バイクは新しい展開に
おそらく市販車としては世界一燃費の良い乗り物であるスーパーカブ50がフルモデルチェンジを行い、5月25日より発売される。今やカブと言っても技術レベルは高い。従来型の吸気系を見たらPGM-FIという電子燃料噴射。排気系にも可愛らしい触媒が付いており、環境対応レベル極めて高いのだった。
しかし凝った構造があだとなり車両価格23万6250円! もはや50ccの原付バイクというイメージじゃなくなってしまった。当然ながら販売台数も低迷。
ホンダとしちゃ「やっぱり高すぎたのね」。安くなければ売れない時代です。そこで新型の開発にあたり、日本での生産や部品調達をあきらめた。
中国の『新大洲本田摩托有限公司』で生産。日本に輸入することにした次第。結果、4万8300円も値下げし、18万7950円になった。約20%の値下げだから大きい。もちろん機能的には勝るとも劣らず。低中速トルクを重視した新開発のロングストロークエンジンを採用。ホイールベースも延長している。
とはいえ「原付に20万円近く出す気になれない」という人だって少なくない。加えて日本の工場が無くなれば、遠慮なく海外工場のモデルを持ってくることだってできる。先日インドで発表した『ドリーム・ユガ』なんか110ccエンジン搭載で6万7千円! 日本に持ってきて9万8千円くらいで売ったらインパクト大。
というか、そういったビジネスをしない限り2輪車の将来などない。エントリーレベルで若いユーザーからソッポを向かれたら買う人が育たないですから。もちろん安価な海外工場製のバイクが入ってくれば、日本でのバイク生産は完全に立ち行かなくなる。こらもう日本の政府(政治家を選んだ国民)の選択なのでやむなし。
客観的に考えれば前回の東京モーターショーに出展されたヤマハ『もえぎ』のようなモデルをタイあたりで生産し、10万円ソコソコで売ったら2輪大復活もあると考えます。私など1秒も迷うことなく買っちゃいます。すべてのジャンルに起死回生の一手が残っているんじゃなかろうか。諦めちゃいけません。
・ECOカーアジアは「脅威! プリウスの独走も終了か?」
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カブまでが日本から海外生産かぁー。バイク自体の騒音規制事態や免許制度や原付の排気量、他の区分の排気量制限事態が変ですから仕方ないですよね。 こうゆう行政がまかり通る日本にしたのは政治家だし、また選んだのは国民なんでやっぱり跳ね返ってくんですね。 この国の産業や未来を考えると日本人は議会制民主主義に向かないのかな? 歴史的にみても江戸幕府の終わりまでは10%に満たない武士階級が政治や行政を行っていて、袖の下などあったでしょうが、武士道精神や仕事しくじるなりしたら命かかってたから真剣にやってたんだろうなぁ。封建的制度に戻せなんてことは言いませんが、地方自治体や国家公務員などもっと国民の為に昔の人々を見習え! 政治家事態はもう日本国民全体の問題なので、できれば日本の国益を考えない人また実力や勉強不足、まともな国防を考えらない人は称政治家や家系的職業だから、みたいなでも出馬しないでほしい。政治行政がダメだと産業会も大変ですね。後経団連のお偉い人達は中国に媚びすぎかな…仕方ないけど。好きでやってる人はいないでしょうけど。外務省官僚はもっと有能な国益を損なわない、真剣に国を考える人がなるべきでしょう。ヘタレとゆうかなんとゆうか。経産省も真剣に産業を守れ! 警察が横槍いれようと、行政を変えてでも、て感じですかね…変えたくないんだろうけど個人的利益の為に。国内産業には希望を捨てずに頑張ってもらいたいです。
スーパーカブ=『庶民の足』なんですけどねぇ。この種の乗り物が〝高嶺の花〟みたいな値段になっちゃマズいですよ。
スーパーカブは昔から隠れた優等生的な存在ですからメーカーにしてみれば変な新型にはできないという心理もあったのかもしれませんが…。
国内産業全体に言える事ですが、なんでも〝低価格良品〟と云うとすぐに海外に依存したがる体質を改めて欲しいと思います。
国内でも低価格で生産できる『新技術』も技術ではないでしょうか?
今回のカブのフルモデルチェンジって46年ぶりだそうですね。ちょこちょこ小変更や小改良はされたたんでしょうが、「46年ぶり!」って言われるとやっぱりインパクトありますね! それだけ基本設計が良かったという証拠ですね。
ただ生産拠点が中国になったのは残念です。「ついにあのカブまで!」なガッカリ気分です。日本が世界に誇る超ベストセラーバイクなのですから…とは思いますが、「高いから買わないよ」では商品として本末転倒ですので仕方ないですね。むしろ「英断」と言うべきでしょうか。
私は日常生活で原付等のバイクには全く縁がありません。別にキライな訳ではないですし、むしろ「一度カッコイイのに乗ってみたい!」とすら思ってるのですが…職場のバイク好きの先輩に「バイクってどうですか?」て聞いてみるのですが、皆さん「やめとけ。俺は未経験者には薦めん。何かあっても責任取れんけんの」と口を揃えてダメ出しします。やっぱり自己責任でリスクを承知の上で乗る覚悟がないと乗れないんですね。そこがまたカッコ良くて羨ましいんですが(笑)。
PS:『エコカーアジア』のお話ですが…やっぱりカムリHV売れてるんですね〜でもSAI+HA250hと売り上げが逆転するほど売れてるとは意外でした。…ウチのお隣のお隣さんのオジサンがSAIに乗ってます。上品でキレイにまとまった品のあるデザインでこれはこれでイイと思いますが、カムリHVの様な分かり易い「押しの強さ」や「高級感」はありませんね。別のジャンルのクルマという感じです。しかし価格も燃費も動力性能含む総合性能が全て負けてるとなると、やっぱり売れなくなるんですね。消費者は正直ですね〜。レクサスは高過ぎです。
スーパーカブ、私も乗ってます。HA-02 90cc、キャブレター仕様の最終型です。
110ccの新型出たときに買い換えようかと思ったんですが販売店に止められました。
なんでもあまり回さない人はバルブにカーボンがついて圧縮不良が結構あるみたいです。
対策部品が出てるけど、交換しても駄目なみたいです。
うーん、キャブ仕様がなるならわかるんですがね、なんでPGM-F1がなるんだろうか?
おまけにバッテリーあげると充電しないとエンジンがかからないとのこと。
これは問題です、カブなんて究極の実用車なんだからキック一発でどんなときでも使えるのが正しいでしょう。
テレスコサスは魅力なんですがちょっと考えてしまいます。
まあ走行距離も14年で15000kmなんでまだまだ十分乗れるんですが。
販売店に言わせれば15000kmなんてまだ慣らしが済んだところって言われています。
本音はタイカブのDream125ccが欲しいんですが、ヤマハのもえぎが10万で発売されたら浮気しそうです。
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。