ルーツを辿る
6時前に起きて原稿書き。なんとかメド付いたので、ジイサンが宮司をやっていた神社に行く。龍馬空港から案外近い。せいぜい10分といった距離である。「日本3大がっかり」のブッチギリの1位である『はりまや橋』の前を通過。ちなみに2位は札幌の時計台。3位についちゃ諸説ある。
言われなければわからない
「ごめん」と謝りまくりながら走っている路面電車と併走しながら東へ向かう。高知というと坂本龍馬のような人物が多い、というイメージを持つかもしれないけれど、当時から多数の土佐人は普通であった。山内容堂だってガッチガチの保守。坂本龍馬だけ異彩を放っていたんだと思う。
笑える
したがって高知に来て日本を背負って立つオトコ達に出会いたいと思っても難しい。寂れゆく日本の地方都市と何ら変わらず。高知市を離れれば高齢者マーク付けたクルマばかりだし。ただ坂本龍馬や、岩崎弥太郎、吉田茂、板垣退助、幸徳秋水のような人物が出るポテンシャルは持っていると思う。
今や常駐の宮司もいない
そんなことを考えているウチ、目的地の『若一王子宮』に到着。5歳の時に行っただけなので、47年ぶり。当然ながら当時のことは全く覚えていない。予想していたより大きい神社だった。どういう経緯で祖父が宮司になったのだろうか? 祖父の父親はさらに大きな神社の宮司だったらしい。
聞いたことのある名前です
「國澤」の痕跡を探すと一つだけ発見。一番大きな石碑でした(昭和6年と書かれている)。それ以外は全く無し。たった2世代前のことすらワラカンのだから我が国の戦後教育は歴史を軽んじてます。現役を引退したら、自分の先祖探しなんて面白いかもしれない。不思議なことに気分が和む。
誰も住んでいない
上はおそらく47年前に泊まったと思われる神社の敷地内にある家。しばらく使われていないらしく、このまま朽ちていくのだろうか? 11月8日に大きなお祭りが行われるという。飛行機の時間もあるので20分ほどの滞在だったけれど、いろんな意味で感慨深かった。海も近いし、改めて訪れたい。
ちょっとカッコいい
高知龍馬空港は日本唯一の人名が付いた空港。アメリカなんか普通にある。逆に日本は人名付き空港のハードル高いということです。さっすが坂本龍馬である。幕末の様相を呈している日本が望んでいるのは、坂本龍馬のような逸材。やっぱしオトコなら誰でも憧れるよなぁ〜。
10時45分のANAで帰京。ベイサイドマリーナに行って今年のボート・オブ・ザ・イヤーの対象となるフネのチェック。終了後、原稿書き。夜は中野に行き、今宵も叔母とバトル。
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