高齢者問題
読者の方から「義援金をあんたに託す!」という連絡をたくさん頂いている。運転手が必要なら声を掛けて欲しいという心強い連絡も多いです。VW広報の相沢さんなんか、いわき市に行ってきた翌朝に電話掛かってきて「大型免許も持ってますからいつでも手伝います!」。皆さんやさしい気持ちを持っている。
この件、実はいわき市に行く前から考えていた。ただ依頼は基本的に急。いわき市の時も朝10時に受けたリクエストで昼から動いたもの。準備万端整えて、というワケにいかない。ということで活動資金も大恩寺さんから預かった分と、頼まないウチから送って頂いた方の分で今のところ十分に足りてます。
今回気仙沼に行った二つ目の理由は「継続的なサポートを行える”お金無いけど頑張っている民間”のボランティアセンターや団体が無いか捜す」というもの。もし見つかれば、皆さんに大々的なサポートをお願いするつもりだった次第。私の実力不足により、そういった団体を見つけられませんでした。
もちろん今後も情報入手に努力し、出来ることをやるつもり。とはいえ今後発生するだろう問題の根っこは、日本に潜在していた社会現象である「高齢者対策」と「産業の育成」だと思う。若い人や仕事のある人は、どこでも頑張れるのだ。高齢で全てを失ってしまえば、私だってどうしていいか解らなくなる。
お年寄りに必要なのは仮設住宅じゃなく、仮設の老人ホームです。その方がお年寄りにとっても安心だし、何より雇用を創設出来というもの。2年くらいで本格的な老人ホーム&人生の最終コーナーにある人のための病院を大量に建設する。やがて全日本規模で発生する高齢者の大きな受け入れ先にもなるでしょう。
原発事故の直後から「なぜ風向きを考えた拡散情報を日本の学者は出さないのか?」と書いてきたが、やっと解りました。気象庁が「絶対出すな!」と脅していたのであります。そこのボスは東大出身。今回様々な「ナニを考えているのか?」の首謀者は大半が東大出身か現役教授。飛び抜けて勉強出来る人は違うね、と関心しきり。
ドイツの拡散予想
また、海に放射性物質がダダ漏れしているのに、なぜ「安全だ」と言い切れるのか不思議でならない。すでに大型魚のエサになっているコウナゴから少なくない量のセシウム(半減期30年)が検出されている。食物連載で、コウナゴを大量に食べる回遊魚など問題ないのだろうか?
<おすすめ記事>
すでにご存じでしたら済みません。
@saijotakeo
こちらの先生のツイッターがすばらしいです。
被災地での体験から、今後の支援のあり方を提案されています。
失礼しましたすで西條先生をご存じでいらっしゃいましたね…。
義援金(この場合は支援金?)について真剣に取り組んで頂きありがとうございます。私も何かしたいと思い、また義援金も使われ方まで考えないといけないと思い、国沢さんを支援したいと思ったのですが、考えてみると国沢さんは相当多忙なように思われますから、私もいささか軽率でした。
ただ使われ方まで考えた。義援金のあり方も重要だと思いますので、国沢さんが良いと思われるアイデアがありましたら協力したいと思っています。私が一番いいと考えるのは、私自身が一生懸命仕事して、補助金や行政に頼らない雇用を生み出すことなんですけどね。
老人福祉について書かれてますけど、私も大事な事だと思います。格差のある年金のばらまきより、老後の安心と雇用を同時に産み出せる方法のほうが大事だと思います。
それと放射能がだだ漏れしているのに国民の健康にたいして全く責任感のない政府や報道には頭にきます。東大教授たちは国民使って放射能によってどんな健康被害が出るかデータでも欲しいのでしょうか?将来的に恐らく起こる原発事故の際に、日本製の薬でも売りたいとかなら最悪ですね。
ご高齢の方々に”仮設住宅でなく、仮設老人ホームを”には大賛成です。確かに、元気なご高齢の方にとって、老人ホームには抵抗感が多いとは思いますが、独居の高齢の方々を個別の家を回っりお世話するより、安心できる介護・支援・医療を効率的な提供が期待できる老人ホームに移っていただくことにより、”家”というハコ物でなく、介護サービスに復興資金を充てることは、復興モデルとして是非考えていただきたい。
私自身、同居の義父母の同時介護とリーマンショックが重なり、苦悩の末、職の継続をあきらめた経験者として。
