当然ながら雪などの悪天候時、自動ブレーキは期待する性能を発揮出来ないので御注意を

歩行者の立場で移動していると、驚くべきことに信号が変わったからと、左右の確認もせずに道路を渡り出す人が多い。どうやら皆さん赤信号になったら必ずクルマは止まると思っているようなのだ。横断歩道で発生する悲惨な事故の多くは、歩行者が左右の確認をするだけで防げる。横断歩道で発生する事故、防げるのに教育をしない。「なんでだろう?」と思います。

そもそも横断歩道など見えない

そんな状況が多く発生するのは雪道だ。明日の昼過ぎから「普段は降れば雨ながら降雪が予想される地域」が関東北部を中心に出てきそう。雪道、ドライバーが止まりたくても止まれないケースって出てくる。本来ならドライバーのミスをカバーしてくれる自動ブレーキは、稼働するだろうけれど止まれない。せいぜいウエット路くらいしか想定していないからだ。

こんな時こそ大人は「歩道の信号が青になっても左右を確認しよう」という啓蒙を行うべきだ。いや、本来なら事故を未然に防ぐべく警察が率先してアピールしないとならないのだけれど、そういう活動をしているの、見たことない! 警察が仕事をしてくれないなら教育委員会など学校に通達すればいい。朝のミーティングで話をすればいいだけ。事故を減らす気がない?

今後、認知症のドライバーだって増えて行く。疾病による人事不省事案もあることだろう。そんな状況で自分の大切な家族の命を絶たれたらやりきれない。命を奪われてから大騒ぎしても戻ってこないです。どうか「赤信号でも止まらないクルマ」が存在することを啓蒙して欲しいと強く思う。今日みたいに雪が降りそうな日に説明すると素直に受け入れられるんじゃなかろうか。

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3 Responses to “当然ながら雪などの悪天候時、自動ブレーキは期待する性能を発揮出来ないので御注意を”

  1. 猫まんま より:

    いくら高性能の自動ブレーキがついていても絶対ではありません、大雪の日もあれば雨の日もあります。でもディーラーが知ってて誤認識させているのかただ単に営業が馬鹿なのか「どんな時でも止まります、安全です。」言ってるのを見たことがあります。以前知人についてスズキのディーラーに行ったときに【30km以下でしか動作しないレーダーで無いレーザーサポート?】の先代アルトの初期型をおばちゃんに「自動ブレーキが有れば絶対に停まれます、事故が無くなります」とか言ってた営業が居てあまりにも嘘っぱち言ってたのでおばちゃんがかわいそうに思ったので口出しして「30km超えたら動作キャンセルされるのに嘘つくな、あんまり嘘言ってるとお客様相談室にチクるぞ」って言ったことが有ります。これってユーザーが信じ込んで事故ったらどうなるんでしょうかね?近所のダイハツはお客さんに説明を求められてNCAPの動画見せて「万能ではありません、あくまで補助的なものです。」って説明していました。たとえ他社に比べて性能低くともきちんと説明してるだけましかなと思いました。まあ他の店は知りませんが。
    スズキに限ったことでなく売りたければ嘘八百並べ立ててるのはどこも一緒で地元のシトロエンなんかは「シトロエンの車は欠点が無い車です」とか言ってますが大嘘ですね。
    車に限った事でなく、情報弱者が騙されるわけでちゃんと自分で情報調べて理解して騙されないようにするのが大事ですね。

  2. Takezo より:

    昨日駅前の信号の無い横断歩道で、目の前の人が危うくバイクに轢かれるところでした。奥側の車は止まっていたので渡ってしまおうとしたんだと思います。私は右から来るバイクに気付き、止まるか怪しかったので横断歩道手前で一拍様子見しました。案の定、急ブレーキで前の人のぎりぎりで止まっていました。事故にならず本当に良かったです。

    子どもにも小さいときから言い続けていますが、信号が青だから安全ではない、車がいない、止まっていることが確認出来て初めて安全だということ。命を左右するのはこうした心構えの積み重ねだと思います。

  3. しん より:

    『人』と『車』という区分が諸悪の根源。
    『人』と『車に乗った人』というふうに教育すれば、車は止まるものという固定観念も変えられるし、何が何でも歩行者優先という誤った(?)法解釈や風潮も改められるはず。

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