意地
フィットEVのプレスリリースを見たら「電費日本一!」とタイトルに書いてある。どれどれ、と内容見たら、どこにも電費の数字が書いていない。私とモメたモンだから意地でも数字を書かなかったんだと思う。フィットEVの開発担当の方、人間的には嫌いじゃないのだけれど「作品」や「技術論」になると全く合わない。
大いに笑えた。ただ11,25km/kWhという電費は素晴らしいと思う。リーフより20%くらい良いですから。技術レベルとしちゃ素晴らしい。ただ商品として魅力ないんだよなぁ〜。まぁフィットEVは売りたいクルマじゃないからいいか。この技術を使って開発されるだろう売る気で作った次のホンダの電気自動車に期待したい。
朝からニュースはオスプレイ一色。日本のメディアって「重さ」の選び方がヘタだと思う。原発反対の方が圧倒的に人数も熱意も大きいのに、ソチラはホンの少ししか時間を取らない。オスプレイなんか極悪人扱いだ。こうなったら海兵隊も尖閣にでも飛んでいって「荷物が重くてアブナイ」とか言って着陸してみるなんてどうか?
昨日書いたオスプレイの件、少し消化不良だったので追記。概要についちゃ6月27日の日記に書いたとおり。ここにきて多くのメディアが全く同じ説明をし始めている。ジツは追い風になって揚力を失ったときの対応策として「回転翼を上に向ける」という他、絶対的な推力を上げるという方法があります。
具体的には回転翼のピッチを深くして推力を高めるというもの。プロペラ飛行機が空母に着艦する際、エンジンパワーをフルにキープしたままピッチを浅くして推力を減らす。エンジンパワー絶対絞らない。で、着地に失敗してゴーアラウンドする際は、ピッチを深くして推力出して上昇します。その方が早いのだ。
オスプレイも同じ。パワーに余力あればフル出力状態にしておき、追い風喰って揚力を失ったらピッチを深くして推力上げてバランス取ればよい。しかしオスプレイのエンジンってパワーアップの余地”ほぼ”無しだという。ギリギリの設計なのだろう。パワー上げるにはエンジンサイズからして大きくしないとダメ。
そうなれば空力特性から重量バランスまで全て見直さなくちゃならぬ。そう簡単なことじゃない。注意して運用すればいいのだけれど、まだ慣れていないんだと思う。航空業界は新しい技術が出てくると、この手の事故は頻発する。やはり運用方法を厳格に規定する他無し。沖縄は普天間じゃなく下地島空港をベースにしたらいい。
下地島空港ならアプローチは全て海。万一落ちても住宅無し。その代わり那覇空港と下地島空港の間に定期便を運航し、片道2500円くらいの運賃に設定すればいい。海兵隊用の病院を作って地元に開放しても良い。伊良部島は観光客で大いに栄えると思う。知恵者はいないのか?
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電動フィット君はしばらく自治体や企業向けリースで一般市販しないみたいですね。
やっと実用的で手が届きそうな電気自動車と期待したのですが、ちょい我慢ですか。
でも、あと2年も待てば軽自動車クラスでも登場しそう。
100万円で実用走行距離150km以上だったらほしいな。(まだ無理か:笑)
オスプレイ、低空飛行訓練だけが危険なんだから、変に隠さず国民との共通認識を持つべき。
その上で訓練エリアをキチンと米軍と協議する事は出来ないのでしょうかね?
自国の土地にそこまで遠慮が必要なのか。
原発同様の理不尽な対応。
それでも自民の時は上手に隠していたけれど、民主はそれすら出来ないレベルの低さ。
操縦するのは米軍なんだから迷惑かからない所なら勝手にどうぞと言う感じですね。
ここ最近、オスプレイの報道の嵐。
おかしい。
まずいことから私たちの目を違う方向に向ける。
新聞などの情報の小さな部分をしっかり読み込みたい。
オスプレイ、素人の推測ですが左右のバランスを取る際もプロペラピッチで調整しているはず、しかし墜落の映像をみるとバランスを回復できず挙動が発散しています。制御系に問題がないのであれば、これはパワー不足に他なりません。
ホーネットがスーパーホーネットに大型化して航続距離などの弱点を解消したように、オスプレイも大型大馬力化して改善されていくんだろうな。現状のサイズのまま大馬力化しても航続距離が短くなるから。でも今以上に大きくなるとヘリコプター用空母に載るんだろうか。。。
鳩山首相の時もダム、仕分けと来て、やっと官僚の利権に切り込むかと思ったら普天間基地にシフトして潰されてしまいました。
今回のオスプレイについては、事故で死んでいるのは乗員ばかりで、海兵隊員が軍に文句つけるならともかく、日本のほうが大騒ぎしているのは何か違和感を感じる。政府もセコい手ばっかり使うなぁ。