ヤマハ、スクリューのダクトがモーターになっている高効率電動推進器を提案。こら面白い!
驚いた! ヤマハ発動機と言えば2輪車をメインとする企業だと思っていたけれど、2021年の決算を見たら2輪部門(濃い青)とマリン部門(薄いブルー)の営業利益はイーブン! 2022年の上期なんか最大の稼ぎ手になっている。しかも今後の予想を見ると110%とか120%という元気一杯の数字が並ぶ。今やヤマハ発動機にとってマリン部門は最も重要な分野といっていい。
そんなマリン部門にも当然ながら二酸化炭素排出抑制の義務が出てくる。ヤマハの担当者に聞くと、水素や電気など様々な研究をしているというが、小型船舶(最も多いのは漁船)のパワーユニットとして決定的な答えは出ていないそうな。だったら「出来ることからやりましょう!」ということでスタートしたのが、今回試乗会を行った小型の電動パワーユニット「HARMO」である。詳細見ると、なかなか興味深い!<続きを読む>
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水中モーター式推進機はタグボートや
大型旅客船でも採用例がありますね。
船の電動化については日本の在来ディーゼル潜水艦で
新型にリチウムイオンバッテリーを採用して
ディーゼルは殆ど使わない(?・軍事機密のためスペックや運用不明)
し言うニュースもありましたし、商用船でも実験船が
建造されているというニュースが有りました。
マリンレジャー用ならエンジンメンテの面倒もなく、
エンジントラブルのリスクも低いという期待が
あります。
もし電欠になったらと言うなら緊急用バッテリーや
非常用発電機を載せておくというのもありだと思います。
釣りのときなどは海面下の魚に忍び寄れるという
利点もあるかもしれません。