日々是修行
小沢さんとムスコは9時にヘッドクォーターホテル着。小沢さんにラリーカーを頼み、レッキに向かう。今日のレッキは3本。走ってみたら全て難コース。ダムサイドの24kmなんかオール舗装ということなんだけれど、後半が「朽ち果てた道」。農場の中の14kmはタイトコーナーが100個もある!
キングスカップのポスター
さらにレッキ中に牛や人やバイクやクルマとたくさんたくさん出くわす。農道や生活道路になっているのだ。完全にシャットアウト出来るのだろうか? 人身事故が発生したため開催場所に違う地域にしたというけれど、大いに不安。まぁスタート順が1番手でないから少しだけ有利ですけど。
本番で牛に当たったら一発リタイアでしょう
ラリーカーはどうか? レッキから戻って小沢さんに状況を聞くと絶望的でございました。「FFだと思ってください」だって。そもそもリアデフのLSDが入っていないという。加えてセンターデフもLSD無し。何と! つまりテール流してアクセル踏んでも後輪に駆動力はほとんど伝わらないということ。
日本なら30万円出せば買えますよ、だって
しかもリストリクターも32口径でありました。まだある。ターボラグを減らすためのアンチラグが着いていないそうな。ランエボのカッコをしたFFにパワーのない普通のエンジンを搭載したクルマだと思えばよろしい。じゃ主催者はワザとダメなクルマを貸してくれたのか? そうじゃないから泣くしかありません。
ブレーキなんか可愛いトラブルでした
というのも私が乗るランエボは、サイアムパラゴンやバンコク・ペニンシュラのオーナーのクルマで、みんなバリバリのスペックだと思っていたのである。ミーチャイさんのランエボならバッチリでしょう、みたいに認識されていたワケ。ところがどっこい! お金持ちはダマされやすい。ラリー屋にボッタクられていたという寸法。
悪気がないだけに怒る気にもなれぬ。ブレーキなんか全体のスペックに比べれば取るに足らない問題。こうなれば難しいコースコンディションを生き残るのみ。時間さえあれば私のラリーカーを持ってきた方が100万倍よかったっす。一度乗ってみたかったランエボなれど、願いかなわず。こうなったら楽しみましょう。
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溶接直結の方がまだましな感じですね。残念ですが、タイのために楽しんで頑張ってきてください。
そうでしたかぁ。
スペックでは厳しいですね。
でも、お仲間の最善の対策と
師匠のいつものクレバーなドライビングを発揮していただければ、
ひょっとするかもしれませんよ。
息子さんのシビックはいかがですか?
と、書き込んだら、永田さんからのメールが届きました。
ケガなくご無事で、よかったです。
リアからのトラクションがあれば
前進方向に力が作用してたのでしょうね。
無理せずにいてください!
LSDのないラリーカー、、、同情いたします。LSDの重要性って傍目ではわかりにくいので、ぼったくられるのかもしれませんね。
せめてリアデフだけでもLSDが付いていれば、タイム抜きで楽しめるのですが。
でもがんばってくださいね。応援しています。