GRヤリス、いろんな意味で実力が徐々に判ってきましたね!

自動車メディアじゃあまり話題にあがらなくなったGRヤリスながら、それはGazooが望んでいることなので仕方ないです。GRガレージの対応が良くないことも足を引っ張り&伸び悩む理由になっていると思う。なかでも「スゴいね!」なのは永田から聞いた話。高速道路の料金所から加速すべく5000回転くらいまで引っ張ったら、突如回転リミッターみたいなのが作動したという。

直後にコーションマーク。同時に「サービスに連絡するか?」という表示出たので連絡すると、ディーラーに行くことを指示されたという。ここまではコネクテッドの凄いブブンです。大いに心強い。永田は一旦エンジン止めて再始動。するとコーション消えたそうな。当然ながら永田はクルマ買った三鷹のGRガレージに連絡。するとどうよ! 「消えたんなら大丈夫です」。

クリビツテンギョウでございます! コーション出たら原因を追及しないと必ず再発する。コーションの内容はログに残っているので、初期トラブル潰しのためにもすぐチェックすべきでしょう。先日永田が三鷹のGRガレージに行った時も、お客と営業が険悪な状況になっていたとのこと。これからGRヤリスを買うのなら、近所のトヨタのディーラーにすることをすすめておく。

もっと言えば、お付き合いしている営業の方が(TOPセールスらしい)スープラに乗りたいというお得意さんと一緒に三鷹のGRガレージに行ったという(スープラはGRガレージでしか販売出来ない)。営業担当の対応を見て率直に「これは仕事出来ないな」と感じたと言ってました。スープラ、伸び悩むワケだ。GRヤリス、出来ればラリーやってるようなお店で買ったらいい。

一方、クルマの評価は徐々に高まっている。騒音規制など考慮した標準タイヤ+ノーマル状態での筑波サーキットのラップタイムは、最終型のWRX STIやリミテッドエディションを除くシビック・タイプRと同等の1分6秒前後。けれどそこからの伸び代が強烈です! タイヤをSタイヤじゃなく普通に街中を走れるハイグリップタイヤに交換しただけで1分4秒台。

サスペンションを変えたら1分3秒台。ノーマルコンピューターのままサブコンでブーストアップすればノーマルマフラーですら00秒台に突入してしまう! 1分キリも秒読みかと。ベースモデルのポテンシャル、もはやWRX STIやランエボを余裕で凌ぐと思っていいだろう。個人的には絶対的な出力を追求していくと危険性出てくるため、300馬力+αくらいがいいと思います。

おそらくエンジンだけで走る最後のコンパクトスポーツモデルになると思うけれど、最後の最後に素晴らしいクルマが出てきたモンです! このクルマ、やっぱりラリーで使いたいところ。かくなる上はWRCのラリー1からラリー5までオールラインアップして欲しい。ラリー4と5はFFベースで作ればいいと思う。強靱なボディが良い仕事をしてくれることだろう。

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