでませんが、だいたい内容の見当は付きます。「可もなく不可もなく常識的+@」な内容かな?ですかね。
「思想家」という人達は往々にして物事を抽象化して考えがちです。というか物事を抽象化して思考を巡らせてそこから一定の法則=理論を導き出すのが「思想家」の方々のお仕事ですから、養老さんもそういう思考パターンが本人も知らぬ間に身に付いてしまっているのに気付かないのかも知れないですね。別にそれ自体は悪いコトでも何でもないのですが。
養老さんは解剖学者ですから、多種多様な原因で死亡した(もちろん交通事故も含む)「ヒト」を何千体も解剖してきた筈です。なので「純白な思想の世界」と「ナマ臭い現実世界」のサビ分けはキチンと出来てるのかと思ってましたが…案外そうでもないみたいですね。ちょっと…いやかなり残念です。
前にも書きましたが「現行の軽自動車税制には手を付けるべきではありません」というのが私の主張です。世の中には年間7,200円の軽自動車税を何年も滞納して、あげく市町村の税務課職員と納税相談して「毎月2,000円」みたいな誓約書を作成して分割納付するしかない人達が山程います。自動車評論家の方々の中には「軽自動車に贅沢装備なんか不必要!徹底的に簡素化して「道具」に徹するべき!」なんて雑誌で主張してる方がいますが、私に言わせれば「お前はバカか!?」です。軽自動車しか買えない&維持できない、そんな人達が唯一所有出来るクルマに「快適性」を求めて何が悪いのですか? パワーウインドゥやオートエアコン、オートライト等の「あれば快適&あれば便利」を求める心理は中古のワゴンRユーザーも新車のレクサスLSユーザーも同じでしょう? そこのところを理解していない自動車評論家の無神経な発言が時たま見られるのは残念ですね。正直「イラッ」ときます(笑)。
養老さんの意見には大いに失望です。かなり株を落としたんじゃないですか? まぁどうでもいい事ですが(笑)。
「自動車禁止運動」って・・・、意図は分かりませんが、なんとまぁスゴイ発言ですね。
呼吸して二酸化炭素を排出する人間の居場所すら無くなりそうなくらい、おかしな発言だと思います。
(例えが変かもしれませんが・・・)
軽自動車税の動向に注意しておく必要がありそうですね。よく聞く「軽自動車の性能があがったから」では納得できないです。これを国民が認めてしまうと"性能が上がったものは増税やむなし"になってしまい、企業の技術力向上を押さえ込んでしまうことになる危険があると思います。がんばれば増税なんて・・・逆です。
発泡酒も同じことが言えると思います。
車から話はそれますが、ハンガリーでは通商「ポテトチップス税」なるものが導入されるようですね。目的は"健康のため"らしいですが・・・。
日本では「健康のため煙草増税」と言ってる大臣がいますが、ハンガリーを参考にしたのでしょうか。
凄い意見ですね。環境問題を考えたら一見、正論だけど…まあ普通に考えたら暴論かな。でもあながちありえなくもないのが怖いです。とある話では欧州では、車にのることが悪、自動車禁止運動がゆわれ始めてるらしいし。あっちの人は極端ですからね禁煙運動もそうだし。その人も欧州かぶれなんでしょうきっと。 しかし自動車とゆう物を考える時、限られた資源、原子力問題、まだまだクリーンな次世代技術がまだまだ完成されてない今、そうゆう意見もアンチテーゼとして聞くことも大切かなと…聞くねは本当はいやですけど。一刻も早くクリーンな次世代技術が各国をあげて完成するといいですよね。
軽自動車も含めて増税は良くないことはわかります。
しかし1000ccで約30000円の自動車税ですから軽自動車とリッターカークラスで約四倍もの税額が違うのも異常だと思われます!
ですから1000または1300までの自動車税額はせいぜい軽自動車の二倍程度に抑えても良いのではないでしょうか。
しかし、軽自動車の税額を大幅にあげるのは賛成しませんが、2割〜3割程度までの値上げは現在の財政事情から見るとするべきだと思います。
いつも楽しみに拝見しています。
せっかく専門家としてのご意見をお持ちでしたら、パブリックコメントに意見されてはいかがでしょうか。
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ご存知でしたら、すみません。
「禁煙運動するより自動車禁止運動をしろ」 って言ったというのはこれですかね。
http://www.news-postseven.com/archives/20110906_29543.html
個人の嗜好について人命をタテマエにお節介な運動をするのなら「本当に国民の命が大事だというのなら、禁煙運動より先に自動車反対運動をしたらどうか」と皮肉を込めて言ったものの様ですね。
どう読んでも本気で自動車に反対している様には読めませんが、養老先生は自動車よりもたばこの方が好き事は確かでしょう。
たばこで病気になると国保や健保などの支出が増えて国として大変ですが、交通事故で死傷者が出ても自賠責や自動車保険でカバーされるので国の懐は直接痛まないという事も有るからでしょう。