ユーザ不在。フェアレディZの納車時期、社内で行われている抗争のため全く公表されず?

富士スピードウェイで2022年11月20日に行われたベストカーの読者イベントの際、来場者の皆さんから「フェアレディZはどうなりましたか?」と聞かれた。そういえば続報をお届けしていませんでしたね。あの後、いろいろなことがわかってきたし、ジックリと試乗もしている。ATのリコールで生産台数の推定もできるようになった。フェアレディZのナゾについて解明していきたいと思う。

まず、最大の「ナゾ」が生産可能台数と受注台数。いずれもいまだに公表されていない。ぜか? 調べてみると、激しくツマらない社内抗争に起因しているようだ。時間を新型フェアレディZの開発を決める時まで遡る。その際、一番モメたのは「何台売れるのか?」ということ。開発サイドからすれば「相当の台数を期待できる」。一方、販売や経営サイドは「売れない!」。

 この論議、感情的なもつれを含め、相当やりあったようだ。最終的に開発サイドが押し込まれ、新型フェアレディZはフルモデルチェンジじゃなく「マイナーチェンジ」(だから型式はZ34のまま)ということで予算を大幅に削減したうえ、なんとか開発できることになった。その時、販売/経営サイドで売れないと言い張った人物が今でも残っていると聞く。<続きを読む>

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6 Responses to “ユーザ不在。フェアレディZの納車時期、社内で行われている抗争のため全く公表されず?”

  1. アミーゴ5号 より:

    出ました出ました、日産のお家芸。ここまで来ると、もはや待ってましたの領域ですね。

    「糞の役にも立たない社内の痴話喧嘩」「間違いを認めず、お客より自分を最優先する木っ端役員」

    日産は、何回同じようなことを繰り返せば気が済むのかな。こんなんなら、ルノーも株式を手放して見限ろうとするんちゃいます?

    植民地支配から開放されたと歓んで、見棄てられたことに気づかないとかね。あぁ、茹でガエルの極致。
    くわばらくわばら。

  2. CX-60 より:

    儲かる車、儲からない車とありますが、一台車を立ち上げて売り上げにつながりそうならば、なるべく売る方に行くのが企業としては正しい方向だと思います。開発費も売り上げがあっての回収ですし。
    日産にいる人なのに、GT-RやZの推進を邪魔する人って、何で日産に入ったんでしょうね。。。
    2027年以降に新しいパワートレインになるとしてもブランド継続ができるかは、ICE最後のモデルが握っているところもあると思うのですが。
    技術系役員に邪魔されてEVが開発できなかったマツダ、お会計係重役に邪魔されてブランド維持が難しい日産。技術者・担当者って大変ですね。

  3. 猫まんま より:

    ゴーン会長を追い出して旧日産勢の本性が出てきましたね。日産の歴史を調べると解るのですがとにかく内部抗争に明け暮れてまるで陸軍と海軍の派閥抗争がメインでその片手間にアメリカと戦争すると言われていた旧日本軍そのものですね。
    昭和の時代から営業なんか二の次で組合潰しに全力投球だったり、生産ラインの効率化なんか考えもしないで売れていた2代目シルビアは半年待ちで売れもしないセフィーロを置き場所が無いほど延々と作り続けた話は有名ですね。
    結局ゴーン会長が居ないと駄目なんですかね?この先ルノーから独立したらまた元の状態に戻って今度こそ潰れるんじゃないでしょうか?

  4. 日産ファン より:

    日産ファンとして一言!
    情け無い役員ですね!
    お客様第一主義にするべきです。
    そんな訳の分からない役員なんて辞めさせるべきですね!
    株主達も黙っちゃいけないと思いますが!
    フェアレディZは日産の代表する車です即刻Zを欲しがってるユーザー向けに増産するべきです。
    1日も早く注文を再開するべき!

    • 今回の騒動はまさに開発チームの完全勝利です。反対したチームは総退陣して
      先ずはお客様に謝罪して下さい。
      本人に日産のDNAを分かってない自分さえ利益を得れば良い見にくい奴ら
      日産、日産ファンを舐めるなよ!
      命掛けで走って来たレーサーの魂をなんだと思ってる総退陣して新型フェアレディZを増産して注文を再開すべし!

  5. ぱんだこぱんだ より:

    まぁ売れないと言ったおエライさんの気持ちも分からなくはないですけどね。
    日本で2座のスポーツカーが飛ぶように売れるなんて想像つかないですから…。

    アメリカは黙ってても売れるので相応の数出すつもりだったんでしょうが、日本車じゃ数百台/月平均で生産計画立ててもしても仕方ないのでは。

    私もこんな人数が飛びつくとは思いもしませんでした。5年で1万台強売れれば良いほうかなーと思っていましたので。

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