ミニバンを買うなら福祉車両をぜひ考えて頂きたい。高い分は手放す時に戻ってきます

新型フリードに試乗してきました。詳細はカートップ誌やエンジン誌でレポート書きます。興味深かったのはクルマ椅子など乗せられるスロープ付きモデル。標準の『クロスターe:HEV』に対し13万2500円高の329万5000円。御存知の通りこの手のクルマ、誰が買っても消費税不要である。私のノアもサイドリフトアップ仕様のため消費税掛からず、普通のノアと同等でした。

車椅子を固定したままドライブも出来ます

私の場合、購入時はリフトアップ車のニーズなかったものの、10ヶ月後に納車されたら翌月から使うことになった。このタイプの車両って、ニーズは突然やってくる。本来なら中古車で気軽に買えるようになってないとダメながら、市場に出回っている台数が少ないため相場高く、コンディションの良い売りモノ少ない。高齢化を考えると10%くらい必要だと思う。

一方、自動車メーカーからすれば積極的に売りたくない。10%の消費税分は自動車メーカーが全額負担することになるからだ。使っている部品や組み立てにかかる費用全てに消費税が掛かっているのだった。メーカーからすれば10%引きで売るようなもの。なので積極的にアピールしない傾向。試乗会で福祉車両のアピールするの、ホンダとトヨタくらいだ(日産もまぁまぁ)。

ノアのウエルキャブは超おすすめ

皆さんもっともっと買って頂きたいと思う。近い将来、高齢化社会を迎え完全にクルマ不足になります。社会貢献のご褒美として、標準車より高い分はリセールバリューで還元される。フリードの場合、標準車より下を見て15万円は高い値がつくだろう。フリードのリフトアップ仕様、しっかり作ってあり、クルマ椅子は電動ウインチで引っ張り上げてくれます。

ここから福祉車両以外の話です。新型フリードは同じ装備内容のシエンタと比べ乗り出し価格で40万円くらい高くなってしまう。ナビやETCなどシエンタだと安価だったり標準だったりするものが高価なオプションになっているからだ。ホンダの場合、オプションは全て『ホンダアクセス』という別会社の扱い。この会社、フロアマットなども扱っており、努力せず儲かる(笑)。

フリードとシエンタの価格を考察してみた

しかも競争してないため品質だって低い。今回試乗したフリードのTVチューナー、普通ならデムパビンビンの横浜なのにワンセグになっちゃうほど感度悪い。フリードが気に入ったけれど、乗り出し価格高くてやめようかと思っているのなら、ホンダアクセス分を全てカットすればいい。社外ナビと、社外ETC、社外フロアマットなど使うことで20万円以上安くなる。

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