『戦闘車』見て新しい時代のメディアを感じる

『戦闘車』というTV番組を見た。地上波や衛星波でもなく『アマゾンプライム』という年間視聴料金3900円払うと見られる番組だ。けっこうコストを掛けて作ってあるのだけれど、地上波だと放映できない内容ということなんだと思う。

確かにクルマを壊しまくる内容。こんな番組を地上波で流したら苦情殺到かと。今や苦情多いとビビる人が多いため、自動車メーカー出稿取りやめ続出になると思う（脇坂さんが出てるのでトヨタはOKかと）。今やケツの穴の小さいヤツが多いのだ。

アマゾンプライムなら多少の文句など無視出来る。だってイヤなら見なきゃいいですから。メディアで一番面倒くさいのが原理主義者からの文句（そんなヤツの意見など不要だと思っている業界人は多い）。まぁ私のように気にしなければいいですけど。

とはいえ商業メディアだと広告の差し止めなどされる可能性大。ベッキーさんの時だってスズキはエビのようにバックしちゃいました。パワフルなプロデューサーや編集長ならスポンサーのことなど気にしない番組や記事を作りたいと思っていることだろう。

番組が面白いかとどうかと聞かれたら「面白くないけど興味深い」と答えておく。クルマをブツけると、どんな壊れ方をするのか一般的に理解しにくい。番組見てたら「この程度で案外壊れるのね」とか「アウディの屋根は丈夫」みたいなことが解る。

有人実験しようと思ったら全て無理な内容。今や日本全体が「羮に懲りて膾を吹く」状態。されど過激なことをやりたい人もたくさんいるんだな、と頼もしく感じた次第。皆さん考えているより案外面白い近未来がやってくるのかもしれません。

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