厚木のパチンコ店で150台燃やした車両はVWだと判明。VWジャパンは問い合わせに対し黙秘か

8月に厚木のパチンコ店の駐車場で火災が発生。150台燃えた事故を覚えていると思う。当時から「火元は比較的新しいディーゼル車」と言われてきたけれど、メーカーの特定は出来なかった。本来なら消防がいち早く公表し、同じ車種に乗っている人に情報を出すべきなのだけれど、なぜかメーカーをかばった。消防、市民に守る権利を与えず。この情報隠し、私は断罪されるべきだと考えます。

火元はVWだと解ったようだ。休日ということもあり問い合わせ出来ない状況にあるけれど、問い合わせたメディア(共同通信)は現時点でコメント出来ないと門前払いされたようだ。火災の発生は8月。とっくに自社の製品が原因だったと解っていたことだろう。だったらとっととリリースを出せばいいのにばっくれている。根っこはダイハツと同じ。ディーゼルゲートの反省無し。

そんなVWは「ブレーキ液のリザーバータンクにおいて、生産工場での組付作業指示が不適切であったため、遮熱マットが正しく取り付けられていないものがある。そのため、エンジン高負荷時等の熱により当該リザーバータンクの端部が溶損することがある。最悪の場合、ブレーキ液が漏れ、高温の排気系部品に触れると火災となるおそれがある」というリコールを12月22日に出した。

VWのリリース

このリコールと火災の因果関係はVWがばっくれているので不明。そうかもしれないし違うかもしれない。いずれにしろVWのとばっちりを受けて燃えたクルマのユーザーは、有効な任意保険に入っていなければ泣き寝入りだ。というのもパチンコ店には責任なし。VWのオーナーだって燃えるなんて思っていないため、責任なし。となればパチンコ店もVWのオーナーも賠償しなくていい。

調べてみたら火災に有効な車両保険に入っていなかったクルマは、保障問題についちゃ進展しておらずそのまんまのようだ。ただ今回リコールを出している。もし因果関係がハッキリすれば、VWを訴えることも出来る可能性大。ましてや8月の火災以前に解っていることであれば、真っ黒だと思う。VWジャパン、ディーゼルゲートの時も取材対応せず。そんな会社です。

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4 Responses to “厚木のパチンコ店で150台燃やした車両はVWだと判明。VWジャパンは問い合わせに対し黙秘か”

  1. uresiina より:

    有り難い記事です。
    感謝。

  2. 大衆車 より:

    主なメディアからニュースが出始めましたね。
    遮熱マットの組み付け不具合で、出火の可能性ありと。

    リコールと重ねて発信されているのは良いとして、このタイミングまで触れ手こなかったメディアの汚さ。
    目に見えてCM打つ側に媚びへつらうからTVも新聞も嫌になるんですよ。

  3. トヨタ車ユーザー より:

    今日になってVWが「否定できない」と言い出した、と読売新聞に出ました。情けない話です。

  4. 愛用車はBRZ より:

    ご指摘通り、消防の見解とVWの原因見解と違います。国交省はきっちり仕事して欲しいですね。火災原因に直結するリコール出すべきです。

    過去にVWゴルフ6を新車で購入しまして2年で売りました。品質的に中国製かと思うくらい酷い品質でしたね。保証期間で修理させましたがオーナーとしては台車暮らしが辛かった。品質管理出来ない体質の会社でしょうね。

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