最近クルマそのものやディーラーの「外れ~」が増えてきている気がする

自動車ディーラーの対応について書いたら、いろんな意見や情報を頂いた。全般的な印象を書くなら「全体的なレベルが徐々に落ちてきているようですね」。自動車ディーラーの対応、様々なギョウカイの中じゃTOPクラスだと思う。家の次に高額な”商品”を扱っているのだから当然かもしれない。しかも「命を預けている」という特殊な状況もあるだろう。

ディーラーの面白さは「顧客の利益を守るためメーカーと対峙する」という役割を持っていること。昨日書いたアクアの走行用バッテリーで言えば。ディーラーにとって一番大切なのは顧客である。顧客が不満に感じるような状況あれば内容を調べ、どうやったら満足してもらえるか、です。アクアでいえば「なぜアメリカでの保証期間に達せずダメになったか」をメーカーに聞くこと。

メーカーにとってもディーラーからの情報は「もっと良いクルマを作るため」に重要。トヨタなら真摯に対応することだろう。使用状況に個別の問題あれば、それもノウハウになるし顧客が納得する説明だって出来る。気になるのは「メーカーやディーラーによる差」が拡大していること。下は輸入車に頻発するメッキモールの錆。ウチのBMWはもちろん、メルセデスやアウディなども酷い。

欧州の気象条件だと問題ないようだけれど日本じゃ必ず錆びる。日本のメーカーのデザイナーによれば「錆びるのが解っているのでアルミモールは使いません」。3年間の保証期間に発生すると、磨いてオシマイ。半年もしたら錆び始める。そうこうしているうち、新車保証が終わる。私のBMWは保証期間内に何度か整備や点検に出したけれど、モールの錆は完全無視されました。

こういった例は枚挙に暇無し。VWのDSGなんか典型例。もっと言えば同じようなトラブルでもディーラーによって対応が全く違うだけじゃなく、営業マンによっても違う。ダメなディーラー&営業マンから「外れ」のクルマ買ったら厳しい修行になると思う。どうしたらいいか? やはり「人を評価する目」を育てないとあかんです。嫌な担当ならトットとディーラーを買えよう。

ダメな営業がいるディーラーはダメになりつつある。買った後でもサービス対応悪ければディーラーを変えたっていい。人を評価する目に自信ないなら、紹介で買うのもよい。紹介者の手前、妙なサービスはしないと思う--といったことを全てやった上で外れちゃったら「運が無かった」とサクサク諦めるしかない。私のBMWのモールの錆も運が無かったと諦めてます。

ただメディアとしての役割は、こういった事象をしっかり伝えることと、外れを掴まされた人のコストパフォーマンス高い適切な救済策を調べること。メッキモールの場合、磨いても半年なのでムダ。新品に交換しても錆びる。いくつかコスパの高い対応策あるようなので試してみようと思う。他のクルマのトラブルも最近ネットを検索すると”同士”がいる。

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