土佐清水まで
所用あって高知県の土佐清水まで。この地、おそらく東京から最も時間距離が長い『市』と考える。羽田から飛行機1時間半。高知龍馬空港でナビをセットしたら160kmと出た。ウチ、高速道路は50km。そこからバイパスも無しのガチンコ一般道ときた。40km/hで走る軽自動車多数である。普通に走れば3時間半掛かります。
土佐清水港
ちなみに沖縄の離島はたいてい飛行機で行ける。三陸海岸も道が良くなったし、空港や新幹線の駅から160kmなんで場所無し。オホーツク沿岸の市や、紀伊半島の市だって土佐清水にはかなうまい。家を8時30分に出て、土佐清水到着は16時30分。8時間掛かりましたね。人を送り届けるミッションなのですぐUターン。
このくらいの距離、ラリードライバーなら屁でも無い。休み無しに高知まで往復300kmを走りました。マイッタのがクルマ。前回はターボ無しの軽自動車で、さすがにアップダウンが辛かった。そこで今回はマーチを借りてみました。するとどうよ! 6万km走ったら、こんなガタピシしちゃうのかと驚く。
今日の飛行機は乗れないため高知へ戻るだけ
何せいろんな場所から音が出てる。エンジンからも音出てる。サスペンションは全く動いておらず、真っ直ぐ走らない。これほど悪いコンディションのレンタカーに当たったの、始めて。一般道中心の300kmは全く平気ながら、クルマでマイりました。ただ燃費抜群。けっこうアクセル踏んだのに20、6km/Lだって。
このくらい燃費良いと、ハイブリッドカーやディーゼルの必要性を感じない。当然ながら日本の中には今回走ったような道路事情の場所は多い。改めて普通のエンジンのECO性能の高さと重要性を認識しました。また、ターボ無し軽自動車とコンパクトカーの動力性能の差を思い知る。都会だけでヒョウロンしちゃアカンです。
<おすすめ記事>
いつも仕事の息抜きで読ませていただいております。龍馬空港から土佐清水だと中土佐あたりから国道56号でしょうか?紅葉が見頃な時期だと思いますが。
当方も四国の片田舎在住で、車は生活必需品な生活をしております。
おっしゃる通り、四国の都市圏外まで出るとハイブリット車とコンパクトカーの実燃費は有って無い様な状態です。山間部に住んでいる方などは、パワー重視でディーゼル車を選んでいるとか。
色々な自動車批評を読ませていただいていますが、国産車のレポートは都市部や整備された沿岸部などでの試乗ばかりで、私の生活環境とは幾分乖離していると思う事が多々あります。
なかなか難しいとは思うのですが、都市部・郊外・山間部などシチュエーションを変えて試乗していただきたい次第です。
国沢さんこんにちは。もう随分昔からインプレや日々の雑感を拝読しています。
今回は経年による性能の変化(劣化)や実走行による地方路の交通状況が書かれていましたが、このスタンスは是非今後も続けていただきたいです。また以前に離島部や過疎地、ガソリンスタンド閉鎖の問題も何回か拝見していますが、それらこそ等身大の今の日本の現状だと思います。軽自動車や電気自動車、ガソリン価格、ガソリンタンク容量、1世帯あたりの自動車保有台数、税制問題などへのヒントがたくさんあると思います。
40代の私としてはそれなりに乗り物好きで、一般的にクルマに対する自分なりの評価軸もできてくると思います。
そうすると、沢山の自動車評論家がWEBや記事等で記しているクルマの評論が太鼓持ち的かどうかなど読者はすぐに見分けていると思います。
そうするとどういう行動になるかというと、信用を失った政治家や政党を国民が見る目と同じで、そうした薄っぺらな評論家記事は読まなくなるんですよね。評論家の方々はそうしたことに気付いているのでしょうか。
今私が常に拝見している評論家サイトは国沢さんを含め3人です。あとは実際のオーナーのブログや素人のインプレサイトを見る方がずっと参考になるということを多くの方には知っていただきたいと思います。
また、自動車評論家の方は9割以上が首都圏所在/活動拠点になっているかと思います。理由は分かりますがそれはあくまで「業界」にとって都合が良いからというのが理由で、読者はこれも気付いています。
少し乱暴な言い方をすると大都市圏が日本の例外と思います。
今後、自動車評論家も自然淘汰されそれぞれ特徴や個性のある方々が残ってほしいと思います。
そういう方に対しては、美容室と同じで独立され自身のお店を持たてたらお客も移りついていくのと同じで、ずっと応援していくものだと感じています。
今後とも楽しみにしています。 横浜→現在は名古屋在住者より。
地方のクルマのニーズはとても高いです。
人口5〜7万ぐらいの小さな市に
自動車学校が3つぐらいありますもん。
生徒さんも以外と多い。
だから、免許取ろうよっていう某社のCMは
はあ?って感じなんですよ。