VWアルテオンってなによ?
最近永田にエラそうなことを言われ、アタマに来ることがある。先日も「アルテオンに乗りましたか?」と言われ「なんだそれ」と聞き返したら「勉強してないですね」ときた。何でもVWの新型車だという。「CCみたいなヤツか?」と言うと、少し違うという。まぁいずれにしろどうでもいい、と思うようなってきたのが昨今の業界です。
一昔前なら新型車の登場は「お祭り」だった。誕生祝い、と言い換えてもよかろう。業界全てで「おめでとう」という雰囲気になり、皆さん挨拶を交わしたものである。しかし今やそういった雰囲気無し。好きなモノ同士で勝手にやってる、という状況。実際、アルテオンについて知っても、いかんともしがたい。原稿書いたって誰も読まん!
雑誌(印刷物)の時代なら、お金出して買った情報なので、基本的に全て読んでくれる。興味ない車種であっても読む。されど今やネットの時代。興味ないクルマは読まない。したがってアルテオンの記事や試乗レポートを書いたってほとんど意味なし。だったらどうでもいいか、になってしまう。こうなると売る側の熱意が必要だ。
試乗会も行われているけれど、半日掛けて乗りに行ったって記事書かなければ意味なし。だったら広報車のスケジュールに余裕出た頃、東京で借りればいいやと思っているウチ、鮮度なくなり熱意も無くなったしまう。そんなこんなで輸入車の大半に乗れないでいる。COTYに残るほどデキのよいクルマは10ベストカーの試乗会で味見できます。
全く熱意を感じないVWの場合、少し地味な車種はカンペキに埋もれてしまうことだろう。基本的に華の無いメーカーですから。加えて徳大寺師匠のような大物が常に引き立ててくれれば存在感だって出るけれど、それも無し。徳大寺師匠のような大物は居なくなった。そういった方法もダメなんだろう。いずれにしろ時代は変わっていく。
ただ新しいポロはカッコ良いし、WRCのR5仕様もあるしで力作らしい。こういったクルマは興味あります。まぁ興味あるクルマだけ紹介していけばいいかな、と思う。読者の皆さんとも「カッコ良い」と思うクルマは共通してるんじゃなかろうか。そういったアンテナだけは錆びないようにしていたい。以上、アルテオンに乗ることは無いと思う。
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