メーカーもクルマ嫌い?
このままだと日本の自動車メーカーはトヨタとルノー日産を残してヨーロッパ市場から撤退もしくは大幅な縮小を強いられるかもしれない。すでに三菱自動車などフランクフルトショーに出展しておらず。スズキは長かったGMとのアライアンスを失っており、VWとも決別したらヨー
ロッパに於ける橋頭堡を失ってしまう。
ホンダだって厳しい。早くも激賞となっている現代自動車のi30と対照的な新型シビックが売れ行きを伸ばせるなんて思えないし、次期型アコードも現代自動車のi40や、VWの基本コンポーネンツを使うセアト、シュコダ。元気一杯のGM、フォー
ド、オペルと戦わなければならぬ。そもそもブランドイメージからして消えかけている。
ちなみに新型シビックの「う〜ん」はたくさんあるけれど、例えばCピラーとドアの面なんか「どうしちゃったの?」。ドアの絞り込みとCピラーの形状が最初から合っていない。製造上の不具合でなく、設計の問
題である。こんな段差のあるクルマ、私の記憶には無い。もう一つ。「旧型とそっくり」という声も多かった。
中国車のように大雑把
2013年から攻勢に転じると言っているトヨタも暗い。目立ったクルマが無くたってモーターショーで存在感を出すことくらい出来たろう。そのためのモーターショー
かと。せっかくお金を掛けるんだから楽しい展示をしたらいい。今年はデトロイトと上海のモーターショーを見たが、いずれも面白くない。なんでここまで暗くなれるのか不思議でならぬ。
クルマに夢を持てないスタッフは即刻モーターショーの担当からハズした方がいいんじゃなかろうか。おそらく発言力のある60歳前後の人や、基本的にクルマ嫌いである現場を担当する30歳前後の人たちは「ECOが大切」だと主張するんだろう。イヤイヤ取り組むECOなんか見たくもないです。
「今回のテーマは××で、その他の要素持ってくると焦点がボケるので」みたいなことをマジメな顔をして言う人も。モーターショーなんかお祭り。いろんな出し物や屋台があってこそ楽しい。日本勢を見ると「今年は焼
きそばだけにしましょう」なんてコトをやってる。東京モーターショーじゃ楽しませてくれるだろうか?
・ECOカーアジアは「日産の悪い冗談」
<おすすめ記事>
①既存技術で美味しいアメリカ市場に浸りすぎた
②永らくハイブリッドの技術的独走が続いた
③某都知事のディーゼルパフォーマンスを真に受けてしまった
日本メーカーがそんな環境にある頃、欧州ではダウンサイジングとディーゼルに研きをかけ、韓国では打倒日本車を目指して精進していたのですね。
そもそも、過酷な自動車市場ですから、浮き沈みは当然あります。
ただ、いつもの国沢さんの激辛エールが、「送り火」の様に感じられるのは、はじめてです。
米国市場では、インセンティブで韓国車をいなせるかもしれません。
でも欧州市場において、レーザー溶接と最新のダウンサイジングで武装したVW等との勝負は、今の日本車の装備では相性が悪すぎて、勝ち目がないかもしれません。
もちろん今は負けても、次に巻き返すことが一番大事です。若い世代の力がものを言います。
そこでですよ。
だいたい今の役員世代は、若い頃にはターボやツインカムでやんちゃして、バブルでやんちゃして、上の世代に大目に見て貰ってきている訳ですよ!
たまには若い世代のハメを外してやってくださいな!
