A380
昨晩うなぎ屋修行終了後、成田空港のホテルに移動。飛行機が9時30分だったので、前泊したのでございます。しかも昨今はホテル料金も激しい”デフレ”に襲われ、格式のあるホテルでもビジネスホテルより安い。いや、空港の近所に5日間駐車するよりホテルに泊まった方が安いのだった。
考えてみれば今や日本の物価は驚くほど安い。定価こそソコソコの数字を付けているものの、公共料金を除けば様々な割引を設定しており、実質的に半額といったイメージ。映画だって1000円で見られてしまう。おそらく中国や韓国で日本と同じクオリティを求めたら、間違いなく割高になると思う。
成田のホテル、支払うときに申し訳ないくらい安かった。フランクフルト行きのルフトハンザは、初めて乗る総二階建てA380である。空飛ぶホテルなどと言われているが、機内騒音も居住性もB747と同等。妙な揺れ方をするし。B747の方が疲れた時にストレッチ出来るスペースなどもあって個人的には好き。
バランス悪いスタイルだと思う
そういえば放射線についての表を見ると「日本からニューヨークまでの往復で浴びる放射線は200マイクロシーベルト」と出ている。往復25時間として1時間あたり8マイクロシーベルト。こら尋常じゃない。果たして機内にガイガーカウンターを持ち込むと、そんな高い数値になるんだろうか?
月間100時間飛行機に乗っている操縦士や客室乗務員は1ヶ月あたり0,8ミリシーベルトで、年間にすると基準の10倍となる10ミリシーベルトになってしまう。まぁ体内被曝とかが無いと(しかも放射線のタイプも違う)、ずいぶん違うのだろう。だったら放射線の数値の比較として使うのはヘンだ。
そんなこと考えつつ11時間ほど、胸のレントゲン撮影2枚分に相当する計88マイクロシーベルトの放射線を浴びてフランクフルト空港到着。この時期のヨーロッパは夜の10時くらいまで明るい。といっても日本だと朝4時半と言えば明るいが、フランクフルトは6時じゃ暗いです。つまり時間がズレているワケ。
20時過ぎのフランクフルト市内
この時期のヨーロッパ、天気良ければ最高に気分が良い。何かのフェスティバルなのか、オペラハウスの前にたくさんの西洋風屋台が出ており、晩ご飯。手前の豚肉を厚く切ったヤツと、ポテトサラダみたいなもの、ザワークラウト(酸っぱいキャベツ)にビール。そしてアップルワインと典型的なドイツ飯です。
ホテルに戻ってワイン飲んでたら日本人間の朝5時半。機内で3時間くらい寝たもののマブタの重量に勝てなくなって爆睡。
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乗り物好きですね。それと時間の使い方が上手だと感じます。
車やレースを語るにしても伝聞ではなく実際に目にして語る国沢さんには説得力がありますし
車の楽しみを伝える方が自ら率先して楽しむ姿には好感もてます。海外でリフレッシュしてまた日本を語って欲しいです(^ω^)
物価もですが人件費も安くなっているみたいですね。正規社員と非正規従業員を総合した平均での比較ですが、既に台湾やシンガポールと同等、との調査結果が。加えて日本人ならではの協調と細やかさが付いてくるので、総合的にはもう世界最高賃金ではないですね。国内製造業も何かすれば成り立っていく状況ではあるようです。更なる改革といえば、正規・非正規の行き来がもっとフレキシブルにできれば、幸せに働ける人がもっと増えて活力も生まれるように思うのですが。
あらら、ドイツですか?
いいですねぇ。
海外生活の血が騒ぎます。
美味しいビールをしっかり堪能されてください!
そうそう、日本に輸入されているタイガービールとか
結構な値段しますよね。
そのうちハノイビアもハノイっ子ビックリの値段で
出てきたりして!
おっしゃるとおり、国際線のパイロットや客室乗務員の被ばくがかなり前から問題視されています。
基本的に宇宙線からのガンマ線による外部被ばくです。
放射線のタイプ、アルファ、ベータ、ガンマの三種類について、それぞれのエネルギーは異なりますが、線量のシーベルトに換算し、同じ線量であれば、人体が放射線を受けた時の影響は同じです。
これは、内部被ばくでも外部被ばくでも受けた線量が同じであれば、人体への影響も同じです。
「つまり時間がズレているワケ。」
いままで、高緯度なので、夜9時過ぎても明るいなんてイメージだったんですが、それだけじゃなくこっちのほうが大きそうですね。夏の北海道は4時前から明るいですし。
物事の見方という意味で、とても参考になりました。
ありがとうございます。
千葉県白井市在住です。
近所の柏/松戸市周辺は放射線量のホットスポット的な場所とされており、個人で測定されてる方がいます。
上空における放射線量も測定されていますが、確かに地上付近より桁違いに多いですね↓↓↓
http://geiger.sblo.jp/article/45450100.html
この方の測定ブログはとても興味深いです。