今月の登録台数を見て驚く! マツダ、前年同月比48.1% 1~6月累計も同57.7%と大低迷していた
自販連が毎年登録台数の統計を発表している。本日、久しぶりにチェックしてみたら、何と! マツダは昨年6月比の48.1%(5818台)と半減してる! 全需どうかとなれば、同89.3%なので10%くらい落ちてます。内容を見ると、トヨタがプリウスなどのリコールにより同87%になっていたりするなど全体的に伸び悩んでいるとはいえ、マツダ突出して悪い。
6月だけ悪いのかとも思って今年1~6月までの累計台数を見ると、やはり同57.7%になっており工場を止めているダイハツを除けばダントツに厳しい。個別車種の販売台数を見ると、1~6月の累計でもっと売れているマツダ車は31位で同92.4%のマツダ2。2番手はCX-5の同64.8%。3番手CX-30で同63.6%。CX-60なんか同20.1%である。少しばかり深刻のように思う。
というのもマツダ2は秋に人気のディーゼルエンジンがカタログ落ちする。ハイブリッドを持たないため燃費良いパワーユニットを失う。CX-5についちゃ次期モデルの計画すらなく、今年になって再開したとも聞くけれど3年近く掛かる。CX-30やマツダ3の後継車だってしばらく出てこない。藤原前副社長の商品戦略のずさんさが解ると思う。
まるで第2次世界大戦の大本営のような楽観論と思い込みによる商品戦略だった。当時から相当激しく藤原さんや取り巻きとやりあったものの、のれんに腕押し。戦時中に東条英機や本土決戦を譲らなかった面々とやりあった皆さんも同じ気持ちだったと思う。ドイツが負けた20年5月に日本も敗戦宣言すれば広島や長崎に原爆を落とされることも、ソ連に侵攻されることもなかった。
バイデン大統領や、運転免許の返納をすすめても全く話にならない高齢者にも言えることながら、ガンコなクソジジイのため社会は疲弊する。脱線した。マツダでした。スカイアクティブXの先行試乗会で人見さんと大げんか。このあたりから私はマツダについて厳しく書いてきた。その答えが今年になって出てきたということなんだと思う。当時の皆さん取材くらい受けるべき!
今後どうなる? アメリカ市場についていえば、社長になる前の毛籠さんが戦略を練っていた。直近でCX-50のハイブリッドも上市している。厳しいと思うけれど、何とか踏みとどまれると思う。日本が厳しい。乗り心地やパワートレーンの改良を行ったCX-80を出すものの、起死回生となるかといえば、CX-60で凹んだ分を取り返すことも難しいと考える。
日本全国のマツダファンは、今こそ新車を買ってマツダを応援すべきだと思う。というか、一段と苦労すること間違いない直近の1年で新車を買わない人はマツダファンと言えない。新鋭CX-80でも、将来的な投資だと考えロードスターでも、熟成の域に達したCX-5でもいい。個人的には弱点が無くなったらCX-60の素のディーゼルなんか魅力的です。
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実を言うと、マツダの株主なんです。
ロードスター2.0 早く出してよ!
CX-60が出てから、1年は経つんでしょうかね。
マツダの車って、フルモデルチェンジして「あ、街中で見るようになったな」と思ってから、今度はあまり見なくなったなと思うまで、意外と早いんですよね。
アーリーアダプター(MX-30、CX-60のように多少難があっても乗ってみたい人)や既納客の乗り換えが行き届いたら急に売れなくなる感じ。
実際はマツダ2やCX-5で食っていたのにハイブランド志向のCX-60に軸足を置こうとして失敗…というのが、昔のファミリアやカペラで食っていたのにセンティアやユーノス(ロードスター除く)を出して墜落というのと被って見えて少々心配です。
輸入には不利になる円安になる手前でマツダ2を外国生産に切り替えました。日本に取っておけばラインの稼働率キープと輸出に寄与したでしょうに…
マツダの国内販売がこれほどまでに酷いとは思っていませんでした。
マツダを応援したいのはやまやまですが残念ながら買いたい車、買える車が無いのです。
海外向けに大きく舵を取り、国内を疎かにしたのはマツダ自身ですから仕方ないことだと思います。
コンパクトカーとミニバンの開発をやめてラージ群とスカイアクティブXに力を注いでいた頃から予測できていたのかもしれません。
過去の危機を救ってくれたのは5代目ファミリアや初代デミオなどのコンパクトカーだったのにね。
今のマツダの国内ラインナップだと販売会社が本当に可哀そうです。
しかしながら海外に目を向けると魅力的なマツダ車がありますね。
