整備士不足が深刻化。直近では点検の予約も取りにくくなってきた。良いアイデアありませんか?
全国規模で深刻な整備士不足が起き始めているという。クルマに乗っていると壊れるパーツが出てくるし、点検もしなければならない。昨今のクルマは複雑なので、相当のクルマ通でも自分じゃ簡単なチェックくらいしか出来ないと思う。なのに今や整備士不足のため、修理や点検をしてもらおうとしても予約をしなければならず、その予約も取りにくくなり始めている。
顕著に表れているのが整備学校の学生数である。2023年のこと。日産大学校という整備士育成学校の広報担当から「学生が集まらなくて困ってます。このままだと数年後にはディーラーでの整備業務に支障が出るレベルです。何か良いアイデアはありませんか?」。早速調べてみたのが文頭の状況です。どこのメーカーも整備士不足に悩んでいて、リコールなど出ると通常の整備も出来ないそうな。
さらに調べてみると、不足しているのはディーラーの整備士だけじゃなかった。個人経営の整備工場も人が集まらず、後継者不足に悩んでます。円安ドル高のため外国からの助っ人も来なくなった。従業員の平均年齢は高く、引退すると工場を閉めるというケースが日本全国で始まっている状況。<続きを読む>
<おすすめ記事>
ビッグモーターなら空いてるんじゃないでしょうか?と冗談を言ってみる。
私は新車当時から近所のイエローハットで車検受けてます、今年の夏で19年目、最近の車で欲しいのが無くてずっと乗ってます。国沢師匠の住んでる人口の多い東京と違って田舎なんであまり整備士不足の影響はあまり無いみたいです。昔付き合いのあった整備工場は最近のハイブリッド全盛時代に適応できず困ってるそうですが。整備士不足も深刻だけど資本力の無い個人経営の店は機器の導入もままならないのも問題ではないのでしょうか?
素敵な取り組みですね。
本土でも市町村単位でやってもらえれば、自動車ユーザーも助かるし、親が感謝する様子を見た子供たちがカッコイイと思って整備士を目指してくれるかもしれませんね。
整備士専門学校などの学費を自動車メイカーが、援助する。8割くらいを5年以上整備士で働くと返済しなくて良い。2割くらいをディーラなどで5年以上働くと返済しなくて良い。トヨタの利益を自動車業界に還元すべきと思う。介護業界で県ごとに学費の援助して、介護師の確保に頑張っています。
クルマの整備系は、ビックリモーター騒ぎで、ますます敬遠されているのでしょう。
その中で、こちらの取り組みは本当に素晴らしいと思います。
願わくば、既に引退した整備士さんも、短時間なら働いても良いという方々が安心して働ける職場があると良いと感じました。
ちなみにビックリモーターや損保も、ボッタクってきた分、少しはクルマ社会に貢献したらどうなんやと思います。まあ、街路樹を枯らす輩に、期待してもショーがないか。
社会を、みんなで、あきらめていく。
ネットで誰でも世界に発信できる時代に生まれ育った世代の人たちは、大切で無くてはならない仕事であっても裏方に徹すること自体を辛く感じるかもしれません。簡単にいうなら承認欲求ですね。非常に大事な職業ですし整備士という職業をもっと前面に出して活躍している姿を多くの人達に見てもらえるようにしても、何も問題はないと思います(優良事業者ならできるはず)。
ショーウィンドウのようにガラス越しに整備しているところをお客様に見学して頂いたり、営業のようにお客様の担当を明確にしてお客様に名前と顔を覚えてもらえるようにしたり、整備士が『私が責任を持って整備をしました』とお客様に主体的にお伝えしたり、制服もお客様と接するに相応しい上質でスタイリッシュなデザインに変更して清潔な状態を保ったり、接客のトレーニングもしっかりと行うといったことなどにより、自然と整備士への注目度が高まって立場も向上するように思います。そうなると、もはや過去の『整備士』という言葉の定義には収まらないので、横文字の新しい言葉を作ってやると、より効果的かもしれません。
また、どの車種のどの部品にどういった不具合が出やすいのか、どうすればもっと整備性を高められるのか、といった整備士ならではの現場からの声を開発現場にストレートに届けられる仕組みもあって良いでしょうね。自分のアイディアが部品に反映されたら、モチベーションもきっと上がりますし、開発側も信頼のおけるフィードバックがものすごく欲しいはずです。
今まで整備士は裏方に徹してきた側面があったと思いますが、時代に合わせてもっと表面に出てきてもらうことで、お客様にも信頼を提供できるはずです。その姿を見た子供たちが、将来整備士になりたい、と思えるような仕事に変革できれば、時代に即した進化ができた証と言えるかもしれません。
整備士だけではありません。
所謂職人と言われる人はどの業界も激減しています。
原因はハッキリしています。
労働環境に見合った報酬が無いです。
人間霞を喰って生きては行けません。
賃金改善無くして問題解決は無いかと。
私自身半年毎に点検に出しいたが、知人の中では珍しかった。
もう20年くらい前からメンテナンスパックが当たり前化して、点検する必要のない人(例えば走行距離が短すぎもせず適度)まで半年ごとに点検してオイル交換までするようになった。
整備士の数が減ることと同時に、不必要な点検が無駄だと思います。
ニポンの労働人口不足の根っこは、少子化です。
25年で半分位の出生数になってる感覚なんじゃないでしょうか?
そうすると、学校が生徒の取り合いになりますので、整備士学校への希望者が減るって事でしょう。
クルマ乗ってる人口より、若い子の方が減少大きい訳ですからね。
整備士を目指す人って、クルマが好き、クルマ弄りしたい、そんな人なんだろうと思いますが、そんな気持ちの醸成は小さい子供の頃からジワジワ出来て来るんだと思います。
昔は、クルマのイベントが沢山あって、ちっさい子供達が楽しんでましたよね、幼稚園、小学生くらいの子供達がクルマにワクワク出来るきっかけを作ってあげる事が、18歳で整備士の道を選ぶきっかけになってくれるんじゃないでしょうか?
今の時代、16,17歳の頃に整備士いかが?って言いだすんじゃ手遅れだと思うんです。
年寄り向けのイベントの方が今の金儲けにゃ向いてると思いますが、余裕のあるメーカーさん、販社さんなどが、10年20年先の、自動車業界にたずさわる人材を掘り起こす様な感覚で、クルマイベントを企画して欲しいです。