呉越、一触即発

3月14日の11時頃、東京方面に放射能を降らせた福島原発の3号機が水素爆発を起こした。3ヶ月経ったこともあり、改めてその日の私のツイッッターをチェックしてみた。果たして状況を掴めていただろうか?

放射性物質の飛散については1号機爆発後の3月13日の書き込みで100km離れた女川原発まで放射物質が届いた、と驚いている。最初のツイッターは「女川原発と福島原発の距離は100km。福島原発で漏れた”多くない放射性物質”が女川原発で検出されたというなら、風向き次第じゃ相当広範に飛び散る」。

3号機爆発の深夜(日付は3月15日)、すでに東京には放射性物質が降り注いでいた。私も完全に出し抜かれた格好。現在、原発の西〜南側で問題になっている放射性物質は、3月14日の夕方から15日に掛けて降ってきたものだと考えられる。以下、15日早朝から16日に掛けての書き込みです。

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1)気象庁が風の流れをシミュレーションしてくれれば逃げなけばならない場所が解るのに。データを出して欲しい。

2)現在風向きは最悪と言える北東風。茨城県だけでなく千葉県や東京も危険だ。早く雨が降って欲しい。当該地域に住んでいるなら外出は控えることをすすめる。

3)最新の風向きを調べてみたら、ほぼ東風。福島県の南部と栃木県が大いに心配。外にいる人は直ちに屋内に入った方がいいと思う。政府や東電は半径で規制を掛けているが、放射性物資の拡散は風向きで決まる。

4)やはり今日は福島県南部と栃木県に放射線物質が流れた。20マイクロシーベルト/h以上と言うから、長期的に考えれば危険。それにしてもどうして政府は風向きによる警告を出してくれないのだろうか?

3月16日

1)8時30分時点で東京のガイガーガウンターは平常時の2倍。北東風のためだと思う。原発に近い南西地域は厳しい状況だと想像します。早く北西風に変わって欲しい。

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運悪く丸々2日間も北東風が吹き続ける(栃木というより茨城と千葉県北部方向だった)。ここで得るべき教訓は「政府の発表など全くアテにならない」。もし私が放射線量が多い地域に住んでおり、小さい子供がいるなら躊躇うことなく引っ越します。もちろん引っ越す引っ越さないはご自分で決めればよい。

話は変わる。ベトナムが中国に対し強い不快感を訴えている。ベトナムはアジアの中で数少ない「超強気」の国。呉越同舟の『呉』は中国の南西の国で、『越』はベトナムの一部。ムカシから戦争を繰り返してきた。現在中国とベトナムの国境はタイ系民族のチワン族自治区とし、バッファになっている。

このあたりのサイトをご参照のこと

韓国のメディア

韓国メディア作成の地図を見ると中国のジャイアンぶりがよ〜く解る。フィリピンやマレーシアは相当怒っているいるものの、中国が怖くて動けない。どらえもんの居ないのび太みたいなモンです。されどベトナムって本当に強い! アメリカが戦争やって負けた唯一の国ですから。

中国としてもココでナメられちゃ他の国にタイする恫喝が効かなくなる。一方、中国を面白く思ってない国はベトナムを裏で支援することだろう。今や領土戦争になりそうなのは、ココと中印国境とインド/パキスタン国境くらい。日本はニュースにもなっていないけれど、今や一触即発状態です。注視して欲しい。

広東省のデモについちゃ公安のチカラで抑えられるかも知れないが、ベトナムは強い。事あれば自動車産業だって安泰じゃないです。

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2 Responses to “呉越、一触即発”

  1. アチ より:

    レーシックの治療、昨日、行いました。
    夕刻の予約時間に到着、検査、治療をしてもらい30分の休息を含め、全部で1時間で終了。
    驚きの速さ、レーシック治療は片目で10秒くらいであっという間に終了。
    治療はベットに寝てから5分とかかりません。
    痛さがあった場合タクシーで帰ることも考えていましたが、電車で帰宅でき、新宿で乗り換え約1時間後に自宅近く。
    お腹がすいていたので、居酒屋で酒なしの夕食。
    朝、目が覚めたら別世界が待っていました。
    アナログから地デジの変化でしょうか?
    治療後の痛さはありませんでした。
    驚いたのは目が大きくなって、目元がすっきりしています。
    子供も人相がよくなったといっています。
    それと、感じなかった肩の筋肉のハリがなくなっています。
    肩こり?が解消しています。
    明日は、伊豆まで往復ドライブの予定。
    医者からもOKがでていますので、楽しんでこれると思っています。
    また、状況連絡いたしますが、お勧めです!!

  2. applefanjp より:

    ベトナムと中国に関する記事
    自分がベトナムで働いていた頃を思い出しながら
    読ませていただきました。
    ベトナムの人たちは
    教育においても敵対心をあおるようなことは
    していません。
    基本的に諸外国とは友人であるというスタンス。
    アメリカに対しても「友人」です。
    強く、そして、懐の深い面があります。
    ま、あまりにのんびりしていて、仕事上で
    トラブルになることがありましたが・・・。
    たいていのことは、許せちゃいますし、
    許せるようになってきます。
    中越戦争については
    私のベトナム人の友人のお父さんが
    この戦争で兵士として参加されていました。
    彼は中越戦争のことを
    ベトナム人の視点から話をしてくれていました。
    戦時中の厳しい生活状況や迫る恐怖・・・。
    国境は気をつけねばならない!と
    強く話していました。
    島国の私たちは隣国との領土争い等に
    ピンとこないことが多いのではと思っています。
    それも知り得る情報が少ないこともありますね。
    グローバル化
    経済活動
    国家の在り方
    先日の村上春樹さんのスピーチ
    そして、国沢さんの記事・・・
    複雑に絡み合った糸、そして意図を
    様々な情報からたぐり寄せ、読み取ることの大切さについて
    情報を発信してくださって、ありがとうございます。

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