羊になりたくない人へ

原発に頼らず、石油にも東京電力にも依存しないクルマライフこそ私の夢である。嬉しいことに、実現出来る状況が見えてきた。もちろん現状の出費額のままで。ゴールは以下の如し。

車両価格260万円+ガソリン価格75万円=335万円
電気自動車価格280万円+太陽光発電55万円=335万円

現状はどうか?

車両価格298万円+太陽光発電89万円=387万円。
残念ながら52万円の価格差がある。

この差が無くなるか、逆転すればイッキに変わる。
原発不要。石油不要でクルマに乗れます。
ここを目指したい。可能か?

車両価格260万円といえばプリウス+ナビである。ガソリン代は円安になることを想定し、1Lあたり150円。20km/Lで10万kmをイメージしてます。
現在370万円の電気自動車を260万円にするにはどうしたらいいか? 将来的には補助金も無くなるだろう。でも電池の価格だって下がっていく。

すでに2015年は1kWあたり2万円台になるという予測も出ているため、そう難しいことじゃないと考えます。太陽光発電装置はどうか? 今や1kWあたり
30万円が見えてきている。電気自動車を年間1万km走らせようとしたら、1,3kW分必要。太陽光パネルをガレージの屋根材として使えばOK。

太陽光発電装置はパネルと、発電した電気を直流から交流に変換するパワーコンディショナーが必要。これ、25万円前後します。リーフtoホームに、パワーコ
ンディショナー機能を加えるのは技術的に難しくない。260万円の電気自動車+30万円の太陽光発電。そしてリーフtoホームで全て完結する。

家庭用の電力も太陽光で済ませたい、というなら、増設分をリーフtoホームに繋げばいい。太陽光発電パネル1kW分を増設すれば、年間1100kWhの電力を作れる。普通の家だと年間4400kWh程度。ここまでやれば、電気買う必要なし。ちなみに年間4400kWの電気代って13万2千円(1kW=30円と仮定)。

日本には2700万の戸建て住宅がある。このウチ、半分くらいは降雪地域や日陰などで実質的にエネルギーを作り出せない。けれど現時点で100万戸に太陽光パネルが載っているという。おそらく1000万戸くらいは太陽光発電パネルを入れ
られることだろう。ここで作った電力を売ったら、大混乱だ。

でも電気自動車と組み合わせれば、自己完結出来てしまう。というか、今後、不安定な太陽光発電装置で作った電力の買い取りは、おそらく制限されると思う。地産地消が求められるワケ。太陽光発電を導入するなら、電気自動車+家の電力を電気自動車でカバーする装置、ということでございます。

もちろん現実的に難しいケースは少なくない。例えばマンションなど集合住宅に住んでいる人だと、自前でエネルギーを作れない。こういったケースは現在使っている機器を省燃費型に置き換え
る、というのがベストな方法。クルマならハイブリッドか、小型車か、ディーゼルです。こいつを進めて行く。

自分が出来ることから始めれば良いです。前述の通り現在100万戸のピーク時の発電能力は約原発3つ分に相当する。こいつを倍にして、さらにピーク時に電力自給出来るリーフtoホームのようなシステムを使うと、100万戸で原発6基分の電力をカバー出来てしまうから素晴らしい。

今の5倍の500万戸になったら原発30基分! しかも500万台分のガソリン消費量も削減出来るんだから凄い! もちろんこれは「私の夢」だ。電力会社や、自分勝手なことばかりやってる政府や役人に対し納得できないという人だって少なくないと考えます。「無理でしょ」という人は無視してください。

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4 Responses to “羊になりたくない人へ”

  1. COLT より:

    「狼の皮を被った羊」にだけは絶対になりたくないです。
    ハコスカGT−RやベレGのような奥に熱いモノを持っている人を尊敬します。

  2. 小林 英弘 より:

    「太陽光を1秒間受けると100,000kw/h発電できるパネル(笑)」が実用化されれば原発とは「さようなら」出来ると思います。国が科学工学その他の基礎研究予算をどんどん減らしている現状では難しいかも知れませんが(←先進国でこんな事してるのはもちろん日本だけ)、民間企業の方々の努力と情熱があれば不可能ではないと思います。根拠はありません。何せこういう分野にはとんと無知ですのでお恥ずかしいですが「希望的観測」です(笑)
    PS:私を含めて羊になりたくない皆様にはBUCK-TICKの『細胞具ドリー:ソラミミ:phantom』をお勧めします。これは近年の遺伝子操作やらクローンやらが横行する現状を「彼等流」にダークにディープに歌った素晴らしい曲です。単なるロックとして聞いても疾走感があってカッコいいですよ。

  3. アミーゴ5号 より:

    ガレージ付きで、電気自動車を活用した電気の自給自足を実現するマイホーム!まさに夢ですね〜!
    ただ唯一気に入らないのが、電力行政の縛り。「太陽電池+蓄電池+コージェネ」の組合せが一番スマートなのに〜!と思っていたら、何とヤマダ電器が3つを組み合わせた「電気自給自足の家」をテレビで宣伝していました。
    詳しくはわかりませんが、ひょっとするとヤマダってスゴいかも。こちらも「あり」だと思います。

  4. さね より:

    羊かあ、まるで飼われてかわいそうな自由がない意志決定権のない封建的社会の人民みたいだなあ。とりあえずマンションなんで夢だな自分には。 確かに政府や東電みたいな半分官僚のような輩に従いたくないアナーキスト的に生きるのも悪くないでしょう。でも世の中は資本主義、民主主義であっても何故か世界の誰かわかりませんけど、大きな力をもつどっかのカルテルに牛耳られてるみたいな感じがするんだよなあ。個人じゃどうにもならないような?よくある話ですがホントかどうかわかりませんけど…。個人としては文句もいっぱいありますけど、無能な国会や個人主義的な官僚が生まれ変わって住みよい国になるように、選挙権でこの人と思える人に投票してくだけです。金がない時点で嫌ですが、すでに羊なんで(笑) 金ある人などは自己完結的なエネルギーで自由にやっていけばいいでしょう。だけどエネルギー問題は国全体または世界規模で考えると個人主義的に金かけて解決できるとは思えません。個人でエネルギーをまかなえる金ある成功した人、最初から先祖様が土地のこしてくれてるラッキーな狼な人が羨ましいです、やるのは自由ですし。羊は羊なりにやってきます。ただ羊にハイブリッド信仰的な車選びはどうかと… クリーンディーゼルも素晴らしいですがナノ粒子とかまだまだなんかいろいろ言われてるし。うーんまさに羊には先の分からない一寸先は闇だなぁ。新しい重大な質量に関係するかもしれないとゆう?まだ断言できないらしいですが、粒子発見されたことだしいずれ今の科学も進化して、エネルギーからいろんなすべての物事が変わっていくかもなぁもしかしたら。

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