クッソ寒い日に電気自動車の比較試乗をしてみました~
地球温暖化(ぷっ!)のため次々と寒気が押し寄せ練馬で-3,3度になったクッソ寒い日、今年初ロケ。電気自動車の比較試乗であります。外気温10度を下回るあたりから電気自動車にとって徐々に厳しいコンディションになっていく。外気温4度を下回ったあたりから急速充電で入る電力量下がり始める。マイナスになると暖房などでもデンキをタップリ喰う。
試乗の結論。この3車種なら0,1秒も迷わないです
今日はプジョーe208とBMW i3レンジエクステンダー、ホンダeの欧州Bセグ3モデル。乗り比べるとそれぞれ特徴あり、まっこと面白い。電気自動車の時代になっても個性は違うと改めて思う。CT誌1月26日売り号でガッツリ忖度無しの実力を紹介したい(まだ原稿書いてませんので言いたいことあれば受け付けます)。航続距離短いクルマがあったため、ロケの予定大きく伸びました。
ちなみに私はリーフe+で取材に行ったのだけれど、やはりCセグだし電池容量62kWhでダントツに大きい。皆さん途中の充電をなるべく減らすべく外気温マイナスの寒い中ヒーター無しで頑張っていたが、e+は朝からヒーター付け練馬~横浜~新木場~練馬の130km走って残航続距離160km。電気自動車買うのならある程度のバッテリー容量持っているモデルを選ぶべきです。
そうそう。この2~3日、大雪&大寒波のため電力消費量がけっこう厳しくなった。電気自動車嫌いだ君達は「そらみろ! 電気自動車なんか増やしたら大変なことになる!」といろんなSNSで騒いでる。電気自動車のことを知らないからそんなこと書くんだろうけれど、充電するのは電力安価な夜間です。加えて直近の電力不足、電力会社の準備不足に起因してる。油断してたワケ。
東京電力は体勢を立て直しましたね
夏場を考えたら絶対的な発電容量はまだ余力ある。準備してなかったということ--そんな取材をしてて興味深かったのが太陽光発電。上は東京電力の「でんき予報」。4408万kWhのウチ、908万kWhも太陽光発電でカバーしてる! 昼間の電力需要時間帯で20%が太陽光発電なのだった。カーボンフリーするなら30%のベース電源を地熱。50%を太陽光発電。30%を風力。水力10%。
プラスすると100%以上になるし、風力などは夜間に電力余っている時も電気作っちゃう。余った分は全て水素にして、発電量をコントロール出来る水素火力と水力でコントロールすればよい。マンションなら10戸単位でMIRAIくらいの燃料電池1個置き、ガス管で水素送り(都市ガスより安全)、電気とお湯作ったらよいと思う。総合的な効率は普通の電力と大差なくなるだろう。
ただ今回のような大雪だと太陽光発電はダメ。水力もダメ。緊急時のみ化石燃料使った火力発電をしないと厳しいとは考えます。ただし原発は断固いらない! 30年前は電気自動車も燃料電池車も実現出来るなんて誰も思っていなかった。これから30年あれば知恵と技術でいろんなことが出来るんじゃなかろうか。電気自動車大嫌いだ君達はどうぞ今日のインフラで語っていてくれ。
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