AJAJ
4月からAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)に入れてもらった。そんなことから最近よく「どういう理由で入ったんですか?」と聞かれる。昨日も何人かから聞かれた次第。理由は簡単。若手を育てたいからであります。今まではギョウカイ全体で若手を育てる環境があった。されど今や難しい。
メディアの数が減っており、一方、ベテランは引退しないので、若手だって出てこられない。「若手の育たないギョウカイに明日など無い」と私は思っている。自動車産業の隆盛にも良質のジャーナリズムって必要だと考えます。こいつを何とか解決するには自前のメディアを持つしかないでしょう。
そう高くない若手の原稿料を出すくらいの収入は、みんなの知恵やネットワークで出せるハズ。また、お金儲け目的の商業メディアじゃないので(NPO法人なんかいいかも)、自動車産業の裾野の技術や企業の紹介なんかもドンドン出来る。新しい自動車業界の「水の流れ」になるかもしれません。
新人なので何年か雑巾がけさせて頂き、反対されなかったら、AJAJの自動車サイトを立ち上げてみたい。ベテランが協力してくれれば、多くの若手を育てられると思う。私は永田の練習のため左ハンドルのマニュアル車を買ったけれど、AJAJなら教習所の貸しコース使い、自動車メーカーに頼んでクルマを借りられる。
いずれにしろ一人じゃ出来ないことが出来る。私のことを嫌っている素晴らしい人だって多いと思う。いろんなネットワークもある。きっと前に進めると信じてます。以上、私の勝手な夢です。AJAJの皆さんがそんなことしたいと考えていないかもしれないし。ただ以上が、AJAJに混ぜてもらいたい、と思った理由です。
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師匠、そうですか。
そちらでも、OJTって課題なのですね。
社会全体が縮小していく中で
産業の国外移転が目に見えてはっきりとしてきた。
そろそろそれぞれが気がつき始めた?
遅いかもしれない、まだ、間に合うと信じたい。
エコカーアジアで師匠が書いていらっしゃいましたが
何も最新の技術を追うことばかりが
日本の産業の道ではなく、
温故知新、これまで培ってきたものにも活路はあります。
ドラッガーばかりではないですよ。
日本のこれまでのOJT。
もう一度目を向けていきたいです。自分も。
そうですね。OJTが重要です。
再就職して1年ちょっと。
今の会社の駄目駄目が見えてきました。
若手が育っていない。
若手が萎縮してます。
小生より上の年寄り連中が実務でのさばっている会社は
先が有りません。
前の会社も昔はそうでしたが、背に腹は変えられず、
どんどん若手に権限委譲して、若手を育て、
要らなくなった小生のような古株には外に出てもらう。
只切り捨てるのではなく、OJTをしっかりとし
新陳代謝を活性化する。
これやらないと日本に明日は無いです。
AJAJがどのような観点で作られた組織か分かり
ませんが、師匠は何かお考えがあって今まで属せず、
今、若手の、ひいてはギョウカイの為に立ち上がる
のですね。
小生も何か出来ないか、と考える毎日です。
当たり前だけどneedsの有る所に活路は生まれる。
今の自動車雑誌は旧来の読者に旧来形式の情報を掲載して売り上げを維持してるように見える。
とても狭い市場。
やはり時代を先駆するならば新しさは必須。
これからの自動車は電気を切り離しては語れない様に思う。
若手はベテランが苦手とする、新しい電気と言う動力源をどれだけ語れるかで差別化を図れるのでは。
新しい車の可能性、遊び方を提案して欲しい。
旧来の名車の評論は基本ではあるが、wantsを得たいのであれば国沢さんが模索してる自動車世界の外にヒントはありそう。