明るいニュースを探すも今日は三菱自動車の連結決算118億円の赤字でがっくり

1月31日に三菱自動車が2019年3月~12月期の決算発表を行った。数字見て残念でならない。新型車のないアメリカで低迷するのは仕方ないとしても、ヨーロッパとオーストリア台数減。三菱自動車にとって最も大切なアジア市場はエクスパンダーを導入したタイこそ少し伸びたが、工場もあり収益上げなくちゃならないインドネシアで台数落とした。連結決算は赤字転落です。

何より三菱自動車の人を見てると徹底的に覇気を感じません。どの部門の人と話をしても暗い。攻めようという気持ちがなくなってしまったようだ。2016年夏にゴーンさんが三菱自動車の経営に乗り出すや442円だった株価が2年で2倍の922円となったけれど、31日は413円。オランダのディーゼル問題こそクリア出来たものの、元気の無い状態はそのままである。

挽回のメドはあるのか? 独自回復しようとしても難しいと思う。前述の通り社員のヤル気無し。この状況を作ったのは、新しいことやチャレンジングなことは一切許可されない社内の流れが長らく続く益子体制です。頼みの綱の日産も、三菱自動車に注力出来るほどの余裕無くなっている。もちろん三菱自動車を立て直そうとすれば、日産に頑張って貰うしかないですけど。

年内にエクストレイルの兄弟車になる新型アウトランダーを発売すると言われているが、おそらく開発も生産も日産。この手のクルマ作り、やはり本家が売れる。メインのパワーユニットはeパワーだろうし、PHEVだって日産の技術が投入されることだろう。三菱自動車を復権させる手立てはあるけれど、益子さんが許さないと考えます。残念で残念で泣けてきます。

 

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