絶滅危惧種のマニュアルを選べるスポーティモデルの人気、ジワジワ上昇中! 買うなら急げ!
東京オートサロンでいろんな人と四方山話を楽しんだのだけれど、多くの人が「やっぱり最後にマニュアルのスポーツモデルに乗りたいですよね~」。カーボンフリーの前にやってくるのがハイブリッドやPHV。今やフェラーリやポルシェですらPHVの時代です。大出力モーター使うようになると当然ながら2ペダルATです。マニュアルミッションの方が先に絶滅すること間違いなし。
ということで狙い目のマニュアル車を考えてみた。最も手軽に買えそうなのがロードスター。走行距離の少ない中古車なら250万円くらいから買えるし、走行距離3千kmのNR-Aなども面白い。私なら2リッターエンジン積むパワフルなRFとか考えちゃいます。シンプルなメカニズムで丈夫。10年といわず20年くらい持っていてもいいだろう。次世代ロードスターはマニュアル無しだと思う。
86/BRZも魅力的なマニュアルのスポーツモデルである。バランスいいのはミシュランの17インチ履いたベーシックモデル。広報車にないが永田のクルマに乗せて貰ったら、まぁ楽しいこと! 意のままにテールコントロール出来ちゃう。特に贔屓のメーカーもなく86かBRZで迷ったなら、ノーマルだとBRZをすすめておく。バランス良いし乗り心地も質感だって高い。いじるなら86か。
ダークホース的な存在がメガーヌRSのトロフィー。300馬力を発生する1800ccターボは素晴らしくパワフル! ブレンボのブレーキなどを標準装備して494万円はシビック・タイプRの価格と比べてもお買い得感大! リアドア+リアシートあるし乗り心地いいしアダプティブクルコンを含むADAS付き。ファミリーカーとして使うことが出来ます。
武闘派ならGRヤリスでしょう! 絶対的なパワーだって十分! 少し手を加えれば筑波サーキットで1分4秒を切れる。チューニングパーツも豊富に出回るだろうから長い期間楽しめることだろう。今からお金を貯め、1年後くらいに出そうな改良型を狙うもよし。私は国際ラリーに出場出来る『ラリー3』や『ラリー4』が出たらGRヤリスでWRCに出たい。
東京オートサロンで大人気だった新型フェアレディZにも405馬力の6速MTがラインアップされる。イマドキこんなパワフルな純エンジンのマニュアル車が出てくるなんてステキ過ぎる! 全く根拠の無いウワサによれば、正式発売の頃になると納期2年くらいを覚悟しなくちゃいけない? 価格は500万円台の前半くらいからスタートになるらしい。後ろに私が見切れてますね(笑)。
ケイマン/ボクスターというチョイスもある。2リッター水平対向4気筒300馬力か、4リッター水平対向6気筒400馬力です。ケイマンは729万円スタート。768万円のボクスターを買ってスポーツカーとオープンエアモータリングの両方を楽しむなんていい。4リッターエンジン搭載車を選ぶと一世代前のポルシェ911よりスポーティ。ケイマンやボクスターも20年楽しめる!
東京オートサロンで日本発売となったロータス・エミーラは3.5リッターV6のスーパーチャージャー付き。奇しくもフェアレディZと同じ405馬力。もちろん6速MTを選べる。ファーストロットは1353万円のフル装備車のみ。本来なら1000万円切りのグレードもあるけれど、すでにバックオーダーを1年分以上抱えてしまっているそうな。欲しいなら急ぎたい。
乗って「いいね!」と感心したのがBMWのM4。480馬力の直列6気筒ツインターボエンジンと6速MTの組み合わせが選べる。1台でやりたいというのなら、510馬力エンジンを搭載する4ドアのM3(おそらく現時点で最もパワフルなマニュアル車だと思う)を選んでもいいだろう。御予算に応じてお好みのマニュアル車を狙ってみたらいかがだろうか。エミーラいいね!
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