クルマの放射線
割と性能の良い放射線計測器がググッと安価になったので購入。自分のプリウスを計ってみた。写真は花粉フィルターに最も近い助手席の前の数値。大気中が0,05マイクロシーベルト以下だったので(東京の平均は0,05マイクロシーベルト程度)、若干高い数値を示していると考
えていいんじゃなかろうか。
助手席の位置
ちなみに0,09マイクロシーベルトというと、福島原発の事故以来、高めに推移している茨城県の水戸よりわずかに高い数値。明らかに普通ではない数字である(福島県双葉郡は0,9マイクロシーベルトでケタ違いに高い)。ただ0,09マイクロシーベルトくらいなら健康に影響無いと考えていいだろう。
また、車体の中で最も高い数値だったのはワイパー近辺。ここ、0,11マイクロシーベルトありました。高い数字出る車両もワイパーやフロントガラスの窓枠、
フロアあたりが特に高いという。ということからすれば、原発の事故後、濃度の高い地域を走ったクルマの花粉フィルターは、やや心配でございます。
参考までに書いておくと、武田邦彦氏によれば0,11マイクロシーベルト以上の地域は法律的に違法であり、子供の健康に影響出る可能性あるという。花粉フィ
ルターの位置は助手席の前。妊婦さんや若い人だと心配。心配な人は放射線測定器を購入し、自分のクルマを計ってみることをすすめておく。
私が購入したのはエステーの『エアカウンター』という計測器。安価で性能も安定していると評価されている。6千円くらいで購入可能。もし助手席で高い数値が出たなら、即座に花粉フィルターを交換したい。本来ならメカニックの被ばく防止のためにも、全ての整備工場に放射線測定器を導入すべきだと思う。
追記・アンチ武田邦彦の多さに笑えました。私のスタンスは「放射線の影響についちゃ解らないので、可能な限り浴びない方が
良い」です。放射線測定器の精度や使い方については認識していつもりです。というかエアカウンターの説明書に明記されています。この件のコメントは不要で
ございます。
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ガイガーカウンター、そんなに安くなってたんですね。事故直後に探して7万くらいするから諦めていました。さっそく購入して、自分の部屋とかエアコン周りなんかを測りたいです。