FT-86プレデビュー?

ついにFT-86の写真が出てきた。おそらくモデリスタのカタログを写したものだろうけれど(フロントバンパーの形状などがオリジナルと違うと思う)、そのものズバリだと考えていいだろう。デザインを見る限り、良いとも悪いとも感じない。経験上、この手のデザインは徐々に良く感じてくると私は考えます。

ft86.jpg

このホイールは19インチか?

ちなみにモーターショーに出展されていた最期のプロトタイプが以下の写真。9月のフランクフルトショーです。違いはヘッドライト形状とドアの処理くらい? 
ホイールのデザインまで似ている。逆に考えると少し見飽きたか。個人的にはアゴを張り出さない方を好む。標準車のフロントバンパーに期待したい。

ft862.jpg

ブレーキはブレンボ

すでに先行試作車が15台近くあるという。群馬のサイクルスポーツセンターでモーターショーに出展するモデルの雑誌向けの試乗会を行っているとのこと。早ければ11月10日売り号あたりから(遅くとも11月26日売り号)試乗レポートを読めるんじゃなかろうか。相当の自信作だという。楽しみです。

ちなみに生産は2月あたりから立ち上がるスバルの新工場で行う(現在サンバーを生産しているラインを入れ替える)。また、スバル仕様のBRZは販売が2ヶ月遅れるという情報も。この手のクルマのユーザーは多くないだろうから、最初にFT-86のスポンサーであるトヨタが売るというのは当然の流れ。

未確認情報ながら、車重が1150kgくらいで収まっているという。エンジン出力を200馬力だとすれば、初期型のインテグラ・タイプRくらいのスペックになる。50kg重い車重、200cc大きいエンジンでカバー出来るかと。もしかすると案外楽しめるクルマに仕上がっているかもしれません。ちょっと期待してます。

・ECOカーアジアは「自転車を車道に出すのは準備が必要

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8 Responses to “FT-86プレデビュー?”

  1. さね より:

    思ったよりカッコイイ。200馬力かあ…とうていのりこなせないな自分には。1800CC、130馬力ぐらいでリヤシートとっぱらって手回し窓で、色々はぶいて50キロ軽い格安の出してほしいです。 安ければほしい。

  2. tonpochi より:

    確かにカッコいいですね。写真の状態にドレスアップするといくらになるのですしょうかね?
    前回のモーターショーで次はこれを買うぞと思って車検を出して待っていたのですが、間に合いませんでした。発売されて直ぐに購入するよりも、一度マイナーチェンジしたくらいの方がこの手の車は良くなると思います。
    なので、それまで待とうと思います。開発プロジェクトリーダーによればFT-86のHVの存在を否定しなかったのでそのうち2020年の燃費規制に合わせて出して来るのではと思います。それまでFIT RSを存分に楽しもうと思います。

  3. 雑魚 より:

    似ているとかってわけじゃないけど、前後がRX8ぽい雰囲気に見えて新鮮さが思ったより足りないようです。
    古いスープラの方が、まだ未来的に見えます。
    中身も大切ですが、スポーツカーには新鮮さや見た目だけのインパクトがもっと必要だと思います。
    でる前から終わってるような気がします。
    やはりトヨタはスポーツカーが苦手で、せっかくの過去のレビン、セリカ、ソアラ、スープラあたりの資産を全く活用できていないと思います!

  4. ほうき星 より:

    市販型の鼻先は、標準バンパー次第ではすっきりまとまりそうですね。
    一方のリヤは・・・どこかで見たような気がしていたのですが、BMWのZ4とそっくりなような。CLKそっくりソアラとか、BMWそっくりMarkXとか、過去にもいくつかありますが、素人目にもわかる他所から借りてきたようなデザインはいただけません。

  5. samine より:

