97歳の高齢ドライバーの死傷事故、発生する前に兆候は出ていたようだ
福島県で97歳の高齢者が乗るクルマが暴走して6人が死傷する痛ましい事故を起こした。概要を見ると明らかに道路や歩行者の状況を認識できていないと思う。その前の免許更新は認知症無しということだったけれど、人生の終末に近づくと一般的な認知症というワクじゃなく、全ての能力が落ちてくるそうな。もはやクルマという道具を扱える感性ではない、ということ。
どうしたらいいか? 今回のケースでも明確なサインが出ていたようだ。事故前に自宅の車庫入れで手間取り、接触も複数していたという。高齢化による運転の不適格症状は、細かいコントロールができなくところから始まるらしい。日本の道路事情だと車庫入れですね。出先の駐車場ということでもいいと思う。ショッピングセンターでの派手な当て逃げは高齢者比率高いそうな。
典型例はブツけてもそのまんま走り去る。明確な認知症の症状出ていなくても、そういった行動は起こすらしい。ということで家人が側にいるのなら、接触事故あったら真剣に運転の継続を考えたらいいと思う。接触した場所や理由を聞くのもいいだろう。怪しいようだとレッドカードを考えるべきだ。ドライブレコーダーを取り付け、運転の様子をチェックするなんてことも有効。
いずれにしろ高齢者の事故は全ての人にとって残念でしか無い。個人的には一番の責任は運転が不適格になった人にクルマを乗れる環境を与え続けている人にあると思う。車体に損傷のあるクルマを見かけたら警察官が優しく止めて事情を聞くようなことをしたっていいんじゃなかろうか。また、今回の事故は最新の自動ブレーキが付いていれば起きなかった可能性もある。
また警察や大手メディアはそろそろ「スリップ痕が無かった」みたいな下らん認識を止めるべき。スリップ痕無かったらブレーキ掛けていなかった、ということなどありません。
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当て逃げは刑事事件、被害者から訴えがなくても店舗の監視カメラなどに映っていれば年齢に関係なく通報すべきです。
これでもっと大きな事故が防げればそれでよし。店舗側は客が遠ざかるのを心配すると思いますが、いっぽうで安心して駐められるならその店を選ぶ客もいることをお忘れなく。
「スリップ痕」どころか「ブレーキ痕」という表現がなされているはずです。 ABS装置が壊れていたことでも探っているのか?! 全てにおいて、価値ある報道が少ない。
被害者の方の冥福を祈ります。
認知症は一気に進みますから免許更新時に問題無くとも次の日にはいきなり認知症ということも有り得ます。
今回の事故はブレーキアクセルの踏み間違いかどうかは別にしてなぜ高齢者には下記のような装備を義務付けないのか疑問です。
【ワンペダル】
http://www.onepedal.co.jp/products/
【ペダル踏み間違い時加速抑制装置】
https://www.yellowhat.jp/tokusyuu/safety_support/index.html
もちろんすべての事故が防げる訳ではないですが高齢者によくある本人はアクセルからブレーキに踏みかえたつもりが足が上がらずにそのままアクセル踏んで暴走して起きる事故には効果が有ると思います。
要らないことに補助金使うならこのような装備に補助金出せばよいのにと思います。
先日CX-60の試乗時にディーラーの人が「マツダの車はペダルの配置が良いのでペダルの踏み間違いは有りません」とか言ってましたけど大嘘です。実際に近所のコンビニにMAZDA2が突っ込んでいました。
乗ってたのはかなりの年寄りのじいさんでした。
年を取ると体の機能が落ちるんだから自覚して欲しいですね。私は定年になったら車手放すつもりです。老後の足は3輪の電動アシスト自転車の予定です。
免許更新時の試験では、試験官がヨボヨボの老人を手伝って無理矢理パスさせているのを見かけますがあれは合法なんですかね?
近所に、明らかに認知症状が進んで話が噛み合わなくなってきた老人がいるのですがまだ運転しています。ご家族の方が免許を返納させようと何度も試みたらしいですが、免許更新の試験をパスしたことを理由に「お前達に言われる筋合いはない!」と埒が開かないそうです。よく聞くと、一度目は落ちたのだが試験官が「惜しかったのでもう一度させてくれた」とのこと。ご家族の方は、免許センターは無責任だと憤ってました。実際その爺さんの軽トラはボコボコなのですが、ご本人はそれを自分の運転技能と結びつけて考えることができていません。正常な判断ができなくなるのが認知症である以上、自主返納には期待できません。安全装置の義務付けや、認知試験の正しい運用などの対応が至急必要な状況だと思います。
もう、80歳超えたら国から自動ブレーキ又はレベル3以上の自動運転の車を与えるべきですね。
この97歳の人は周囲に家族がいたのだから、運転を止めさせなかった、代わりに運転を買って出ることのなかった家族の責任は大きいと思う。
方や、原付ですら乗れないと困る人も地方にはいます。以前免許の書き換えに行ったとき、前に並ぶご老人が視野の角度に問題があるとばれて(?)しまい、書き換えできないことがありました。それでも運転できないと生きていけないと係官に泣いてしすがって、見てる方も大変でした。もちろん、あぶないからやめさせるんですが、それがすぐに生活基盤を揺るがすことになりバックアップ策を考えなければならない場合がこの例です。
今回は「まあ、あぶないわね」と言っている間に、ひとり亡くなってしまいました。
技術でフォローするのか社会インフラでフォローするのかあると思いますが、悲劇が繰り返されないことを願います。
連投すいません。そんな私の親が70をちょっと超えたあたりで、本人たちは大丈夫と言っているのですが、遠出の時は「運転して」と言われるので、まあ何か感じることはあるんだと思います(腕についても世相についても)。
例によって、通院買い物で車は必要であるものの、同居はしていないので、ホンダセンシング付きのN-WGNを渡してあります。一応、サポカーに該当するはずの車です。
何もなければいいのですが、ブレーキは意識して踏んでね、と伝えてあります。
(T_T)