アウトランダーPHEVがやってきた(4日)

アウトランダーPHEVが納車となった。レッドでございます! トシ取ったら赤でしょう! 加えて三菱買うならレッズ、いやレッドしか考えられませんワな。考えてみたらマイナーチェンジモデル、富士スピードウェイの中で20分くらい乗っただけでした。改めてチェックしてみたら「う~ん! こんなに質感ありましたっけ?」。特にインテリアがナカナカ。

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客観的に見ると安いクルマぢゃない。わずかな出費を減らすため、どうしてリーフと急速充電器の取り合いなんかするのか? 興味深いことに自分で買ったら何となく解った。フネで言うヨットとエンジン付きのフネの関係に似てます。海の上では優先権というのが存在する。エンジン付きのフネ同士なら、右から来たフネ優先。ヨット同士でも、右から来たフネ優先。

しかしエンジン付きのフネとヨットだと、右も左も無くヨット優先なのだった。こらもう簡単。運動性能でエンジン付きのフネ優位だから譲ってやりましょう、という優しさがベースにある。もちろんエンジン付きのフネが仕事中の漁船で、ヨットは100%遊びだって同じ。電気自動車とPHVの関係も同じだと思う。どう考えたって電気でしか走れない電気自動車が弱者だ。

一方、権利というのも主張したい。PHVの導入時、急速充電器は使って当然だという流れだった。かくいう私だってベストカーの取材のため、九州まで急速充電を繰り返して行ったこともある。当時は「誰も居ない海」みたいなものでしたから。優しさもヘッタクレも不要で、とにかく自由に使えた。でも、海を共有するモノが増えれば、それなりのルールは必要。

もっと言えば、ガラ悪そうな輩が乗っているエンジン付きのフネだって、ヨット来たら避ける。アウトランダーPHEVを買える予算&環境意識を持っているヒトなら、優しさは十分持っていると思う。アウトランダーPHEV乗りのイメージが良くなるよう、考えてみたい。いや、秋に出てくるプリウスPHVも同じ。本格的な普及の前に良い関係を作りたいです。

参考までに書いておくと、夜間に余っている電力使って走れば、アウトランダーPHEVは素晴らしくECOな乗り物なのだった。100円の電気代で40kmくらい走れる感じ。太陽光発電を設置出来る家なら、組み合わせて使うことによりロングドライブを除きエネルギーの自給自足可能。このあたりの「環境に対しての優しさ」も忘れられちゃってるのが残念でならない。

サポーターの皆様に連絡です 会員掲示板のパスワード、やっと更新できました。本日から2016年スペックになります。微妙な情報もお届けしていきたいと思ってます。

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