20年分のスピン

昼過ぎに準備は終了し、サーキットへ移動。途中、下のようなビルを見ました。解っていたことながら、中国のメーカーのブランドになっちゃうのか? 当然ながらハイアールのロゴの方が断然デカい。ハイアールとしちゃサンヨーのイメージを上手に使って大幅な拡販可能を考えているのだろう。パナソニックも罪作りだ。

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バンコク市内

30分ほどでサーキットに到着! といっても街のド真ん中にある。写真バックは完全に市街地。ショッピングモールのビルが見えてます。後ろ側はゴルフ場。こんな場所で大きな音とタイヤスモークを出しまくって平気なんだろうか? しかもコースときたらアブナイの何の! コースオフ=沼地です。

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写真だと平坦に見えるも

コースとラフとの段差が極めて大きい。しかもコースから2mも外れれば沼になっており、聞けば脱出出来なくなるという。ほとんどコースオフしたらガードレールという公道気分。実際、コースオフしてバンパー壊すことが多いのだろう。バンパーを取り外して練習している人が多い。どれどれ、とコースイン。

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日本じゃ考えられないコース

するとどうよ! 全くコントロール出来ない。言い訳になるから多くは書かないけれど、初期型のMR2のGTやフェラーリ348GTSを一段と暴れん坊にした感じ。ドッカンターボのアンダーオーバーなのだ。トータル2時間くらい乗ってみたが過去20年分くらいの回数のスピンをしちゃいました。最後は段差でブローオフバルブ壊して終了。

私が慣れていない、ということもあるのだろう。けれど今まで30年間クルマを乗ってきた経験からすれば、こらもう相当難易度高い。アクセル開けると猛烈なイキオイで横に流れちゃうし、流れたら止まらず舵が効かない。ステアリングのインフォメーションも無し。こら厳しい修行になりそうだ。

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彼らは練習時にヘルメットは被らない

サーキットから2分の場所に住んでいる優勝経験あるトップクラスのドライバーのソアラ(4リッターV8)に乗せて貰う。まず『NOS』を使っており、下の回転域からトルクが鬼のように出ている。しかもアクセルでパワーのコントロールが出来るため、キッチリとホイールスピンしながら前に出て行く。

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相当気合い入ってます

明日は足回りのセッティング変更をしようと思うけれど、エンジン特性を変えないと厳しいかもしれません。もしかしたら週末の出場は断念か? 2回に1回くらいしかマトモに走れない状態じゃ恥をさらすようなもの。サンコーワークスの喜多見さんに遊びがてら見て頂き、乗ってアドバイスを貰うしかない?

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キレイに仕上がってます

うなぎ屋修行でヘロヘロだったのに、タイでさらにヘロヘロ。クルマから降りると滝のような汗をかいていることに気づく。ジムで身体を鍛えるようなモノか? 終了後、みんなで晩ご飯を食べに行くも、回りは全員タイ人で全く言葉が理解できず。ただ美味しいタイ料理でしたね〜。22時にホテルに戻って爆睡。

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1 Responses to “20年分のスピン”

  1. applefanjp より:

    なんかすごいですね。
    まさにアクセル一本で姿勢から角度、前進のパワーなどなど
    コントロールするんですかね?
    んーん。
    わかりません。
    まさに「氷上」みたいな感じなのでしょうか?
    ソアラの兄ちゃん、どんな感じで運転してるんでしょ?
    まさか「ふんふんふーん」って鼻歌交じり?
    リーフのバッテリーの件、コメントありがとうございます。
    しっかり考えながら乗るリーフって面白いです。

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