アイサイト絶好調!

ECOカー補助金終了後、白ナンバーのいわゆる「登録車」は非常に厳しい状況になっている。そんな中、絶好調なのがスバル。インプレッサは販売TOP10の常連になるイキオイだし、フォレスターも滑り出し上々。レガシィだって堅調だ。2012年12月など対前年比で164,9%という圧倒的な伸びを見せた。

ちなみに全需は95,9%。アクアという強力な売り物を持つトヨタ97,7%。ホンダなんか61,1%という状況。文字通りスバルの一人勝ちといっていい。なんでスバルが売れているか? こらもう超簡単。アイサイト効果です。今の日本に於いて「事故を起こさない性能」はどんな装備より重要なのだった。

アイサイトの効能は素晴らしいとしか言えない。逆に考えれば、他のメーカーは完全に出遅れた。ECOカー補助金無くなり、売るためのツールも失っている。ホンダは軽自動車で。マツダもディーゼルで頑張っているけれど、やはり「事故を起こさないための安全装備」の出遅れは大きなテーマだと思っていいだろう。

今年はどんなクルマが売れるのか? とりあえず前半は300万円超級ECOカーの連発になりそうな展開。残念ながらアイサイトほどの効能を持つ自動ブレーキ搭載車も出てこない(特に対歩行者はボルボくらいです)。となればアイサイトという強力なアピールポイントを持つスバルの快走は当面続くかと。

ホンダはアコードPHEVから歩行者にも対応出来る自動ブレーキシステムを登場させるが、これをフィット級にまで拡大することを考えるべきだろう。トヨタは完全に出遅れたので、アイサイトをそのまんま導入したらいい思う。最も遅れてしまっている日産ながら、猛急でシステムの実用化をすすめるべきです。

明日から日曜日まで幕張メッセでオートサロン。以前はマッドなチューニングカーやドレスアップカーの競演だったものの、今やクルマ好きのド真ん中路線も多数。東京モーターショーよりワクワクします。「クルマ好きの自分」を思い出せると思う。私もベストカーのブースに3日間居ますので、ぜひともおいでください。

・ECOカーアジアは「リーフの電費はタイヤで伸びる?

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1 Responses to “アイサイト絶好調!”

  1. ナッツ より:

    ひとつ前のアメリカでのホンダ好調ってタイトルと正反対で面白いですね…国内は。
    ホンダは最近技術的にサボってるし、リーフやGTRのある日産よりもつまらないですね。

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