御大もご存じと思いますが、特に認知症の介護はとても大変で、受け入れていただける施設(病院をはじめ、各種サービス施設)も非常に限られます。在宅介護していても、言うこと一切受け付けぬ認知症の介護は、人手が2倍3倍必要で、現在の介護保険制度等では考慮されていない為、介護者に負担がのしかかります。
高齢の方が皆認知症の方ばかりとは思いませんが、足腰が動きづらくなり、日常の生活が段々厳しくなっていつかはお世話をする方が必要になるのですから、最初からそれを前提とした仕組みの中で、最大限ご自身で活動・生活しながら安心して、最終コーナーを回られた方が、介護する側・される側双方にとってメリットが大きいように思われます。
ご高齢の方々のプライドが邪魔をするとは思いますが、思い切ってサービス中心の支援モデルに挑戦すべき時かと思います。
すいません、気象庁に圧力をかけた東大出身者と言うのは誰なのでしょうか。
報道しないように抑えていても、海外ではあたりまえに報道されている、と言うのは他のサイトでも見ました。
誰かがおかしいと言い出すのは時間の問題であったと思います。従って政府は気象庁がそんな事IAEAに対して情報開示している事は、知らなかったのではないかと思います。
実名ははばかられると思いますので、ヒントとなるようなサイト、記事等、UPして頂けませんでしょうか。個人的に調べてみたいと思います。
何となくダブって見えるのは、薬害エイズの時の、安倍医師の様な、確かヤツも東大だったと思いますが、すでにまともな判断能力を失っているけど、誰も反目できないような権威ある老人がいて、今回のフクシマの問題も、そういった人間が話をこじらせているのではないかと、思えてなりません。
今のフクシマの状況、かなりまずそうな雰囲気ですが、薬害エイズの時も、かなりの被害が出ると解っていたのに、何もしなかったと言う、大変な先例がありますが、今回は、そんなレベルの被害ですみそうにないのは明白であるにもかかわらず、やはり何もしなかった、と言う事になりそうです。
そんな事になったら、今回は国内だけの問題ではないので、もう、日本は終わりです。
>気象庁に圧力をかけた東大出身者と言うのは誰なのでしょうか。
新野宏理事長(東京大教授)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104020166.html
東大出身の稲恭宏医学博士の興味深い講演が公開されていますのでお知らせします。
http://www.youtube.com/watch?v=PQcgw9CDYO8&feature=related
気象庁の放射線拡散状況の資料は下記にあります。
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_eer.html
こんなところにあっても誰も探せないですよね。
素人にはわかりづらいでしょうが、「出せ」って言うから出しました。
みたいな感じです。
こんな対応しかできない省庁なんて不要だと思います。
情けないですね。
> 新野宏理事長(東京大教授)
>
気象庁の大ボスの件、こういう事だったのですね。おかげでPDFを見つけました。ありがとうございました。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj/others/News/message_110318.pdf
多分この気象学会だけでなく、原子力関係とか、地震関係とかの、本来事態好転のために機能しなければならないはずの学会が、こういった形で、いたづらに風評被害を招くと、最もふうな言い訳を思いついて、自粛と言うダンマリを決め込んでくれては、いったいこの人たちは、誰から給料を貰っているのか全く忘れている。
税金で給料貰っているんだから、ダンマリしてもらっては、我々が税金払っている意味が全く無い。
こういうのって、情報を公開しない事を勝手に決めた、として訴訟か何か起こす事はできないんですかね。
PDF情報ありがとうございます。
>こういうのって、情報を公開しない事を勝手に決めた、として訴訟か何か起こす事はできないんですかね。
訴訟自体はそんなに難しくないと思いますが、裁判に勝つとなると今後の情勢次第だと思います。ただ健康被害が起こらないことを願っていますから私としては複雑な心境です。
原発問題の収束時期を大前 研一さんとか週刊情報誌「週刊現代」等の情報から判断すると長期化と莫大な予算がかかるとの論調です。(私はTV報道よりこっちを信じます)ですから誰か責任取ることになると思います。