(* ̄O ̄)ノ
もうホントに、末期的ですね。車嫌いかしれませんけど、話聞くとあまりのやる気のなさに、仮にも自動車メーカーのサラリーマンなんだし失格だな…仕事しろ。ホンダにしろトヨタにしろ、あまりにも、外国勢の進化においつけず開発の人は上からはコスト削減、出世コースの確保、無難に失敗しないように立ち振る舞い、円高、国内の産業の空洞化、エリートだけど危機を感じると脆弱、て感じかな?日産は日本メーカーもう半分やめてるふうに見えるし。 ジャーナリズムも政府もハイブリッドならなんでもエコ。プリウス、リーフ世界1の先進技術!日本は10年進んでる!最高!とかゆって、自己満足に奢り。まだまだ主流の内燃機関車は燃費よく、広く、安ければ使い回しの部品集合体でまあオッケーみたいな無責任評論。この国を潰す気か!? 安く作るのも電池もエコも大切ですけど、他にも大切なことあるでしょ。自動車は燃費さえよけりゃいいとか、単純な代物でないと思うんですが? ジャーナリストも悪けりゃ、メーカーも真剣に車作る気ないんだから、負けてくはずです。日本の主要産業のひとつなんだし、いっぱい関わっていて生活してる人いるんだから、もっと真面目にお願いしますよ。 燃費自慢のプリウスや、世界を制する自動車、価値観が変わるプリウスCがある!の問題じゃないと思いますけど… メーカーは端からみて危機感なさそうだし、日本は本気だしゃなんとななる論みたいですが…実力が墜ちてるのでは?そうなることに本当に祈ります。一寸先は闇だからなぁ大丈夫かホントに?
新型シビックのCピラーとドア面の不整合は、福島第一原発の水素爆発と同じ原因だと思います。
現在の日本の大企業は、業務が部署ごと担当ごとに役割が細分化しています。その結果、自分の業務外のことは無関心。まるでお役所の縦割りそのままです。
ホンダも馬鹿ばかりじゃない、国沢さんの指摘したこと気がついた人は多くいたはずです。だけど管轄外だから言い出さない。言わない方が出世できる。
原発もまったく同じです。もくもくと自分の領分のしごとだけ専念してればいい。その結果、考え方が全員ボトムアップにおちいって全体を見通す人がいなくなってる。
このようなどうしようもない事勿れ主義を打破するには、国沢さんのような出しゃばりな人が出世できる仕組みが必要です。
国立大入試や公務員登用では、5科目70〜80点の人を不合格にして、1科目95点その他の科目30点の人を採用することが必要です。そうすれば、必要なことを自分から見出して仕事できる人が採れます。ほどほどの成績の人は、採用しても云われたことしかしませんよ。
欧州市場でしたらマツダが相性いいですね。スカイアクティブを全投入して、トヨタの塗装と内装で仕上げた車をトヨタとマツダで開発すれば良さそうです。一番の激戦区のCセグハッチバックにホットハッチからディーゼル、低燃費使用まで揃えればいいんじゃないでしょうか。レクサスレベルの塗装やレーザー溶接も加えればさらに良いですが多分赤字ですね。
現代と起亜の台頭をみると韓国の国を挙げての「日本を見返してやれ」のエネルギーを感じます。多分その裏にはこれまで日本メーカーで能力がありながら不遇な目にあったエンジニアの密かな協力があったのでは?
組織が巨大化し官僚的になるとそれに対する批判や建設的助言に対してさえ自己保全、自己正当化にエネルギーを費やし、聞く耳を持たなくなります。その昔RX-7という車ののデザインのポルシェ944との類似性を解説した評論家を出入り禁止にした田舎メーカーがあったとか… 国沢さんの苦言も客観的に見て正鵠を射ているのですが、日本のメーカーはきっと今後の取材や新車試乗の折に陰に日向に意地悪をしてくることでしょう。どうぞ負けないで日本車の品位と競争力向上のための提言を続けられんことを願います。
新型欧州シビックの画像見ましたが、私は好きですね。先代欧州シビックよりスッキリして伸びやかになった印象を受けます。フロントマスクも普通っぽくなって、地味だけど一般大衆には無難に受け入れられそうな感じですし。何よりリアワイパーが付いてる!のが個人的に高ポイントです! ただこのデザインはかなりボディカラーを選ぶな…と思いました。ホワイトはイイ感じでしたが、ブイブイみたいな(←放言でしょうか?カナブン?コガネムシ?が正しいですか? ただ私の中ではブイブイとカナブンとコガネムシは明確&厳密に区別されてますが(笑))メタリックウンコ色の画像はサッパリでした。GT-Rのメタリックウンコ色は何故か似合っててカッコイイんですが(爆)。