スタッドレスタイヤを買うならBSかヨコハマかミシュランです!
昨年と同じく今シーズンも「秋」がない。先日までエアコン使っていたと思ったら、もうスタッドレスタイヤに履き替えたくなってきた。来週から入ってくる寒気団は11月としちゃ考えられないほどパワフル! シベリアでマイナス40度くらいまで下がる予想だから真冬並です。日本だけで無くアメリカは記録破りの低温。ヨーロッパも寒気団に襲われ、凄い状態。
ということで今シーズンは雪が少ない関東地方も12月に入ったらスタッドレスを考えた方がいいと思う。さて。今シーズン、スタッドレスタイヤを買おうとすると相当迷う? あまり雪道を走らないからということで、安価な新興国製のスタッドレスタイヤを選びたくなるかもしれないし、今シーズンから選択肢が増えた4シーズンタイヤに魅力を感じている人も多いだろう。
しかし私の推奨は「しっかりしたスタッドレスタイヤを履きましょう!」だ。ここにきてスタッドレスタイヤの乾燥路性能が格段に良くなった。良いタイヤを選べば燃費で夏タイヤと大差なく、乗り心地やハンドリングも納得出来るレベル。摩耗性能だって冬のシーズンで6千kmくらいならほとんど気にならない。少しばかり賑やかで、少しばかりステアリングフィールがユルくなる程度です。
これ東京の練馬です
タイヤは3択+αです。私が乾燥路や圧雪、ミラーバーンまでキッチリと走行チェックしているブリヂストンの『VRX2』(195/65R15の最安値1万4700円)とヨコハマの『IG60』(同1万2650円)、ミシュラン『Xアイス3+』(同1万190円)なら自信を持って推奨出来る。ブリヂストンは少し高いけれど、性能で言ったら私の評価試験じゃ変わらない。お好きなブランドをどうぞ!
圧雪ならどんな銘柄でもOK
+αはダンロップ。実際にチェックしていないため推奨銘柄に入れなかった。流通価格はおすすめTOP3と最も高い新興国製タイヤの中間くらい。ダンロップファンなら試してみるのもよかろう。また、SUV用のスタッドレスタイヤならヨコハマの『G075』がイチオシ。また”ほぼ”雪道なんか走らないという人は、4シーズンタイヤ(アイスバーンに弱い)も面白いかもしれません。
価格的に魅力のある新興国製のタイヤは、圧雪路ならソコソコ走ってくれる。新興国で作っているスタッドレタイヤのメイン市場はヨーロッパのため、舗装路だって悪くない。ただアイスバーンの登り坂や下り坂のブレーキ性能が非常に厳しいと思っていいだろう。おすすめTOP3が30m前後で停止出来るアイスバーンで、50%以上停止距離伸びることすら珍しくない。
都市部の街中に出現するアイスバーンが怖い
ナンカンやクムホ、ハンコックあたりはヨコハマと比べ1本あたり3~4千円差。だったら保険だと思っておすすめ3を選んだらいい。とにかく安く済ませたい、というならケンダなどいかがか(最安値6220円)。スタッドレスタイヤも自動ブレーキなど安全装備と同じ。ゆっくり走っていれば大きな問題無いと思う。でもイザと言うときに明確な差になります。やはり良いタイヤをすすめておく。
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