最高でしたね
ラリーの参戦レポートはベストカーなどのメディアでお伝えします。とりあえず状況をば。2日のコース設定を見ると最初から「デンキ持たないでしょう」。ということから移動可能な急速充電器である『Q電丸』の機動性をフルに使うことにした。SSの近所まで移動し、電池容量ある状態で走るぞ、という作戦。
給油の代わりにオンルート上で給電
まず群サイでのギャラリーステージ1本目は「頑張っちゃうよ!」。多少タイム的に落ちるかもしれないが、一度も使っていない油圧サイドブレーキを試すことにした。最初の右ターンでブレーキングしながらサイドブレーキ引く! するとどうよ! バッチリ! 車重あるため立ち上がり悪いですけど。
う〜ん! 今までサイドターンが上手に決まらなかったの、ノーマルのサイドブレーキだったからなのね。調子に乗って2つ目の180度ターンもサイブレーキ。今度は曲がり終わる前からアクセル踏む! これまた重い感じですが‥‥。後で見てた人に聞いたら「大ウケでしたよ」。楽しんでもらえてナンボ!
サイドブレーキターン
高価な油圧サイドブレーキを付けた甲斐がありましたね! 2本目はタイムを狙い地味なグリップ走行。良いタイムだったりして。続く赤城もSSの前にQ電丸が来てくれ、急速充電。アクセル半分くらい踏んだら、けっこう速い! もはや本来属すJN1クラスの中位くらいのタイム出てます。
Q電丸!
なんだか尻上がりに良くなって行くぞ。となれば林道をある程度攻めてみたい! ただ最後の一本は6kmで標高差500mもあるため、パワーウエイトレシオの悪いリーフにとっちゃ最も厳しいコース。フラット&下りでコーナー多いコースなら良かったけど仕方ない。悪条件を気にせず初めてアクセル踏んでみた。
榛名
まぁ大納得のタイムですね! タイしたモンですリーフのポテンシャル。今日はヨコハマのSタイヤだったし、サスペンションも最高! 今まで乗ったクルマの中で一番扱いやすくて楽しかった。ネオチューン恐るべし! おっそろしくコーナリング速度高いだけでなく、アンダーもジンワリと出てくれる。
それにしてもゴールした時は超嬉しかった! WRCで3日間戦った後より手応えあったほど。考えてみればクルマ作りから始まり、トラブルも経験し、ラリーが始まってからは全く気を抜けない展開。サービスも急速充電のタイミングもドライビングも、一つの歯車が狂っただけで完走出来なかったと思う。
次だ!
喜多見さんのクルマ作り&足回りと、小沢さんのサービスワーク、そしてトシ新井をPCWRCのチャンピオンにした日本TOP級のメカニックである伊藤さんの3人が居なければ、絶対走りきれなかったろう。Q電丸という世界最高性能を持つ移動急速充電車と出会えたのもラッキーでした。
サービスパーク内の縁石にブツけた。しくしく
次は8月末の京都丹後半島ラリー。次までに出来る限りの対応や改良をしてみたいと思ってます。
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楽しい記事、ありがとうございます。
読みながら、なぜか、楽しくてニヤニヤしてしまいました。
明るい元気をいただきました。
完走おめでとうございます。[E:happy01]
国沢さんカッコイイです!
ラリーの動画を今までほとんど見たことなかったんですが、すごくエキサイティングですね。ありがとうございます!
この先、内燃機関は先細りが趨勢ですから、
この様な、トライは実に意義の有る事だと思います。
やはり、新技術はワクワクしますね。
歴史が古い電気自動車ですが、これからも益々発展進化すると思うとワクワクします。
回生エネルギーが十分に使えていたらと残念です。メーカー側もこれから外部の人とどうやって協力関係を築いていくかも課題ですね。
ありふれたことですが、ルーフとボンネットをカーボンパネルにし、太陽光パネルを搭載して欲しいです。
そして今は効率が悪いでしょうが、ペルティエ素子のゼーベック効果でブレーキやバッテリーの発熱も電気に変えるのも面白そうです。
超小型ガスタービンをコンバインドサイクルにしレンジエクステンダーとし、廃熱を冬の暖房にも使うとか。
妄想が膨らみます。
今回開発された方々は、こんな短期間でここまでのものを創ってしまうとはただ驚くばかりです。
リーフがちゃんと走るようになるのか、心配でしたが!
