大島の手前まで

5時半に出港し、まずは城ヶ島沖のブイ(浮き魚礁)をに向かう。到着すると巨大な鳥山が出ており、もはや大型魚ごっつあん状態。急いで準備してタコベイト流すもウンとスンともいわず。ありゃま! 昼前から北東からの波浪高まるというので、進路を野島崎沖にへ。するとどうよ! すでに波は上がり始めており厳しい状況。

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大型船もヒンパンに通る

それでも激しい揺れで海にコロげないようにしながら70cmサイズのシイラと、50cmサイズのペンペンシーラをゲット。70cmくらいあればフライにして食べれも美味しいです。いずれにしろこのサイズ、トローリングロッドじゃ「釣れた」という実感無し。強引に巻いてくるのみ。

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クーラーの横幅は70cm

野島崎沖から館山湾の入り口あたりで右から来る潜水艦に出会う。向こうが優先航行なので、ドン引きで譲る。いつもながらカッコ良し! ただディーゼルの白煙がけっこう目立つ。戦車にも言えるコトながら、ビジビリティの低いもっと良いエンジンを採用すべき。燃料も良質のモノを。

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このくらいの波だと釣りには厳しい

2本のシイラは私のロッドの方にヒットしたこともあり、遠藤さんが粘ってる。やがてラインを長く出し過ぎたため私のラインとお祭り。解いていたら「なんか掛かってみたい」。上げるとシイラすら付けられない「ペンペン」でした(サバのサイズ!)。長いこと引っ張ったので弱っており、リリースするのを断念。

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こんな小さいペンペン、よく掛かったもんだ

腹も減ったし波も高まってきたので保田の『ばんや』で昼飯。土曜日のお昼とあって大繁盛中。でも回転がいいため案外待たない。問題はメニュー選びでございます。安いし美味しそう。だからといって複数頼もうモノなら絶対食べきれぬ。ばんや初体験の遠藤さんも笠井君も迷いまくる。

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激しく混んでても20分くらい待てば入れる

さんざん迷った末、遠藤さん「アジフライ定食」(4匹付き)。笠井君が「お寿司」(これはばんやの数少ないジョーカー)。私はワラサのカマ煮を選ぶ。60cm以上あるワラサのカマだけに、食べるところ一杯残ってます。しかも美味しいし! ゴハンは大型のドンブリ。100円玉が小さく見える。

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一人じゃ喰いきれませんでしたね680円+ゴハン260円

オカに上がっていると波の強さをカンペキに忘れてしまう。今日の帰りは北東風なのでずっと向かい風。苦労すること間違いなし。それにして保田は何度来ても良い場所でございます。ムカシのフネだと大冒険の距離だったものの、今のフネなら多少荒れても平気。フネはサイズと安全性が密接にリンクする。

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ここまで来れば海の色も違う

帰りは予想通りずうっ〜とピッチの短い向かい波。ドガンドガンとハネながら2時間の航海でございました。それにしても小さいフネに乗っていると体力を使う。揺れるフネに立っているだけでカラダ中の筋肉が必要。ダイエットと体力造りにピッタリかもしれません。17時30分に帰港。遊んだ遊んだ!

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1 Responses to “大島の手前まで”

  1. ゲイン より:

    写真にある仕掛け参考にさせて貰います。ライトトローリングってやつですかね。私もペンペンシイラはキャスティングのルアー釣りで仕留めたことがありますけど、トローリングも楽しそうです。
    それにしてもシイラの刺身でエライ目にあったみたいですね。私は三枚に下ろして塩漬けにして根魚釣り用の餌にしましたけど・・・やっぱり一般的に旨いと言われてる魚以外は食べちゃ駄目なんじゃないですかね。
    国沢さんがカマスサワラ食べた時にチャレンジャーだなーと思いました。また珍しい魚が釣れましたら食べて頂ければ面白いと思います(笑)

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