アルミボンネット
23日の日経朝刊に「富士重工は2007年以降に発売するクルマからアルミ製外板の採用を止める」という記事が出た。しかも「アルミは原価コスト下がっても2度と採用しない」という「どうしてだ?」的な尾ひれまで付く。だってアルミのボンネットなど、簡単に再開出来ますから。おそらく素材メーカーなどからの情報を元にした消化不良の内容だと思う。一方、この記事を読んでスバルファンの多くはガックリきたのではなかろうか。高価なアルミ素材を量販グレードにまで使って軽量化する、というのもスバルの魅力の一つだからだ。こういった思いきりの良さが「スバルらしさ」でもある。私も読んだ直後の印象は「う〜ん」。けれど今回の報道は一方的なもの。もしかするとアルミに変わる軽量な素材を採用する可能性だってあります。スバルは以前から軽量の超高張力鋼の開発を鉄鋼メーカーと行っていたし、ここにきて品質感を出せるようになり始めた樹脂製部品を採用するかもしれない。ボンネットが消耗品みたいなラリー関係者からすれば、高価なアルミボンネットより有り難いこと。ただ本当のトコロは不明。情報ありませんから。単なるコストダウン狙いならガックリではあります。
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