ダットサン登場!
復活するダットサンブランドのトップバッターとなる『GO』の実車が発表された。ホイールベースやシルエットから考えるとマーチをベースにしている模様。搭載されるエンジンは1,2リッター3気筒(5速MT)で、予想以上に排気量大きい。価格も40万ルピー近いらしいから、少なくともエントリーモデルという位置づけじゃないと思う。
ちなみにインドでのエントリーモデルは『アルト800』クラスです。日本の軽自動車用をベースにした3気筒800ccエンジンを搭載しており、ベースモデルで24万4千ルピー(約41万円)。40万ルピーと言えば67万円。日本の貨幣感覚からすれば、アルト800の244万円に対し、ダットサンGOは400万円というイメージ。
トヨタ・エティオスやホンダ・ブリオ、日産マーチも40万ルピー級。ダットサンは30万ルピー以下から始めると予想していたのにハズれた。もっと言えば40万ルピーのマーチは成功していない。なぜ同じ価格帯で勝負しようと考えるのか不思議です。私なら大人気車であるアルト800に真正面からブツけたのに。
それこそNMKVの3気筒エンジン(三菱自動車の軽自動車用3気筒は1リッターバージョンまで生産している)をベースに大幅コストダウンをすれば、相当頒価を抑えられることだろう。部品など現地化をすすめているというから、これまた価格の自由度高い。25万ルピーなら大きなインパクトを与えられるハズ。
ソコソコ売れているトヨタはブリオやマーチより一回り大きいエティオスを40万ルピーで売っているため、割安感あるとのこと。ホンダの場合、40万ルピーのブリオが順調じゃない。そこでブリオが「高品質車」というくらい一段と安価な二の矢を放つという。バイクのノウハウをフルに使いベーシカルなクルマ作りをするようだ。
ダットサンGOはインド市場向けのクルマというよりマーチの後継車という位置づけにし、日本や東欧、アジアなどで売ったらイケそうな気がする。少なくとも日本市場はマーチより成功しそう。ダットサンに期待したいのは、明らかに日産と違うベーシカルなクルマ作り。下を見て2年はマルチスズキの優位が続く。
<おすすめ記事>
ダットサンGO、???。ナニ考えてんでしょう?これならわざわざ『DATSUN』ブランドを復活させるコトないでしょ。
私が改めて興味持ったのが『アルト800』。これこそ日本の次期軽自動車の姿に限りなく近いと考えます。エンジンも現在の日本国内用のエンジンと共通です。それならいっそ軽の排気量枠の法律改正したほうが良いと思います。
こちらの方がベーシッククラスの国際戦略車としての商品価値が高く、国内用と輸出用のパーツの供用による更なるコストダウンと量産効果が期待できると思います。
復活ダットサン、マーチよりも遥かにスタイリッシュですね―何と言ってもボディの面処理にメリハリが感じられる、ブルーハワイを思わせるボディカラーが鮮烈さを醸し出している!
その一方で40万ルピーとは「庶民のクルマ」と言うより「中産階級の手に届くステイタスシンボル」となってしまい、新ブランドの狙いがどうも見えてこないのだ。
日産は一体、ダットサンを「バイク卒業生に向けた新しい国民車」と位置づけているのか、「カジュアル風味の日産」と捉えているのか、今後が楽しみであるのと同時に一種のリスキーさも見えないでもないのだ。
ダットサンのブランド戦略はゴーンさんのやっつけ仕事ぶりが露呈してしまいましたね。
ベンツでならマイバッハぐらいの意味合いを持っているのでインフィニティより上のプレミアムブランドとして成立させた方がいいと思うのですが・・・・・。
・・・・・で、やっぱり志賀さんに期待しましょう。ゴーンさんが日産から居なくなる日が楽しみです。
画像で少しみました、この時点でマーチよりかっこいい。日本でも衝突安全性や安全装置フルにつけて激安で売って欲しい。 安い衝突軽減装置は…無いならスズキなり三菱から買えば?オプションに設定でもして。 これで軽自動車の存在意義や車の税制に風穴を開けてほしい。ともかく日本の?激安車で見て欲しくなるデザインてゆーのが素晴らしい。燃費はそこそこでいいでしょ。リッター16から20走れば。ダットサンてブランド名もかっこいい、久々にワクワクする一応日本車ブランドがでたなぁ。日本で売るか知りませんが… やっぱりデザインだなぁーって思いました。日産、安全性は激遅れだけどなかなかやるなぁ。