やっとダイハツが情報発信するも、聞きたいことは聞けず!

20日の問題発覚後、トヨタは翌日から連日のように情報発信をしてきたけれど、ダイハツについちゃ無しのつぶて。そろそろアカンと思ったのか25日の15時からオンライン記者会見を開いた。トヨタに比べたらへっぴり腰ですが。ダイハツの出席者は井出さんという広報の責任者である。井出さん、最近復活したモータースポーツ活動などにも積極的。ブリヂストンからダイハツに転職してきた方のため、悪い習慣がまだ付いていない?

ただ井出さんのところに正しい情報が届いているかと言えば、大いに怪しい。冒頭の状況説明で「ユーザーの皆さんには連絡している」と言っていたけれど、私のところには無し! スバルへのOEM車なのでスバルが悪いのかもしれませんけど。このあたり、聞きたかったので挙手したものの、ついに指されず。もしダイハツのユーザーで説明と謝罪の連絡来ていないというのなら、ダイハツはさらにウソをついているということになります。

もう一つ聞きたかったのは、何で記者会見がこんなに遅れたのか、ということ。メディアも取材する機会無いため、単独取材のようにダラダラと現時点で答えようのないということは中学生レベルでも解るような質問を繰り返す。みんな聞きたいことがあるのに一人2問と言ってても聞かない。空気読めない記者にイライラさせられます。だからこそ私も質問できなかった。司会はダイハツだったのであえて指さなかったのかもしれませんけど。

いずれにしろ今回の不正事件に於けるダイハツ初めての記者会見、今までトヨタが言ってきた以上のことは出てこず、聞きたいことは聞けないまま終わってしまった。井出さん、そんな人じゃないと思うので、その上の誰かがブレーキ踏んでいるんだろう。ダイハツの上層部は情報公開という概念すら持っていないようだ。もはや考え方を変えなければダメ。今のダイハツに期待出来るメディア対応は望めないかもしれません。

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4 Responses to “やっとダイハツが情報発信するも、聞きたいことは聞けず!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    昨日ユーチューブで中古車店オーナーさんが、「ダイハツ車が、ローンの対象外にされた!」と説明しておりました。

    とあるローン会社が手を打ったらしく、消費者は新車であれ中古車であれ、ダイハツ車ではローンも残価設定もできなくなったとのこと。

    昨日の時点でまだ一社だけらしいですが、これが広まったら、事実上ダイハツ車の流通が止まります。

    ダイハツがビビって通り一遍の情報しか流さないと、ますます自分の首を絞めることになる。

    どのマスコミも、174件違反と言うばかりで、そのうち140数件は既定値をクリアしているなんて、報道しませんからね。

    ダイハツは、マジで正直に情報を伝えて信頼回復をはからないと、信用取引ができなくなって取返しのつかないことになるのでは?

  2. アミーゴ5号リボーン より:

    追記です。

    もしそうなったら、逆に二束三文で買い叩いて、オイラの趣味クルマにしようと思ってます。はい。

    でも一台一台のクルマには、罪はない。

    クルマをそんな憂き目にあわせないように、経営陣は責任を持って対応して欲しい。

  3. しんたろ より:

    今日の夕方ニュースで国沢さんが解説インタビューで出演されていたとの事。ほぼ毎日その時間帯のその番組を観ているのですが今日に限って観ておらず、残念無念・・・
    ただyahooニュースで文字起こし記事を見られたのでまぁ良しって事で(笑)

    記事の国沢さんのご意見概ね同感です。

    少なくともモリゾー会長後のトヨタは不祥事やリコールの公表をまったく恐れていない気がします。
    それでこそ「カイゼン」の親玉だと感じます。

    そして意外とイメージがないみたいなのがトヨタって法令違反に対して文字通り厳格です。
    かつて自動車業界向け業務用ソフトのトップシェアを誇る某社が関西の一支社が社用車の「車庫飛ばし」で摘発された事がありました(実はその会社への「本線」は脱税だったらしいですが)
    直後、その会社への部品データ提供を停止し、ほぼ「出入禁止」にしたのは業界ではそこそこ話題になりました。
    結局その処分はその会社が経営トップが脱税で摘発された事が皮切りになりグループ全体が分割譲渡、解体されて消滅して以降もしばらく続き、存続会社のひとつが社用車購入(つまりはトヨタ系企業に取引ができるようになった?)する迄20年近く続いたようです。
    (真偽の程は噂と私の妄想もあるので定かぢゃありませんが)

    ただその他にも似たような「出入禁止」の例は時々聞きますのでやはりその辺りの噂は本当だろうと思っています。

    となると「出入り企業」ですらそこまで厳しいのに子会社への扱いは果たしてどうなるのか気になるところです。
    通りいっぺんの「処分」では出入り企業に示しがつかないでしょうからそれなりに厳しい形にはなるのではと思います。

    ともあれ今年は自動車業界の膿が噴き出した印象の一年でしたが、それが止まるのか更に噴き出すのか。
    業界の端っこの隅で口に糊する身としては気になるトコロです。

    来年は良い年になるのでしょうか・・・ね。

  4. MIZ より:

    初めてのコメントになります。
    私、自動車部品サプライヤーメーカーで技術屋をしております。専門はアルミ。
    ダイハツの件、私2022年1月にハイゼットトラック ジャンボを購入しました。ダイハツは「購入者に連絡している」との事ですが、25日現在なんら連絡はありません。
    地方在住だからか?
    かと言ってどうこうする訳ではありませんが。関係者がこんなコト言ってはいけないのでしょうが、所詮はダイハツの軽トラ、です。軽トラに多くは求めてはいません。
    それよりも、軽トラを使えない事の方が問題になります。

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