金色のサバ
昨日、東京湾奥に関サバと同じくらい旨いサバ(松輪サバも東京湾を回遊しているサバ)が入ってきているというウワサを聞き、遠藤さんと出漁! といっても情報は限りなく少ない。「中ノ瀬の鳥山の下にウヨウヨいる」だけですから。中ノ瀬はキス釣りに行く東京湾内の浅瀬。といって13m〜20mありますけど。
鳥山とは鳥が海の上で群れている状態のこと。大型魚に追いかけられた小魚は水面に出てくる。鳥はそいつを狙ってるワケ。12時に出船。とりあえず鳥山など見あたらないので、いつものように中ノ瀬で鳥山を捜しながらキス釣り。されどキス、あまり釣れません。中ノ瀬を諦め、アクアラインに移動だぁ!
と、フネを走らせていたら、左前方に鳥山発見! アワくってサバ用の仕掛け作り(私は操船もあるのでライト・トローリングです)、鳥山に接近。いい感じの場所まで接近したので遠藤さんがジグを投げる。するとどうよ! 下の絵は「きちゃったよ!」。細い竿と糸なので、なかなか寄ってこない!
「こら楽しい!」
1匹目は手元まで寄せものの予想外に重く、逃げられちゃいました。たまたま朝イチでネット(魚を取り込むためのアミ)を買ってあったので、2匹目はゲット! 丸々太った金色のサバであります。取り込んでからの処理が味を左右する。すぐ締め、血抜きして氷水で身を冷やす。
私も操船しながら3匹ゲット!
8月6日に「絶対夏休み中にトローリングでなんか釣ってやる!」宣言したけれど、本日、あっけなく3匹釣っちゃいました。となると次は「サバより大きい魚」狙いですな! 残念ながらキスは不漁。遠藤さんと合わせ、6匹しか釣れず。帰宅して晩ご飯のオカズに今日のサバを。
身が新鮮なせいか、簡単に3枚に卸せ、皮もイッキに剥げる。半身を刺身にしたら(身は薄いピンク色)、ウマいウマいと全部食べちゃいました。さすが高い値で取引されているサバだけある。ちなみにサバは寄生虫などがいる可能性あるし、傷むのも早いため普通は刺身にしない。
ただ酢で締めたくらいじゃ寄生虫は死なないと言われる。つまり刺身も締め鯖もリスクは同じ。南洋に出ない日本近海のサバはそもそも寄生虫のリスク低いそうな。むしろ鮮度の方が問題かと。ということで私は関サバや松輪のサバと同じく刺身でば〜くばく頂きました。今日もウマいもの食べられて幸せです。
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