スーパー7を作ってるケーターハム、日本の企業が買いました!
いやいや驚いた! これが4月1日ならエイプリルフールネタだと思ったほど。何と日本の自動車販売会社『VTホールディングス』はイギリスの『ケーターハム』の株式を購入し、傘下に入れたと発表した。私も知らなかったのだけれど、ケーターハム・ジャパンのジャスティンさんによればスーパー7の販売売台数って日本が世界1。新型コロナ禍に於ける昨年も120台を販売した。
今やスーパー7のようなクルマは世界的に販路が無くなりつつある。認可だって取りにくい。日本は自動車立国ということで海外で生産されているクルマについての認可が比較的大らか。もちろん排気ガス規制に代表される日本の規制は全てクリアしている。スーパー7の場合も、騒音規制や排気ガス規制対策などに相当お金を掛けてます。何よりスーパー7のファンが多い。
徐々に販売台数が減少してきたケーターハムとしても、良い話だったと思う。VTホールディングスだってケーターハムのクルマ作りの流れを変えようとは思っていないだろう。何より世界1ケーターハムを売ってるジャスティンさんの存在が大きい。クルマ好きの間じゃ「ケーターハムの伝道師」(最近はモーガンの3ホイラーの伝道師も始めた。笑)として知られている。
これで当面スーパー7も安泰だ。ジャスティンさんからすれば「う~ん」かもしれないけれど、上は舘内兄弟子が作った電気スーパー7。時代がエンジンじゃ厳しくなったら電気自動車にしても十分楽しめる。電池を搭載するスペースをけっこう確保出来るそうな。屋久島まで行ったけれど、十分魅力的、クルマそのものの基本構成が普通じゃないからだと思う。
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