120万円で買えるハーレーの不人気車ナイトスター・スペシャル、なんと教習車に使うという!

ハーレーのナイトスター・スペシャルがやっと乗れるレベルに仕上がった。改めてダメだった部分を上げると、1)ステアリングステムを強く締め付け過ぎていてハンドルが滑らかに回らず。結果、まっすぐ走れない。2)シフトが渋すぎてまともに操作できない。3)バーエンドミラー使いものにならず。4)クラッチが唐突に繋がり酷く乗りにくい、というもの。

リアシート横に工具入れを付けた

対策はこちらをクリックしていただければ、と思う。その後、さらにステムの締め付けトルクを15度緩めた。ホンの少し渋さ感を残すが、ここは1000kmくらいランニングインして再調整する予定。シフトだけれど、ずいぶん良くなった。でもまだ操作にチカラが必要で、普通の靴で乗るとシフトアップは苦痛。どうしたモノかと思っていたら、柔らかいゴムのカバーがありました。

ストロークが30%ほど長くなるものの問題なし

単純構造のゴムサックながら990円もする! ただ効果は抜群で、イッキに”あたり”が柔らかくなった。スポンジーな感覚も10%くらい増えるため、スポーツ走行にゃ向かないかと。クラッチのミート感だけれど、調整出来ない。どうしようかと考えながら乗っていたら、慣れてきた。かくして近所のお買い物にも気軽に使えるようなバイクになりましたね。

ソフトなゴムはハーレー用で990円

弱点をカバー出来れば低い回転域からトルクあって乗りやすく、シート高はベタベタに低い。加えて車重が230kgを切っており、取り回し良好。興味深いことに大型免許の教習車としてナイトスターを使うという。写真を見たら、さっそくキジマのミラーになってる(笑)。ノーマルだと超乗りにくいシフトやステムの締め付けはどうなっているのか?

ということで乗りやすくなったら、なんだか楽しい! 特にロートルのバイク乗りからすれば、軽くてトルクフル。取り回しの良さじゃベスト5に入ると思う。現在出回っている乗りだし価格120万円台の「登録しただけの新車」が無くなれば、ジワジワ相場も上がっていくだろう。買うなら今かと。今までハーレー嫌いだった同士にもすすめておく。飛ばす気が失せるので安全です。

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4 Responses to “120万円で買えるハーレーの不人気車ナイトスター・スペシャル、なんと教習車に使うという!”

  1. 裸の将軍 より:

    最初に乗るバイクは、自動車以上にその人のバイクライフを決めてしまうと思ってます
    私は80年代後半、明石の運転免許試験場で大型2輪免許を所得しました
    試験車両は、乗り易さとは対極のレプリカZXR750R
    受験生は試験中のクランクの転倒は茶飯事、週に一度は急制動でジャックナイフをし救急車の出動(笑)
    私は10回ほど通い大型免許は取れましたが、試験中のトラウマは残ったようで
    ZXRのエンジン音と聞くと当時の緊張感を思い出し、心拍が高鳴り購入候補になんかできませんでした

    ハーレーなら穏やかに教習を受けれるかと(笑)

  2. ひまわり より:

    外圧で大型2輪免許が教習所で取れるようになったと言われてましたが、まさか教習車にまでってことはないでしょうね。

  3. たけ より:

    ナイトスターS乗りですが、自分もロートルでして(ステムの締め過ぎは気が付きませんでしたが)ほぼ同じ認識でした。唐突なクラッチの繋がりはどうやら冷間時だけの現象のようで温まってくると良い感じですが、シフトの硬さは閉口してます。飛ばす気が失せる…まさにその通りですね。

  4. 通りすがりのバイク屋勤務 より:

    HDの教習車両使用は結構前から使っていた所も有りました。寄贈された教習所も有ります。ただ、どこもメンテナンス維持が大変なのでなくなっていった傾向です。使用車両はどこも空冷スポスタです。
    私の会社も教習所メンテナンスをやっていた事が有りますが、ホンダ車ですら非常に大変でした。この辺りの維持管理関係の理由は白バイに近い物があります。

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