毎日10時間運転してもお尻が痛くならないシート(Day6)
グレートレースは毎日2回、臨時のヒストリックカーショーのようになる。ランチスポットだと先頭車両から最終車までが約3時間ほど。ゴール地点でも3時間ほど町の目抜き通りや、ミュージアムなどにズラリとクルマを並べるのだった。まぁどこも大賑わいであります。
スバル360の人気ときたら素晴らしい! ゴールすると皆さんから声援を貰う。そしてたっくさん写真撮られます。クルマを止めると質問攻め。私は簡単な質問しか答えられないため、難しい話になるとコドラ頼み。その度に小島さんが丁寧に対応してくれている。
そればかりでなく取材チームも話掛けられる。下は交通タイムスの三沢君。私以外はまぁまぁ英語出来るのだった。出来ないと言ってた飯島君も何とかなってたし。皆さんサイズもさることながら、デザイン可愛いと言う。特に女性は年齢問わず「可愛い!」の連発!
興味津々の人は「どうぞ」と運転席に座ってもらう。これまた年齢男女問わず素晴らしい笑顔です。私も初めてスバル360に座った時は笑顔しかありませんでした。その時のことを思い出す。座っただけでこんなに楽しいクルマなどめったにありません。本能的な楽しさなのである。
そして伴走車がソナタからシエナになりました。日本では販売されていないトヨタのミニバンで、とっても大きい。結局ジャクソンビルのハーツはソナタ以上のクルマが無く、泣く泣くインディアナポリスまで移動。ここから取材チーム1人増えるため「絶対に必要」と懇願したのだった。
アメリカって、チャンと予約したのに一つボタンの掛け間違いをされたら、困った側が懇願しなくちゃならない、という社会システムです。ただ何とか辻褄を合わせてくるから面白い。ちなみにインディアナポリスでもアウトバックを頼んだのにシエナでした。広いし快適ですけど。
6日目が終了しアナーバーに到着。エンジンの調子は気温というより風向きによるようで、妙の方向からの風を受けているとエンジンルームに熱がコモってパーコレーションを起こす。エンジン音やアクセルレスポンスの変化を感じたら速度域を変える。そして今日も喜多見さんのフルメンテです
ただ徐々にクルマのコンディションは良くなっており、けっこうタフなクルマだと解ってきた。狭いと思われる車内だけれど、毎日10時間くらい座っているのに案外疲れない。シートなんか薄いのにおしりも痛くならず。なるほど名車と言われるだけのことはありますね、と感じている。
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