テスラ、耐久性低い液晶の保証を4年から2年に短縮! こいつぁウナります
「テスラすげぇ!」とウナったのが、モデルSの液晶パネルトラブルに対応だ。普通の自動車メーカーは、信頼性と耐久性重視のため、制御PCを2世代くらい前の性能で使っている。一方、モデルSに使われている液晶やシステムは今のPCに限りなく近い。だからこそテスラは様々な機能を持たせられるのだけれど、どうやら寿命もPCレベルだったことが判明したのである。
何と! テスラは液晶画面+関連ユニットの保証を4年から2年に短縮したのだった! トラブルの内容、徐々にタッチスクリーンの反応が悪くなり、やがてフリーズすることも多くなるという。高い温度や直射日光受けた液晶画面にはよく出るトラブルだ。普通、トラブル出たら改良し、ユーザーに「弱点だ」と認識されたらそいつをカバーすべ保証を延長する。
けれどテスラは保証期間を短くして対応したのだった。VWのツインクラッチは日本だけ保証期間をアメリカや中国の半分にして顰蹙を買ったけれど、日本に於ける保証期間を変更したワケじゃない。もし半分にしたなら、もはやユーザーはカンカンでしょう。VWは現在もDSGについて明確な対応をしていると言いがたい。だから私は絶対すすめない。
テスラユーザーの皆さんは案外怒っていないようだ。液晶や制御系を交換すると30万円ほどの出費になるようだが、受け流す? ここはもう価値観の違いとしか言えまい。一つだけ言えるのが、中古テスラは普通のクルマの感覚で買わないようにして欲しい。買ってからどんなトラブル出るか解らず、出たら有償。しかもけっこうな金額になると思う。
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