人生厳しい
ベストカープラスのGT-Rのマイナーチェンジのページ見て笑った笑った。何と! 文頭に資料の事前配布を水野さんに蹴られた経緯が書いてある。もう頼らん、とばかりディーラーから事前資料を見せて貰ったら数値の所々に*。馬力は5*0馬力って書いてあったらしい。そいつを水野さんに直電したら「教えない!」。
コドモのケンカでございますな。困り果てている広報の姿が思い浮かぶ。まぁ水野さんらしくて面白い。GT-Rみたいなクルマを作るならそのくらい元気なくちゃ。ただやりすぎるとお客さんも引いちゃうので、ビジネスとしちゃ成功しません。GT-R、すでにお客さんにまでケンカ売っちゃってますから。上手に突っ張って欲しい。
ホントに悪い人じゃないんだけどなぁ〜。もったいないと思います。せっかく一生懸命作ったクルマなのに興味すら示してもらえなくなっちゃう。この手の突っ張り、作家や評論家なら何ら問題ない。単に無視され、その人と家族が路頭に迷うのみ。さてさて。ベストカー、GT-Rの試乗会に呼ばれるだろうか? ワクドキです。
当然コトながら大岡君も私も敵に認定されているから、GT-Rにゃ乗れない。ここでしくしくするか「やられた〜っ! ばったり!」と大笑いするかで人生の楽しさは変わってくると思う。私の場合、後者だからお金儲けが出来ぬ。ハブンちょされたことを深刻に受け止め、ヨイショしなくちゃアカンのだ。
ちなみに本物の一流の職人はお客さんを選んだり注文を付けたりしない。自分が信じる道を黙々進むのみ。そうするとお客さんの方から敬意を払ってくれるようになるそうです。私もその境地を目指したいと思うけれど、まだまだ雑音も気になってしまう。こちらは人生jの楽しさというより、修行の道。
本日、空模様怪しいから自分のバイクで(BMW F650GD)移動した。広報車汚すと掃除がクルマよりタイヘンですから。久々に乗ったのだけれど、やっぱし快適。トルクあるし乗り心地もソフト。なによりシートのデキに感心しきり。ケツ痛にならない。バイクでもシートの差ってあるのね。
有り難いことに、このところ叔母の状況がいい。人世の最終コーナーのネタに困るほど。直近の4日間、持っていっても5千円く程度。何とかやっていけそう。知り合いや読者の方(ほぼ毎日1〜2人来店頂いてます)も食べにきてくれるし。12月になったら忘年会の予約を受け付けなくちゃ。
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そうですね。
この間行った時も叔母様、上機嫌でした。
「私、立場から逃げ出したうなぎに話しかけるんですよ。そんなとこにいると干からびて死んじゃうから!って。」
とても楽しそうにお話ししてくれました。
リピートで。
これからうなぎは産卵前で脂が乗ってくるって言うから、また行きます。
あっ、いかん、思い出したらよだれが・・・。
私が間行った時も国沢様の叔母様は、上機嫌でした
得意げ?「私が光宏の叔母でございます」と言っていました。
忘年会、美登利でやりたいです!
ラリーのお祝いも出来るとよいですね。
3年前、TV「ガイアの夜明け」でGT-Rが登場しました。ポルシェかフェラーリのお偉いさんだったかGT-Rをどう思うか聞かれて「ライバルの登場を歓迎する」と言っていました。見ていた私は「さすが老舗は器量がデカイな」と思ってそれ以来ますます外国のスポーツカーが好きになってしまいました。
ちょっと分野が違いますが、またBMW_M5に戻りたいです。できればE34で。
今度の新型日産GT-R。520psへのパワーアップは大歓迎だが相変わらず「乗り手を選ぶ」メインテナンスや天文学的維持費。依然、一般大衆離れした存在には違いない。
しかし逆説的に見て、それだからこそGT-Rであり、スーパーカーであり、孤高の存在とも思えるのだからクルマとは奥が深いのだろうか。
ともあれ、バブルも遠くに成りにけりな現在、♪もしも月給が上がったら♪日産GT-Rに乗りたいというニーズも減っていることも確かだろう。
何せ、「駅が近いから」等と言って(高いクルマか安いクルマかの問題でもなく)「クルマ自体を否定する」動きが強まっているご時世だ。小生の母親の親友も、都内に住んでいてクルマも不必要というわけで日産シーマ(最終型)を捨てて自転車しか持っていないほどだ。我が父親の学友はメルセデスS280(W140型:ダイアナ妃が事故死した時に乗っていたあれ!)→セルシオ(30系)と乗り継ぎ、今や都市部にマンションを購入したのを機に売却しゴルフに行くのも全て電車という按配だ。何より最近プリウスを見に訪れた某トヨペット店のスタッフ自らが「最近はクルマ離れが激しく、事実プリウス以外の普通のガソリン車=マークXやプレミオ(コロナ)、カローラ等が売れ行きを大幅に落としているのですよ、なるほど駅が近かったり都市部の人間にクルマが要らないことは正論として判っている、しかしクルマ業界に関わる身としてどのようにその辺を整合性を持った理論で説明していくか、日夜苦労しているのですよ」と語っていたほどなのだ。
そうした「アンチ自動車ムード」の魔の手を受け、もはや日産GT-Rが時代の寵児ではなくなっているのも厳然たる事実なのだ。
皆さん、数年前(リーマンショック前)までのプチバブルの頃は♪もしも月給が上がったら 私はゴルフを買いたいわ ボクはベンツのSかE(まあポルシェカイエンでも良いが) 上がるといいわね上がるとも いつ頃上がるのいつ頃よ そいつがわかれば苦労はない♪〜(※林伊佐緒のナツメロ<もしも月給が上がったら>の替え歌で口ずさもう!)、というのが代表的な意見だっただろう、ところがここ1~2年は「とにかく首にならないように」というのが意識の前面にあり、いざという時の為に資格を取ろう、或いは貴金属の売買やマンションを財産として管理しようという点にピントが当たっている時代ではなかろうか。
そういった、暗黒の時代の中でも「いつかは手にしたい」と大衆のアイドルとして努力目標となり、人々を奮い立たせる目標としてのスーパースポーツカーの進化を日産に是非お願いしたいと考えているのと同時に、次期ティーダやジュークの追加バリエーション、さらにマーチの過給器仕様にノートなど量販車種各種に「GT-Rの父」水野氏がタッチするというのであれば正に願ったり叶ったりに見えてならない。