世界一安全なクルマ?
クルマの運転をしていて一番怖いのは対人事故である。例えコチラ側に責任なくとも大けがをさせてしまったら取り返しが付かない。皆さん「自分のケガ」より「他人にケガをさせること」を避けたいと思っているハズだ。新型ボルボV40に装備されている「歩行者用エアバッグ」は、自動車史のエポックメークだと考えます。
バンパー部についている複数のセンサーで歩行者と衝突したことを感知するや、ボンネットの後方をポップアップさせる。これでボンネットはソフトになり、同時に硬いフェンダー上面の折り返し部分へ歩行者の頭部が衝突することを防止できる。となると残る危険箇所はAピラーとワイパーの付け根。この二つ、カタイです。
そこにエアバッグを展開するのだった。50km/hまでなら相当の効果を持つという。逆に人が出てきそうな道路なら50km/h以下で走っていれば、最悪の事態を避けられる可能性大きい。加えてボルボは『ヒューマンセーフティ』というレーダー&カメラで歩行者を検知し、ブレーキ掛けるというデバイスも持つ。
・歩行者用エアバッグの動画
歩行者に対し2重の安全ネットを構築しているワケです。こらもう素晴らしいとしか言えない。もちろん搭乗者の安全を確保するシステムも厚い。追突低減自動ブレーキは50km/hまでと速度域高く、車線を逸脱しそうになったら1)自動で車線内に戻す。2)それでも逸脱したらハンドルをバイブレーションさせ警告する。
という多重防御を張り巡らす。ちなみにスモールオーバーラップ衝突は特に対応していないという。ただアコードと並び優秀な成績を取ったV60も特に対応していないのだとか。どうやらボルボの社内基準をクリアしていれば、スモールオーバーラップにも耐えられるようだ。いろんな意味で世界一人にやさしい。
ボルボ・ジャパンのWebサイトを見たら、先行予約すると20万円の安全セットが無料になるという(歩行者エアバッグと50km/h以下の自動ブレーキは標準)。安全セットの内容はボルボのWebサイトに詳しい。気になるV40の価格についちゃ2月19日に発表されるとのこと。相当の競争力を持っているとか。
・ECOカーアジアは「トヨタの2シーター電気自動車」
<おすすめ記事>
なんにしても言われなくても、テストがなくても安全性に留意し余念がないメーカーが世界にひとつでもある事は、尊敬に値しますし他メーカーは真摯に見習うべきメーカーですねボルボ。また安全だけでなく自動車として魅力的なブランドなのも凄いです。 そして彼のメーカーがアメリカ、ドイツ、日本、イタリア、フランスなどの大量生産邁進巨額利益追求してる国のメーカーじゃないところが考えさせられますね。日本も真面目にやってるんでしょうが、もうちょい頑張ってもらいたいです。こんなに国産メーカーがある珍しい国なのに… 情けない。
ボルボのwebサイト見て驚愕してしまいました。
思い描いてきた未来のクルマに限りなく近づいてきていつのではないでしょうか。
本来なら日本車が実現すべき技術なのに後塵を拝すのは理念の違いからか、大企業病なのか・・・。
ボルボ創業者の「車は人によって運転されるしたがってボルボの設計の基本は常に安全でなければならない」
日本も創業者は立派な人物が多くいたはずなのに残念です。
クルマ特に買い替えの予定ないですが、先行キャンペーンポチってしまいました。
財務省から許可が出るか微妙ですが;;
日本のような交通事情にこそ必要な技術なので日本車ももっと頑張ってほしいですね!