CX-50なんかはその代表的な車でCXシリーズの中でも1番カッコいいと思います。
中国でお披露目されたARATAやEZ-6も抜群のデザインで内外の評価も高いようです。
もしこの3車が国内に導入されればかなりのインパクトがあるでしょう。
出来がイマイチだと言われているCX-60ですが、もしARATAのデザインで出ていたら多少の出来の悪さには目をつむりカッコよさに惹かれて購入する人も少なくないと思います。
そしてCX-50の国内導入を望む声も高いようです。
是非ともそういう声に耳を傾けて国内販売会社やユーザーの為にも魅力的な車を導入してほしいものです。
阿南陸軍大臣は大分県竹田市出身です。広瀬武夫氏も竹田市出身です。阿南惟幾氏は、陸軍大学で石原莞爾と同期です。実は昨年までマツダの株をわが家は持っていましたが、結局売りました。6万円利益が出ました。良いときに売りました。わたしのまわりはマツダ車に乗ってる人が多いです。何でもそうだけど、上に立つ人がしっかりしてないとダメですね!いつもそう思います
マツダユーザーおよび自動車関連企業に勤めてます(どのメーカーの車に乗っても全く問題ありません)。
CX-60はみなさまご存じの通り
あの品質でよく市場に出したなぁという思いがありますし
既存の車がズバ抜けて燃費がいいわけでもなく車内も広いわけでもない。CX-60を除き最新車種でも2019年のCX-30ということ。
個人的な思いですが
日本市場特有の広くてコストパフォーマンスのいい車を自国に作れないのは数字としてあからさまにでてきますでます。
海外市場も大事ですが・・・
これを新しくなった今の経営人が
どう感じて動くか動かないかで業界再編もあり広島や山口の経済が大打撃になるかもしれませんね。
やらかしたダイハツが激減してるのは当然ですが、マツダもここまで売れてないのは凄いですね。国内向けに新型車が出ていないのが一番の原因でしょうけど(日産と同じ)マツダの経営陣は利益率の大きいラージメインで行くつもりでしょうから国内市場はどうでも良いと思ってるのかもしれませんね。ネットで持ち上げてるマツダ信者は口ばかりで買わないしもう相手にしないことにしたんじゃないですかね?近い将来にはコンパクトクラスは切り捨ててCX-3がヤリスクロスのOEM、MAZDA2はヤリスのOEMになるんじゃないかと思います。あとミニバンもノア&ヴォクシーのOEMで。あとは試作車レベルのラージクラスメインで自称高級ブランドを目指すとか。まああくまでも自称で誰も認めないでしょうけど。
いっそ非HVのロータリーで¥1000万円とかCX-60も北米向けに6000CCのV8エンジン搭載とかで売れば好きな人が買ってくれるかもしれませんね。
ネタでしげの秀一氏のスポンサーになってMFゴーストとかで採用してもらえば売れたりして。
どのみち国内市場ではどんどん落ち目になるメーカーでしょうね。でもいつも不思議に思うのですがブラックサタンの経営責任は追及しないんですかね?それこそ軍法会議にかけるとか。
2008年から約10年間でマツダ車を3台買いました。GHアテンザスポーツ、GJアテンザセダン、CX-5です。そのくらいマツダファンでしたが、途中からマツダのユーザーを軽視した経営方針やリコールが多発するほど完成度が低いことに疑問を感じて、他社に乗り換えました。自分たちの作りたい車作りを優先してきた姿勢は、一部の刺さる人には刺さるやり方ですが、そのやり方をどんどん尖らせた結果が今の販売台数に現れているのでしょう。経営危機と奇跡の復活を繰り返してきたメーカーだから、また次もきっと…と信じたいマツダ信者もいるでしょうが、今回ばかりは挽回がかなり厳しくなってきているように思います。SKYACTIV-Xという黒歴史だけでなく、MX-30とかいう誰が見ても売れない車を開発したり、待望のラージ商品の第一弾がとんでもない未完成品だったり、この数年は圧倒的に悪いイメージの強いメーカーになっています。頼みの綱は旧世代から延命されているCX-5で、新世代への移行が進まないどころか、ラインナップがぐちゃぐちゃです。おそらく技術力は高いはずなのに、経営戦略ミスと開発の統率力不足、品質管理の杜撰さなどが大きく足を引っ張っているのだろうと思います。かつては大好きなメーカーでしたが、もはや乗り換えの際に候補に挙がることもなくなってしまい、残念です。
記事のテーマと異なって申し訳ないのですが、
ホンダが良い数字なのは何故でしょうね?
やはり、CX-8を切ってしまったのがマズいのでは?
コンスタントに月1500台程売り上げ、時には4000台も売れる車種を廃止して、相当値上げされたCX-80じゃ誰も買わないんじゃないか?
コスパが良いからCX-5もCX-8も売れたのに。