ヤマハ電気バイク
午前中原稿書き。何とか締め切りに間に合わせ、昼は中野に寄って様子をチェック。板前さんも元気そうなので、一安心。その足でヤマハの電気バイクの発表&試乗会が行われている椿山荘へ。今日の足はF650GD。出先の駐車場さえ確保出来るなら、都内の移動はやっぱしバイクがリーズナブルです。
数日前に先っちょから石を放出したBCの浦田君
ヤマハにとって電気バイクはやや苦手意識あるかもしれない。先代モデルで攻めに出たモノの、リチウムイオン電池の信頼性に泣かされてしまう。結局バッテリーの信頼性を確保できなかったため絶版モデルに。とはいえヤマハのようなメーカーは電気バイクが重要なアイテムになる。万全の体制で新型をリリースしてきたのだった。
クソ暑い中、カメラマンは頑張るのだった。CTの小林師匠です
最大の「そうきたか!」がバッテリー。高いけれど現時点で最良のクオリティを持つサンヨー製を採用。セルこそ電気自動車などの試作車に広く採用されている汎用タイプながら、50Vのユニットを専用設計している。非常にコンパクトなサイズで、バッテリー容量は0,7kWhと決して少なくない(インサイトは0,6kWh)。
試乗会は史上最小の距離。直線20m×4回でオシマイ
詳細は次号ベストカーの達人コラムでお届けするけれど、25万2千円という、いろんな意味で絶妙な価格にウナる。決して安くないけれど、かといって電気バイクの魅力度を考えれば出せない金額じゃない。興味深いことに補修用バッテリーの価格は7万5千円とのこと。原価で上を見て5万円くらいだろうか?
思いっきり発電してみたらアタマのケが逆立った(謎)
となるとバッテリーを除くバイク本体の価格は20万円ということになります。まぁ当面は1000台という少数生産のため高いんだと思う。もし年間12万台売れるような時代になったら、大幅なコストダウンも可能。バイク本体を10万円で作れば、15万円で売れる。こうなると爆発的に普及するんじゃなかろうか。
いかんいかん。全般的にトッチらかってる文章になってしまった。空を見たら夏。おそらく本日か、明日が梅雨明けになると思う。
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時代は変わっていくんでしょうけど、昭和33年生まれとしては、単車も車も、吸気と排気の音とエンジンの振動が無くなるんじゃ、趣味としては終わりですね。