スリックタイヤで雪道走る修行をしました~(20日)
今日も朝からテストコースで雪道修行。ヨコハマタイヤがいろんなタイヤで雪道を走らせてくれたのだった。普段、簡単にゃ出来ないような比較などさせてくれたので大いに納得したことも。タイしたもんですね、と感じたのは、見事に他社のタイヤを使わなかったこと。この手のイベント、他社のタイヤと比較して「ウチ凄いでしょ」も多いのだけれど、一切ありませんでした。
SUVに標準装備されているM+Sとスタッドレスタイヤを全く同じ条件で比較試乗したの、初めてでした。同じく全く同じブランドのスタッドレスタイヤの新品と、3年&冬タイヤとしての使用限界に近いタイヤとの比較試乗も、初めて。結論から書くと、今までの原稿、間違えていなかったっす! いやいや自社のタイヤのアピールじゃないのだから感心しきり。タメになった。
最後にゃスリックタイヤで雪道を走る、というメニューまでありましたね。タネあかしするとスタッドレスタイヤのコンパウンドでミゾを付けていないのだった。こいつでアイスバーン走ってみたら、クリビツテンギョウ! M+Sよりぜ~んぜん走れちゃう。いずれにしろスタッドレスタイヤの黎明期から今まで蓄積してきたことがムダぢゃなかったことが判明した。信じて頂いてOKす。
終了後、旭川空港に行くと「羽田の状況が悪いため、旭川に戻るか中部国際空港へ行く可能性あります」とのこと。う~ん! もし羽田から旭川に戻るとなれば、燃料タップリ残してないとならない。すなわち悪天候の羽田のアプローチは、重い状態ということでございます。重い機体で大荒れの中、勝負するなんて気持ちよくありません。でも乗るしかないワな。
離陸したら今シーズンはジェット気流が日本上空で強く、300km/hの斜め向かい風とか。よって予定フライトタイム1時間55分。羽田にアプローチすべ降下を始めたら、大きな揺れこそないものの、絶え間なく暴れ続ける。しかも高度200mくらいまで視界ゼロ。大雨なのだった。こんな時のパイロットってどんな気持ちなんでしょ。イヤなのか、案外楽しんでるのか。
私は中間くらいだったらいいな、と思う。また、コ・パイの修行にもピッタリ。独り立ちしたらこんな条件でも着陸しなくちゃならない。本日、どちらが操縦してたんでしょうか? ハードランディングを覚悟したけど、案外普通にタッチダウン。上手でした。明日の朝も羽田から大阪。だったら羽田のベンチで寝てればいいって? そうっすよね~。40年若けりゃそうした。
<おすすめ記事>