スカイライン売れ続けるか?
スカイラインが様々なイベントを仕掛けている。メディア関係者に対し発売前に行った入念なプレゼンに始まり、話題を集めた発表会を行い、最近じゃスカイラインのイメージと関係なさそうなエコランなんかもしちゃってます。この間、新車プレゼント、スカイラインという車名発祥の地にまつわる話題の提供に至るまで、ほとんど毎週のように露出させているから驚く。カーモードのニュースを見ても、スカイラインが出てこない週は無いほど。これだけ話題を提供し、それをマスコミに露出させられるのだから日産の実力って凄いと感心しきり。一方、クルマの方は「エモーショナルと言えないデザイン」(普遍性な魅力が無いだけで悪いとは思わない)という大きな大きなマイナスを背負ってます。「宣伝や営業、広報の多大なる努力」vs「足を引っ張るデザイン」という勝負、どちらが勝つかの綱引きを見ているようで興味深い。ちなみに何度も書いてきた通り、スカイラインの場合、ハンドリングやエンジンなどは世界トップクラスの仕上がりであります。同じくハードが足を引っ張っている(こちらはデザインだけでなく乗り心地に代表される動的な質感)レクサスと共に、壮大な実験を見ている気がしてならない。個人的にはデザイン段階で魅力的なクルマに仕上げるのが、最も販売コスト掛からない方法だと考える。体力のないメーカーは、難しいデザインにチャレンジせず素直にカッコ良いデザインのクルマを作ったらいいと思います。
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