リーフ、アメリカで背水の陣
アメリカでもリーフの販売不振が話題となっている。なにしろ2012年の販売目標は2万台。なのに5月の販売台数を調べてみたら、510台。今年に入ってからの総販売台数で2613台と、本来なら1ヶ月分と言って良い売れ行き。完全に伸び悩んでます。こいつを何とか打開しよ
うと考えたのだろう。大胆な策を打ち出した。
何と! 39ヶ月契約のリース料を289ドル=2万3千円に引き下げたのだ! しかも年間1万2千マイル(1万9200km)まで割り増しなし。正確に書けば2999ドル=24万円の頭金も必要だけれど、シビックのリース料220ドルと比べても十分魅力的だ。しかもリースならバッテリーの寿命の心配をしないでOK。
ちなみに12km/Lのシビックで約2万km走ったときのガソリン代は約14万5千円(1ガロン=4ドルで試算)。電気代は上を見て3万円程度。1ヶ月あたり120ドルも節約できる。燃料コストまで考えたらリーフの289ドルって破格。ということをキッチリとアピールできれば、6月から急増するかもしれませ
ん。
いわゆる背水の陣というヤツ。日本でもこういった破れかぶれの策に出てくるだろうか? 毎月2万3千円でリーフをリースできるなら、
相当イケると思う。しかし39か月分+頭金24万円を払っても113万7千円にしかならない。289ドルのリース金額の凄さが理解できるかと。いずれにしろ今のままだと日本は厳しい。
・ECOカーアジアは「スカイアクティブって凄いの?」
<おすすめ記事>
とうとうあまりの売れなさに起死回生の一撃ですか。
うちの辺では教習所が採用していてちょくちょく見るんであんまり珍しくないです。
走っているのを見ると性能云々じゃなくてあまりの不細工なデザインが原因で売れないのじゃないかと思いますが。
ところでYahooのニュースでマツダが水素ロータリーのレンジエクステンダー式の電気自動車?ハイブリッドを発表したと書いてありましたね。まあ市販される訳ではないですが。
でも水素補充可能なインフラなんて電気充電ステーションより実現しにくそう。素直にガソリンで良いかと思いますけどね。
ロータリーだって一定回転で回せば意外と低燃費と聞きます。
家庭用のエアコンがロータリーコンプレッサーなのも一定で回すと以外に電機食わないからだそうですが。
プラットフォームはトヨタのハイブリッドなんですかね?
同じ方式のスズキのレンジエクステンダー方式のハイブリッドはその後どうなったのでしょうか?
発電用エンジンは軽自動車のエンジン使いまわしてプラットフォームはスイフト。
何も目新しいところは無いですが、だからこそ実現容易なんだと思いますが。
良い意味でスズキが得意なコスト掛けないで造るを地で行く発想だと思います。
他社だったら(特にホンダなどは)一つでも目新しい技術を入れてくるでしょう。
でもユーザーは低価格の低燃費車(ハイブリッドなど)を求めているのだからこれは大正解だと思います。
さすがにアクアやプリウスと同じ価格では売らないでしょう。
マツダもロータリーにそこまでこだわらなくとも定地走行では低燃費のスカイアクテイブなんてのがあるのだから次期デミオとかにハイブリッドで勝負すれば良いのに。
トヨタのプラットフォームじゃデミオクラスは無理かな?
話し変わりますがこのエンジンが実際に実用化されれば凄いと思います。
マツダもスカイアクテイブなんてまやかしではなくこういうエンジンを創らなきゃ。
「超高効率の新型内燃エンジンを発明」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100513001
アメリカは自動車天国らしいので、こういった魅力的な価格で電気自動車のリーフのリースが可能になるんじゃないでしょうか?日本では実現しないような気がします。
自分で確認したわけではありませんが、日本製にもかかかわらずの多くの車種がアメリカの方が割安なケースがあるりますよね?どう考えても自動車メーカーは日本の消費者を甘く見ています!
話は戻って、アメリカでは通勤用を持つなど複数所有が多いんですよね?通勤専用なら電気自動車でも全く問題ないのでは?と思います。
リーフ、アメリカでも厳しいようですね・・・
私も、今のリーフでは自動車ユーザーからは相手にされないと思います。
とにかく普通乗用車に比べて一般家庭での使用に耐えうる「実用性が低い」ので・・・
航続距離と充電時間を何とかしない限りは無理でしょう。
小さなシティコミューターとして、カーシェアとか買い物専用車、公用車、配達車としての限定的なものとしかなりえないと思います。
今のリーフ一では、般家庭用として普通の自動車の代わりとはなりえないでしょう。
また、エコカーといえば、
アメリカでは『コンシューマーリポート』誌がアクアを同誌がテストした結果、「消費者に積極的には推薦しない」という評価だったそうですね。
コンシューマーリポート誌は、アクアを推薦しない理由として、インテリアのクオリティ不足、静粛性の低さ、乗り心地や加速の悪さを指摘する。テストの総合ポイントは、同クラスのホンダ『インサイト』を下回る結果。
だそうですね。
同誌は日本車には厳しいそうですが、
私は価格もサイズもクラスも似通っている(アメリカでは同クラスです。プリウスは1クラス上です。)両車とも実物(もちろん日本仕様)に乗りました(といっても親族が所有している)ので両車の相対的な比較ですが、おおむね相対的比較として、この結果は正しいと思います。
ど素人の私の感覚に過ぎませんが、
アクアは価格の割には、ドアの内張りはプラスチックのみで生地が張ってあったりもしないで安っぽいですし、足元や頭上空間はインサイトに比べて(特に足元)狭いです。
トランクもインサイトの方が広いですし、サブトランクもあります。
実燃費はどちらも20km/l若干アクア有利かなという感じで大差なしです。
ドライバビリティは、アクアは加速に違和感があり、なじめません(慣れなのでしょうが、車として扱いにくいです。ホンダが出す2モーター式は、この違和感を無くしてくれているといいな、と、思います)。
インサイトは、とてもスムーズ(当たり前と言えば当たり前ですが、普段運転するものとしてはスムーズなアクセルは重要です)です。
あと、アクアはなんだか判りませんが、何か異音がする(初期不具合?)のと、硬く、乗り心地が悪かったです。
価格もほぼ同じですので、どちらか選ぶとすれば。相対的にはインサイトが上だと思います。
*ここまでが両車の私の相対的比較の私見です。
また、体が大きく、道路事情も違うアメリカ人にとっては、どちらも小さく、どちらも乗り心地が最高にいい、というものではないので、アメリカ人にとって「推奨しない」とされるのは仕方のないことかな、と思います。
同様に去年、新型北米シビックが同誌に「推奨しない」とされましたが、とても売れています。
私的にも、写真でみた限りでは、内装が先代より安っぽくなり、外見のデザインが変わり映えしない感じがありました。
これはホンダというブランド、シビックというブランドへの信頼が厚いから売れているんだと思いますので、送球なMCを予定しているようなので、その信頼を裏切らぬように改良してほしいですね!