すばらしいお仲間ですね。
次回も楽しみにしてます!!
国沢さんの4輪のクイックターンはすごいですね!びっくりです。
このつや消ししたようなマットな不思議な内装が気になります…
EVでスピンターンって日本はおろか世界初じゃないないですか?ギネスに知らせないと。
本日のトップ記事で紹介いただいたBMのi3。ひょっとしてこれからのEV・PHVのベンチマークになるんじゃないでしょうか。少なくともスイフトPHVに迷いが生じてるスズキはおなじような仕様で製品化するでしょう。もちろんカーボンボディなんて無理、やらなくていい。肝心なのはモータ出力より圧倒的に小さい発電機。これでいいんですよ。アコードHVたしかにEV走行に必要な電気を発電し高速ではエンジン直結。だけどせっかくのEVらしさがなくなってまさにCVT。構造も複雑だし。BMのi3は通常は高速までEV走行で電池が少なくなったら一定の回転で発電する。ガソリンタンクさえ大きくすれば500kmくらい航続できるでしょう。
ただなんで後輪駆動なのかが大きな疑問。スズキ以外も軽・コンパクトはi3タイプのレンジイクステンドEVに数年後は続々とでてくるでしょう。前輪駆動で。
ラリーお疲れ様です。
エンジン音とミッション音を響かせて走る他車と違い
国沢先生の真っ白なリーフは無音で走り抜け、まるで天使のよう!
白という清楚なボディーカラーも相まって会場へのインパクトは十分でしょう。
これはモータースポーツへの新たな課題だと私は思います。
はっきり言うと私はエンジン音が大好きです。車に限らず、ジェットエンジンや、気動車のディーゼルエンジンの音。回転数の高まりに興奮し、大好きです。
しかしどうでしょう。世の中には聞いていて気持ちいいと思う音と、そうでない音があるように、
車のエンジン音についても同じことが言えると思います。よく、F1がEVになって無音になったら魅力が減ると聞きます。
確かにそうでしょう。しかし、無音に近いEVが適したレースもあると思います。
例えば今回のように自然に近い場所や、民家に近い場所のレース。
自然の森の中を走るには、EVはよいイメージがあります。モータースポーツが若者に受け入れやすくなるかもしれません。
EVの性能がガソリン車に近づいて来れば、当然レースでも採用車が増えるでしょう。
しかしこれは、ガソリン車の潮時なのでしょうか?いいえ、これはガソリン車が進化するあたらなチャンスです。
例えばレクサスのLFA。ネットの動画でしか見たことはありませんが、録画でも素晴らしい音がします。
要するにレースで速さだけではなく、音で魅せる時代が来るのではないか、と予想しています。
無事完走お疲れ様でした。
チーム国沢の皆様も「ワクワク」をありがとうございました。
って、集合写真でVサインをしているのはご子息ではありませんか!
相変わらずの好青年ぶりですね。
国沢師匠、完走おめでとうございます!
動画見て大笑いしました。
師匠はターマックが良くお似合いですね!
久しぶりにワクワクするレポートで、読んでるだけで元気になります!
しかし、リーフがこんなにカッコ良いクルマだったとは知りませんでした。
これからも応援しておりますので、我々読者に出来る事はあれば
是非協力させて下さい!
スピンターンをするリーフを見て、なぜか涙があふれました。
ハンデを抱えて生まれてきた子供が、みんなに支えられ、晴れ舞台で、必死に頑張って賞賛されているみたいで。
今後の展開に期待してます!ありがとうございました。
榛名の下りの攻め!
サイドウォールが見えないくらい!
凄い。
EVレースのリーフも凄いけど。
ラリーも!