    平成のハチロクですね!写真見て直感的にそう思いました[E:happy01]
    スープラの方が未来的とは、私は正直思いません。顔ツキはなかなか未来的だと思います。ただトヨタのスポーツカーはどれも正直カッコ良いとは思いませんが。
    フェラーリのテスタロッサの様な美しさや599の様なカッコよさこそまさにスポーツカーらしいでしょう。コルヴェットはスタイルは良いしなかなかカッコいいけどフェラーリには及ばない。アストンもその他スーパーカー勢もそう感じます。ただ、ランボルギーニはかなりカッコいいし未来的で、パガーニもカッコ良いとは思いませんが内装は極めて豪華かつ美しいですね[E:happy01]やはりイタリアンこそスポーツカーデザインの妙技[E:sign01]
    日本はカーデザイン全てが後進国で、カッコいい車は(特にスポーツカーは)トヨタ以外でも日本車には無いと思っています。ただ、シビック・ユーロRは未来的でいいですね[E:happy01]
    スタイルが美しいこと。スタイルとディティールがシンプルなことが「カッコいい車」の基本だと思いますが、まずトヨタはスタイルがダメ(LFAなんぞ、どこも良い所がないです[E:bleah])。殆どの日本車はスタイルに何らかの欠点を持ってます。しかも無意味かつ無駄に複雑なライン・ディティールを持つ車の多いこと[E:sign01]そのため美しいと思った車は日本車にはまず無いです[E:paper]トヨタの2000GTは美しくしようとしてバランスで失敗したと感じますが、相対的には日本車の中では一番美しいんじゃないですか?それ以上美しい車はプジョー407や406など欧州には沢山ありますが日本車にはない。日本のメーカーには本当にカーデザイナーはいるのか[E:sign02][E:punch]
    イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインした奥山清行さんの様な方が既存の日本の自動車メーカーでは決してデザインに参加できないことは、日本のカーデザインにとって非常に大きな陥欠でしょう。メーカー首脳陣がカーデザインなんて素人でもできると考えているのか、カーデザイナーに一々干渉したりジウジアーロにデザインを依頼しながら勝手に殆ど作り変えちゃったり(例:スズキ・SX4)。スズキは日本のカーデザインではマツダと並んでベストなメーカーだと思いますが、彼らですらこんな態度なのですね[E:despair]いすゞのビークロスやトヨタ・FJクルーザーの様なアメリカ人によるデザイン、日産のジュークの様なイタリアにすらなかなかないユニークなデザインもありますがこれが例外中の例外で、ヨーロッパ、韓国(さえ)に大きく劣るのはまさにカーデザインに対するメーカーの姿勢に問題があるからでは[E:sign02]
    一言でいえば、デザインまで内製にこだわるのは基本的な錯誤。世界的にはカロッツェリアへの外注かカロッツェリアと内製との競争が基本で、日本だけが違うのでしょう。日本の工業デザインで自動車だけが「終わってる」(てゆーか、始まってない?)んですよ[E:heart03]
    建築デザインでは日本は世界的にかなり高いレヴェルで世界中で活躍する建築家が珍しくないし(故・黒川紀章さんとか)、鉄道車両もJR九州は水戸岡鋭治さんという天才のお陰でルネッサンス状態だし、東京メトロ千代田線や秋田新幹線の新しい車両に至ってはフェラーリと同じデザイナー(奥山さん)なのにね[E:bleah]
    日本の自動車メーカーや電機メーカーの経営者には、電力会社の様に天下りがいるのかと訊きたいですね[E:sign01]官僚並みに思考が時代錯誤で自分達の扱う分野に関する高い知見も世界的な視野もないのは正直どーかしてるとしか言い様がないですよ[E:bleah]商品に充分興味を持たず・社員に独創性が欠けていることにすら気付かないから、かのアップルの故・スティーヴ=ジョブズ氏に「日本の家電メーカーは死んだ魚の群れだ」などと云われるのも仕方ないでしょう。自動車も家電製品も同じで、現状凋落してるのは全然不思議じゃないな、と[E:heart03]

  6. 国民車アクア より:

    涙目のテールランプはスバル用だと思ってましたので、ちょっと残念ですが全体的には良いと思います。
    プロトタイプではキャビンが大きく見えてホイールベースが長すぎの感じでしたが、市販型ではプロポーションが整った感じがします。
    このデザインならタミヤさんから新製品が出るのが楽しみです。
    あとはBRZのデザインがどうなるか?ですがハチロクなら最悪でもレビンとトレノ位は違っていて欲しいですね。エンブレムとランプ類が違うだけと言うのはやめて欲しいです。

  7. オロネロ より:

    だいぶ良くなってきましたね。
    一番邪魔だと思ってたウイングとフロントのLEDが無くなって、ほっとしてます。
    しかし、
    仰る通り、フロント下部分の出っ張りが生理的に受け付けないのと、ドアモール?がもう少し下で(あるいは無しで)良いのでは?と思いました。
    エアコン等付いてないのが199万から〜
    ということで、自分には手が出せなくなってきましたが、
    こういう車が存在することが文化として重要と思います。

  8. 真鍋清 より:

    車両重量1150kg…..一見画期的なほど軽量に見えるが、なにそこには落とし穴が―そう、エアコンレスな上オーディオレス(一説によれば)の競技用廉価版(199万円)の数値で、実用に足る装備を装着したモデルだと1220kgと、このクラスにしては軽量であるにせよ驚異的な軽量さでは無い点が「アルミ製エンジンフード」他軽量設計を凝らした割には新味が薄く、失望感も免れないと思う。
    ただその反面、同車の200ps水平対向エンジンがレギュラーガス仕様で、10モード燃費14.8km/lはハイオク仕様車換算でリッター17-18km走った場合のランニングコストに等しい計算となり、そうした意味では期待以上の経済性と取れるのだろうか。
    ともあれこの新世代ハチロク、室内空間は後席はヘッドルームはプジョーRCZやポルシェ911カレラよりも遥かに広く、VWシロッコやスカイラインクーペ並みと言われ、レッグルームも生産中止を言い渡されたマツダRX-8に匹敵と実用性の点でも相当考えられていると見られ、同ボディをベースとした4ドアセダンや3ドアシューティングブレークがいっそう待ち遠しい次第だ。

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